1374年 |
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佐敷の苗代の屋敷に生まれ、祖母の名を貰ってマシューと名付けられる。 |
1歳 |
1376年 |
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弟のマサンルーが苗代の屋敷で生まれる。 |
3歳 |
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9月 |
馬天ヌル(64)が亡くなり、叔母のマカマドゥ(20)が馬天ヌルを継ぐ。 |
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父親のサクルーが美里之子の道場の師範代となり、苗代大親と呼ばれるようになる。 |
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1378年 |
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弟のヤグルーが苗代の屋敷で生まれる。 |
5歳 |
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12月 |
早田三郎左衛門が馬天浜に来る。兄のサハチ(7)と一緒に入り浸り。 |
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1379年 |
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妹のマナミーが苗代の屋敷で生まれる。 |
6歳 |
1380年 |
3月 |
島添大里按司が八重瀬按司(汪英紫)に攻め滅ぼされる。 |
7歳 |
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父が佐敷按司になり、佐敷グスクに移る。 |
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1381年 |
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妹のマカマドゥが佐敷グスクで生まれる。 |
8歳 |
1382年 |
12月 |
早田三郎左衛門が馬天浜に来る。サハチと一緒に入り浸り。
自然とヤマトゥ言葉がしゃべれるようになる。 |
9歳 |
1383年 |
|
弟のマタルーが佐敷グスクで生まれる。 |
10歳 |
1385年 |
1月 |
ヌルになるため馬天ヌルの弟子になる。 |
12歳 |
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2月 |
大グスク按司が島添大里按司(汪英紫)に滅ぼされる。 |
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汪英紫の次男のシタルー(汪応祖)が大グスク按司となる。 |
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1386年 |
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妹のマチルーが佐敷グスクで生まれる。 |
13歳 |
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12月 |
早田三郎左衛門が息子の左衛門太郎と武芸者のヒューガを連れて馬天浜に来る。 |
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|
兄のサハチが山伏クマヌの案内で左衛門太郎とヒューガと一緒に琉球の旅に出る。 |
|
1387年 |
2月 |
サハチが旅から帰る。 |
14歳 |
|
5月 |
サハチがヒューガと一緒に早田三郎左衛門の船に乗ってヤマトゥ旅に出る。 |
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8月 |
マチルギが佐敷に来て剣術の修行をする。 |
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1388年 |
1月 |
馬天ヌル(32)と一緒に、マチルギから剣術を習い始める。 |
15歳 |
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|
サハチがヤマトゥから帰る。 |
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|
|
弟のクルーが佐敷グスクで生まれる。 |
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1389年 |
1月 |
佐敷ヌルになる。東曲輪の佐敷ヌルの屋敷に移る。 |
16歳 |
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2月 |
サハチとマチルギの婚礼。 |
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5月 |
馬天ヌルがサハチ夫婦と一緒に旅に出る。 |
|
|
|
旅から帰って来たマチルギが久高島のフボーヌムイで神名を授かり神人になる。 |
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8月 |
大きな台風が来て、馬天浜の馬天ヌルの屋敷が壊れる。 |
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11月 |
馬天ヌルが久高島から帰る。 |
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1390年 |
1月 |
祖父サミガー大主が隠居して、叔父のウミンターが跡を継ぐ。 |
17歳 |
|
6月 |
ドゥナン島(与那国島)のユミが馬天浜に来て、苗代大親と結ばれる。 |
|
1391年 |
2月 |
馬天ヌルがササを産む。 |
18歳 |
|
4月 |
今帰仁合戦。父が出陣する。 |
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1392年 |
1月 |
父が隠居して兄のサハチが佐敷按司になる。 |
19歳 |
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|
頭を丸めた父は東行法師を名乗り、弟のマサンルーを連れて旅に出る。 |
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|
2月 |
馬天ヌルが志喜屋ヌルから贈られた勾玉を父から貰う。 |
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6月 |
ドゥナン島のツカサが馬天浜に来て、苗代大親にナーシルの事を知らせる。 |
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8月 |
ウニタキが望月党に家族を殺されて佐敷に逃げてくる。 |
|
1393年 |
1月 |
父は久高島に行き、祖父が東行法師になって旅に出る。 |
20歳 |
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|
早田左衛門太郎が馬天浜に来る。 |
|
|
5月 |
ヒューガが山賊になるために佐敷から出て行く。 |
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7月 |
マチルギが女子サムレーを結成して、屋敷を守らせる。 |
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1394年 |
1月 |
弟、マサンルーの婚礼。 |
21歳 |
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3月 |
ウニタキの婚礼。 |
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|
5月 |
島添大里按司(汪英紫)が島尻大里グスクを攻め落とし、山南王となる。 |
|
|
6月 |
ダティグ村のツカサが馬天浜に来て、苗代大親にナーシルの事を知らせる。 |
|
1395年 |
1月 |
妹のマカマドゥとナツが剣術の稽古を始める。 |
22歳 |
|
2月 |
妹のマナミーが玉グスクの若按司に嫁ぎ、弟のヤグルーに玉グスク按司の娘ウミチルが嫁ぐ。 |
|
|
10月 |
察度が亡くなり、武寧が中山王になる。 |
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1396年 |
1月 |
馬天ヌルがウタキ巡りの旅に出る。南部東方を巡る。 |
23歳 |
|
|
早田左衛門太郎が馬天浜に来る。 |
|
|
6月 |
ササ(6)が馬天浜でマッサビ、ブナシルたちと会う。 |
|
1397年 |
1月 |
妹のマカマドゥが知念の若按司に嫁ぐ。 |
24歳 |
|
|
馬天ヌルがウタキ巡りの旅に出る。南部西方を巡る。 |
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|
5月 |
サハチたちと一緒に久高島に行き、フボーヌムイに3日間籠もり、神様から琉球の歴史を聞く。 |
|
1398年 |
1月 |
馬天ヌルがウタキ巡りの旅に出る。中部を巡る。 |
25歳 |
1399年 |
1月 |
馬天ヌルがウタキ巡りの旅に出る。中北部を巡る。 |
26歳 |
|
5月 |
サハチたちと一緒に島尻大里、浮島、浦添を旅する。 |
|
1400年 |
1月 |
弟のマタルーが八重瀬按司(達勃期)の娘を嫁にもらう。 |
27歳 |
|
|
馬天ヌルがウタキ巡りの旅に出る。北部を巡る。 |
|
|
|
シンゴが馬天浜に来る。シンゴは佐敷ヌルに一目惚れするが気づかない。 |
|
|
4月 |
シンゴが佐敷を去り、慶良間の島に寄って対馬に帰る。 |
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|
5月 |
サハチたちと一緒に玉グスク、島尻大里、浮島、浦添を旅する。 |
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|
12月 |
旅から帰った馬天ヌルから古い勾玉をもらう。 |
|
1401年 |
3月 |
サハチが懐機を客人として迎える。 |
28歳 |
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5月 |
馬天ヌルと一緒に知念のウタキ巡りの旅に出る。 |
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|
11月 |
山南王の汪英紫が亡くなり、八重瀬按司(タブチ)と豊見グスク按司(シタルー)の家督争いが始まる。 |
|
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|
サハチが東方の按司たちと一緒に、島添大里グスクを攻める。 |
|
1402年 |
1月 |
シンゴが馬天浜に来る。 |
29歳 |
|
|
サハチが島添大里グスクを攻め落として島添大里按司になる。 |
|
|
2月 |
シンゴが引っ越しを手伝うために佐敷グスクに出入りする。
シンゴと結ばれる。 |
|
|
|
島添大里グスクのお祭り。お祭り奉行を務める。 |
|
|
4月 |
シンゴ、佐敷を去り、慶良間の島に寄って対馬に帰る。 |
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|
10月 |
祖父のサミガー大主が亡くなる。 |
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|
12月 |
シンゴの娘、マユを産む。 |
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1403年 |
1月 |
弟のクルーが山南王(汪応祖)の娘ウミトゥクを嫁に貰う。 |
30歳 |
|
|
シンゴが馬天浜に来て娘マユと会う。 |
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|
4月 |
弟のマタルーと従弟のマガーチが、シンゴの船に乗ってヤマトゥ旅に出る。 |
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1404年 |
1月 |
サハチが奥間に行く。 |
31歳 |
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|
シンゴが馬天浜に来る。 |
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|
3月 |
祖母が亡くなる。 |
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4月 |
弟のクルーとサムがシンゴの船に乗ってヤマトゥ旅に出る。 |
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|
|
明国から初めて冊封使が来る。 |
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5月 |
シンゴが対馬に帰る。 |
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1405年 |
1月 |
シンゴが馬天浜に来る。 |
32歳 |
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2月 |
母方の祖母が亡くなる。 |
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|
3月 |
サハチが島尻大里グスクの婚礼に行く。 |
|
|
5月 |
シンゴが対馬に帰る。 |
|
1406年 |
1月 |
シンゴが馬天浜に来る。 |
33歳 |
|
2月 |
サハチが首里グスクを奪い取る。
馬天ヌル、マチルギ、フカマヌルと首里のマジムン退治をする。 |
|
|
|
馬天ヌル、マチルギ、フカマヌルと勝連のマジムン退治をする。
勝連グスクからツキシルの石が光るのを見る。 |
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|
|
ヌルたちによる中山王就任式。父(53)が思紹という名で中山王になる。 |
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|
3月 |
月代の石を首里グスクのキーヌウチに遷座する。 |
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|
5月 |
シンゴが対馬に帰る。 |
|
1407年 |
1月 |
シンゴが馬天浜に来る。 |
34歳 |
|
|
サハチが進貢船に乗って明国に旅立つ。 |
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|
2月 |
首里グスクのお祭り。お祭り奉行を務める。
偽者の中山王がスズナリに殺される。 |
|
|
3月 |
馬天ヌルが久高島のフボーヌムイに籠もる。 |
|
|
4月 |
馬天ヌルがヤンバルに旅立つ。 |
|
|
5月 |
シンゴが対馬に帰る。 |
|
|
7月 |
サハチたちが無事に帰国。 |
|
|
|
三姉妹の船に乗って張三豊とシンシンが琉球に来る。 |
|
|
8月 |
思紹、マチルギ、三姉妹たちと一緒に慶良間の島に行く。 |
|
|
11月 |
首里グスクで三つの婚礼が行なわれる。
サハチの長男サグルー、マウシ(護佐丸)の妹マカトゥダルを妻に迎える。
サハチの次男ジルムイ(尚忠)はサム(勝連按司後見役)の娘ユミを妻に迎える。
マウシは苗代大親の娘マカマドゥを妻に迎える。 |
|
|
|
三姉妹が明国に帰る。張三豊とシンシンは琉球に残る。 |
|
1408年 |
1月 |
シンゴが馬天浜に来る。 |
35歳 |
|
3月 |
思紹の久高島参詣。イシムイの襲撃に遭う。 |
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|
4月 |
丸太引きのお祭りで、丸太の上で舞う。 |
|
|
5月 |
マチルギたちと一緒にヤマトゥに行く。
馬天ヌルとヒューガ、フカマヌル、チルー、ササ、シンシン、シズ、張三豊も行く。 |
|
|
6月 |
対馬でシンゴの妻、ウメと会う。 |
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|
8月 |
対馬のワタツミ神社で豊玉姫を知る。 |
|
1409年 |
1月 |
ヤマトゥから帰国。 |
36歳 |
|
2月 |
ユリから笛を習い始め、ユリはお祭りの準備を手伝う。 |
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|
4月 |
佐敷グスクのお祭りで笛を披露する。フカマヌルが娘を連れて来る。 |
|
|
|
シンゴが対馬に帰る。
サハチがウニタキ、懐機と一緒に交易船に乗ってヤマトゥと朝鮮に行く。 |
|
|
7月 |
三姉妹の船が琉球に来る。 |
|
|
|
マチルギと一緒に三姉妹を連れて久高島に行く。
フボーヌムイに籠もり、神様から英祖の宝刀を探せと言われる。 |
|
|
|
メイユーと一緒に英祖の宝刀を探し、越来で短刀を見つける。 |
|
|
9月 |
平田グスクのお祭りで初めて書いたお芝居「浦島之子」を上演する。 |
|
|
10月 |
馬天浜のお祭りで「サミガー大主」初演。 |
|
|
|
三姉妹が帰る。 |
|
|
|
波之上で察度の娘の浦添ヌルの声を聞き、勝連の呪いは解けていないと言われる。 |
|
|
|
馬天ヌルと一緒に勝連に行ってマジムン退治をするが、マジムンはいない。 |
|
|
11月 |
久高島に行き、神様に報告する。 |
|
|
12月 |
サハチたちが無事に帰国。ササがナナを連れて来る。 |
|
1410年 |
1月 |
シンゴが馬天浜に来る。 |
37歳 |
|
2月 |
首里グスクのお祭りで「察度」初演。 |
|
|
3月 |
思紹が張三豊と一緒に進貢船に乗って明国に行く。 |
|
|
4月 |
佐敷グスクのお祭りで「瓜太郎」初演。 |
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|
|
シンゴが対馬に帰る。交易船に乗ってササたちがヤマトゥに行く。 |
|
|
7月 |
三姉妹の船が浮島に来る。 |
|
|
|
メイユーの願いがかなってサハチの側室になる。 |
|
|
|
従妹のシビーがメイユーの弟子になる。 |
|
|
8月 |
与那原グスクのお祭りで「運玉森のマジムン屋敷」初演。 |
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|
10月 |
馬天浜のお祭りで「サミガー大主・その二」初演。 |
|
|
|
三姉妹が帰る。メイユーの弟子のシビーを預かる。 |
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|
|
思紹と張三豊が無事に帰る。 |
|
|
12月 |
ヤマトゥから帰って来たササがセーファウタキで豊玉姫と会う。 |
|
|
|
佐敷ヌルの勾玉が安須森ヌルの物だとわかる。 |
|
1411年 |
1月 |
ササ、馬天ヌル、サスカサと一緒にセーファウタキで豊玉姫とアマン姫に会う。
豊玉姫から安須森の事を詳しく聞いて、安須森ヌルを継ぐ決心をする。 |
38歳 |
|
2月 |
シンゴが馬天浜に来て、左衛門太郎の帰国を知らせる。 |
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|
|
島添大里グスクのお祭り「酒呑童子」初演。 |
|
|
3月 |
久高島参詣に行ったササが久高島の神様から舜天の誤解を解いて、舜天の父親の事を調べてくれと頼まれる。 |
|
|
|
舜天の誤解を解くため、ササと相談して、舜天のお芝居を作る。 |
|
|
4月 |
佐敷グスクのお祭りで「舜天」初演。 |
|
|
|
ユリとシビーと一緒に与那原に行き張三豊の指導を受ける。 |
|
|
5月 |
シンゴが対馬に帰る。
交易船に乗ってサスカサがササたちと一緒にヤマトゥに行く。 |
|
|
6月 |
山南王のシタルーからサハチに贈られた側室ハルが島添大里グスクに来る。 |
|
|
7月 |
サハチがチューマチのためにミーグスク築き始める。 |
|
|
|
ハルを連れて与那原に行き、お祭りの準備を始める。 |
|
|
|
三姉妹の船が鉄炮と火薬を持ってくる。 |
|
|
8月 |
与那原グスクのお祭り。お芝居は「瓜太郎」と旅芸人の「浦島之子」 |
|
|
|
メイユーたちが与那原に行き、張三豊の一か月の修行を始める。 |
|
|
9月 |
平田グスクのお祭りで「かぐや姫」初演。 |
|
|
10月 |
馬天浜のお祭りで「サミガー大主・その三」初演。 |
|
|
|
三姉妹が帰る。 |
|
1412年 |
1月 |
シンゴが早田左衛門太郎を連れて馬天浜に来る。 |
39歳 |
|
2月 |
首里グスクのお祭りで「鎮西八郎為朝」初演。 |
|
|
|
島添大里グスクのお祭り。「かぐや姫」でハルがかぐや姫を演じる。 |
|
|
4月 |
浦添グスクのお祭りで、旅芸人の座頭から「小松の中将様」のお芝居を作ってくれと頼まれる。 |
|
|
|
ササたちと安須森に行き、安須森の封印を解く。 |
|
|
5月 |
交易船に乗ってササたちと一緒にヤマトゥに行く。 |
|
|
6月 |
坊津に着き、一文字屋の船に乗って博多に行く。 |
|
|
|
豊玉姫のお墓に行き玉依姫に挨拶をする。
玉依姫から平家を調べるなら厳島の弥山に行きなさいと言われる。
玉依姫が思い出して、壇ノ浦の生き残りが久留米の水天宮にいると言う。 |
|
|
|
水天宮に行き、千代尼から壇ノ浦の合戦の事と平維盛の事を聞く。 |
|
|
|
上関で村上あやと会い、あやの案内で厳島に行き弥山に登る。 |
|
|
|
シンシンがアキシノの声を聞き、平維盛と一緒に琉球に行ったアキシノから平維盛の事を聞く。
シンシンの青い勾玉はアキシノが弥山で見つけて琉球に持って行った勾玉だった。
アキシノと京都の平野神社で会う約束をして別れる。 |
|
|
7月 |
京都に着き高橋殿と会い、船岡山に行ってスサノオに挨拶をして平野神社に行く。 |
|
|
|
アキシノの声が聞こえ、平維盛は大原の寂光院にいるというので高橋殿の案内で寂光院に向かう。 |
|
|
|
寂光院でササと一緒に笛を吹くと平維盛が現れて華麗に舞い、高橋殿も舞い始める。
平維盛から、屋島を逃げ出して熊野に行き、琉球に行った話を聞く。 |
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|
|
京都に戻るとパレンバンの人たちが来ていて、シーハイイェンたちと再会する。 |
|
|
|
シーハイイェンたちも一緒に将軍様の御所に移る。 |
|
|
|
御台所様に従って、伊勢の神宮参詣に行く。 |
|
|
|
外宮でホアカリに挨拶して、小俣神社でトヨウケ姫に挨拶して、内宮をお参りした時、龍神が封じ込められているとササに言う。 |
|
|
|
伊勢から帰り、住心院の御精進屋に入って心身を清め、御台所様と高橋殿と一緒に熊野に向かう。 |
|
|
|
一緒に熊野に来たアキシノから聞いて平維盛の足跡を追う。 |
|
|
|
高原谷で面打ち師の石王兵衛と再会し、石王兵衛が打った面に感動する。 |
|
|
8月 |
新宮の神倉山でスサノオとユンヌ姫が探してくれた鳥居禅尼から平維盛の事を聞く。 |
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|
|
色川村で山伏の福寿坊と出会い、福寿坊は琉球に行きたいと言って付いてくる。 |
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|
|
尾張の国の瀬戸に行き、サタルーは真剣な顔して焼き物作りを見る。 |
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|
|
シーハイイェンたちが京都を去り、小浜に向かう。 |
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9月 |
京都を去り、一文字屋の船に乗って博多に向かう。 |
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|
10月 |
水天宮に行き、千代尼に報告する。 |
|
|
|
博多で再会したシーハイイェンたちを対馬に連れて行く。 |
|
|
12月 |
交易船とパレンバンの船は帰るが、ササたちと一緒に対馬に残る。 |
|
1413年 |
1月 |
マグサの船に乗って対馬を去り、奄美大島に寄って琉球に帰る。 |
40歳 |
|
|
「小松の中将様」の台本作りに熱中する。 |
|
|
2月 |
首里グスクのお祭りでサハチがスサノオの声を聞いたとササから聞いて驚く。 |
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|
|
ササたちと一緒にヤンバルに旅立つ。 |
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|
|
浦添でカナと一緒に朝盛法師にお礼を言い、仲順で舜天にお礼を言い、長老たちに歓迎される。 |
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|
今帰仁のクボーヌムイでアキシノと平維盛と再会し、安須森でスサノオと豊玉姫に会う。 |
|
|
|
旅から帰って、奥間ヌルの勾玉が安須森ヌルの妹シチャラヌルの勾玉だとわかったとサハチに知らせる。 |
|
|
|
島添大里グスクのお祭りで、ササとユリと一緒に笛を吹く。 |
|
|
3月 |
娘のマユ(12)がヌルの修行を始める。 |
|
|
5月 |
お芝居の台本「小松の中将様」が完成する。 |
|
|
|
シンゴが対馬に帰る。
交易船に乗って浦添ヌルと福寿坊がササたちと一緒にヤマトゥに行く。 |
|
|
6月 |
手登根の初めてのお祭りで「小松の中将様」を初演。 |
|
|
7月 |
各地のヌルたちを連れて安須森参詣に行く。 |
|
|
|
安須森参詣から帰り、「豊玉姫」の台本を書き始める。 |
|
|
|
三姉妹の船とパレンバンの船が一緒に来る。
メイユーは6月に女の子ロンジェン(龍剣)を産み、琉球には来ない。 |
|
|
8月 |
島添大里グスクで十五夜の宴。 |
|
|
10月 |
山南王のシタルーが殺され、南部で戦が始まる。 |
|
|
11月 |
八重瀬グスクが落城して、サスカサとお清めをする。 |
|
|
|
ササたちがヤマトゥから帰国する。 |
|
|
12月 |
島添大里グスクに来た小渡ヌルと再会する。 |
|
1414年 |
1月 |
若ヌルのマユと一緒に八重瀬グスクの新年の儀式を行う。 |
41歳 |
|
|
セーファウタキで豊玉姫によって安須森ヌルに就任する。
マチは佐敷ヌルに、サチは平田ヌルに就任する。 |
|
|
|
シンゴが早田六郎次郎と愛洲次郎を連れて馬天浜に来る。 |
|
|
2月 |
首里のお祭りで「豊玉姫」を初演。
玉依姫のマレビト神が異母兄のサルヒコだった事をササから聞かれて説明する。 |
|
|
|
島添大里グスクのお祭りで、ハルとシビーが初めて書いたお芝居「ウナヂャラ」が上演される。 |
|
|
3月 |
丸太引きのお祭りの後、マユをササの弟子たちと一緒に張三豊に預けて一か月の修行をさせる。 |
|
|
4月 |
一月遅れの久高島参詣に行き、小渡ヌルが久高ヌルを継ぐ。
大里ヌルが初めて朝日を見て感動する。 |
|
|
|
佐敷グスクのお祭りで、ハルとシビーの新作「馬天ヌル」が上演される。 |
|
|
|
ササがセーファウタキで豊玉姫によって運玉森ヌルに就任する。 |
|
|
|
ササが連れて来た玻名グスクヌルを預かり、剣術を教える。 |
|
|
5月 |
シンゴと早田六郎次郎が対馬に帰る。
愛洲次郎はササと一緒に南の島を探しに行くため琉球に残る。
交易船にはササの代わりにタミーが乗って行く。 |
|
|
6月 |
若ヌルをサスカサに預けて、サハチたちとササたちと一緒に久米島に行く。 |
|
|
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久米島の北目村で新垣ヌルと会い、新垣森のウタキで、クミ姫の姉のウムトゥ姫がアーラタキからイシャナギ島に行った事がわかる。 |
|
|
|
堂村でニシタキヌルのクイシヌと会い、クイシヌと一緒にニシタキに登り、クミ姫にスサノオと豊玉姫の話をする。 |
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|
|
堂ヌルの案内でササたちと一緒にアーラタキに登る。 |
|
|
|
クイシヌのマレビト神がサハチのような気がして会わせないようにしていたが、2人は会ってしまいニシタキに登り、スサノオたちと酒盛りをする。 |
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手登根グスクのお祭りで、ハルとシビーの新作「王妃様」が上演される。 |
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|
7月 |
ヌルたちの安須森参詣。
玻名グスクヌルが安須森で神憑りになって、シヌクシヌルの遺骨を捜し出し、シヌクシヌルの勾玉を身に付けて、シヌクシヌルを継ぐ覚悟を決める。 |
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玻名グスクヌルが山グスクに行き、張三豊のもとで一か月の修行を始める。 |
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三姉妹の船と一緒にパレンバンの船とジャワの船も来る。 |
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8月 |
与那原グスクのお祭り。
ハルとシビーの新作のお芝居「武当山の仙人」で、ササが張三豊を演じ、シンシンがチャンオー、ナナがフーイーを演じる。 |
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サスカサが久高島から大里ヌルを連れて来て島添大里グスクの十五夜の宴が催される。
大里ヌルのマレビト神が二階堂右馬助だとわかる。 |
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9月 |
愛洲次郎の船に乗って、サシバを追って、ミャーク(宮古島)を目指して浮島を船出する。
一緒に行ったのは娘のマユ、ササ、シンシン、ナナ、ササの弟子のチチーとウミとミミとマサキ、玻名グスクヌル、与那原の女子サムレーのミーカナとアヤー、愛洲次郎とその家臣たち、そして、ユンヌ姫とアキシノ。 |
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3日目の正午過ぎ、大神島に着いて上陸する。 |
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対岸の狩俣に上陸すると、サミガー大主を知っている老人クマラパと出会う。 クマラパに連れられてクマラパの妻で女按司のマズマラーと会う。
30年前にミャークが佐田大人という倭寇にやられた事を知って驚く。 |
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愛洲次郎の船に戻って白浜に行き、クマラパと娘タマミガの案内で与那覇グスクに行き、与那覇勢頭と会う。 |
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与那覇勢頭と一緒に漲水ウタキに行き、漲水のウプンマと会う。 |
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根間グスクに行き、目黒盛豊見親と会う。 |
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クマラパの案内で野崎に行き、アコーダティ勢頭と会う。 |
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歓迎の宴の翌朝、漲水のウプンマが訪ねて来て、ウムトゥ姫の娘のウパルズが池間島にいて、狩俣の神様は琉球から来たと聞き、漲水のウプンマと一緒に狩俣に戻る。 |
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船立ウタキ、糸数グスク跡、ウプラタスグスク跡を見て、狩俣に行き、マズマラーと一緒にウタキに入って、狩俣の祖神マヤヌマツミガからミャークの歴史とウムトゥ姫の事を聞く。 |
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池間島に行き、池間按司からイシャナギ島(石垣島)に行った妹マッサビの事を聞く。 |
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ナナムイウタキでウパルズに歓迎されるが、ウパルズはクマラパを呼び、30年前の事を責める。 |
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クマラパは当時の事を話し、戦の後にクマラパが野城按司と高腰按司を再興した事を認めてウパルズはクマラパを許す。 |
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大嶽に登り、ササと一緒に熊野権現で鎮魂の曲を吹くと、大嶽按司の声が聞こえるが突然、大雨が降って来てガマの中に逃げる。 |
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赤名ウタキでウパルズの孫の赤名姫と会う。 |
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赤崎のウタキに行き、赤崎姫からアマミキヨの事を聞く。 |
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上比屋に行きムマニャーズと会い、アキシノは初代上比屋按司だったハツネと再会する。 |
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百名に行き、百名姫から300年前の大津波の事を聞く。 |
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保良に行き、寿姫から、昔、保良の船が馬天浜に行って大里按司と取り引きしていたと聞いて驚く。 |
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アラウスのウプンマと出会い、アマミキヨが上陸した砂浜に行く。
ササと一緒にアラウスのウタキで、アマミキヨの子孫の神様からアマミキヨの事を聞く。
アマミキヨがミャークに来た事がわかって、ミャークに来た甲斐があったと感動する。 |
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野城に行き、先代の女按司マムヤと会う。
野城のお墓で初代野城按司の声を聞き、初代野城按司が琉球から逃げて来た北原按司だった事を知る。 |
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高腰グスクに行き、ササと一緒に熊野権現で鎮魂の曲を吹くと、スサノオの声が聞こえ、スサノオ、ユンヌ姫、アキシノ、ウパルズ、池間姫、赤崎姫、百名姫、漲水姫、赤名姫が姿を現して、一緒に酒盛りを楽しむ。 |
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石原グスクに行き、先代の按司だったクマラパの妹チルカマと会う。 |
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伊良部島に行き、久米島から来たトゥムと会う。
長山ウタキでヤマトゥの神様から延々と話を聞く。 |
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ミャークを去り、イシャナギ島(石垣島)に向かう。 |
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来間島に行き、ウプンマの娘インミガに歓迎される。 |
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多良間島に行き、女按司のスタタンのボウと会う。
愛洲次郎はボウの夫のハリマから祖父の活躍を聞く。 |
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イシャナギ島の北部の平久保に着き、平久保按司に会う。
平久保按司は愛洲次郎の祖父に命を助けられていて、恩返しができると愛洲次郎を歓迎する。 |
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名蔵に着き、女按司のブナシルとフーツカサのマッサビとヌルたちと会う。 |
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マッサビと一緒にノーラオンに行き、ノーラ姫と会い、スサノオがウムトゥ岳の山頂で待っている事を知る。 |
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ウムトゥ岳に登りながら、大城のツカサと新城のツカサから、ヤキー(マラリア)によって村が全滅して、未だに村に帰れないと聞いて驚く。 |
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ウムトゥ岳の中腹にあるナルンガーラに着き、マッサビの屋敷で一休み。
ササと一緒に、マッサビに連れられてナルンガーラのウタキに行き、ウムトゥ姫と会い、ヤキーの事を聞く。 |
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酒と料理を持ってウムトゥ岳の山頂に行き、熊野権現でササと一緒にが鎮魂の曲を吹くと、ウムトゥ姫とノーラ姫、ノーラ姫の長女の二代目ウムトゥ姫、次女の二代目ノーラ姫、三女のヤラブ姫、長男のテルヒコ、四女のクバントゥ姫、五女のメートゥリ姫が現れる。
ウムトゥ姫とノーラ姫から異国の神様の事を聞き、ヤラブ姫からアマミキヨの事を聞く。
スサノオ、ユンヌ姫、アキシノ、赤名姫、ミナクシ、スンダレが現れ、酒盛りに加わる。
ササと一緒に華麗な曲を吹くとサラスワティのヴィーナが合奏する。 |
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マッサビの屋敷で、石城按司が描いたサラスワティの絵を見る。 |
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琉球から来た鍛冶屋のフーキチと会い、フーキチの師匠だったヤキチが玻名グスク按司になったと言うとフーキチは驚き、故郷に帰りたくなったと言う。 |
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名蔵に行き、ブナシルの娘のミッチェと一緒に、シィサスオンでビシュヌと会い、ミズシオンでラクシュミと会う。 |
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ノーラオンでノーラ姫から、サラスワティがヤラブ岳の山頂で待っていると知らされる。 |
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熊野の山伏ガンジューの案内でヤラブ岳に向かう。 |
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ヤラブ岳の山頂でサラスワティと会い、2000年前にアマンの国は沈んでしまったと聞いて驚く。 |
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突然、大きな雷が鳴り響いて、ガマの中に逃げ込むと、ユンヌ姫の声が聞こえて、スサノオとシヴァがヤキー退治をしていると言う。 |
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大雨がやみ、御神崎に行き、名蔵に帰る。 |
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ササの脳裏に苦しんでいるスサノオの姿が浮かび、ササたちと一緒にナルンガーラに行き、マッサビを連れてウタキに行き、スサノオを看病している豊玉姫を見て驚く。 |
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10月 |
5日間寝込んでいたスサノオは快復して豊玉姫と一緒に琉球に帰る。 |
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タキドゥン島(竹富島)に行き、先代按司のタキドゥンと会う。
タキドゥンが島添大里按司の息子で、サミガー大主も馬天ヌルも知っている事に驚く。
若ヌルの案内でマイヌオンに行き、マイヌ姫から昔の話を聞く。 |
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スサノオを送って琉球に行っていたユンヌ姫から、張三豊が琉球を去る事を聞いて驚く。 |
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マッサビたちと別れてクン島(西表島)に行き、ユーツンで、クンダギのツカサとユーツンのツカサに歓迎される。
クン岳に登り、イリウムトゥ姫と会い、クン按司がスサノオと豊玉姫の子孫だと知る。
ユーツンの若者たちを鍛え、50本のヤマトゥの刀を贈る。 |
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ドゥナン島(与那国島)に行き、苗代大親の娘ナーシルと会う。
クマラパは息子と娘との再会を喜ぶ。
ササがナーシルと武当拳の試合をして、ナーシルの強さを認める。 |
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サンアイ村に行き、村人たちに歓迎される。
サンアイ村のツカサのユミから苗代大親との出会いを聞く。 |
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ドゥナンバラ村のツカサの案内で宇良部岳に登り、ユウナ姫と会い、昔の話を聞く。
ラッパの案内で、トゥンガン(立神岩)、サンニヌ台を見る。
ドゥナンバラ村のツカサから琉球に行った時の話を聞く。 |
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ダティグ村のダティグチディでメイヤ姫と会う。
ダティグ村のツカサから琉球に行った時の話を聞く。 |
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ナウンニ村に行くと、ムカラーがいて、ムカラーの2人の子供もいる。 |
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11月 |
ダンヌ村のツカサから琉球に行った時の話を聞いて、ササは幼い頃に馬天浜でマッサビたちに会っていた事を思い出す。 |
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クブラ村に行き、ツカサに連れられてミミシウガンに登り、クブラ姫と会う。
ターカウから来た南遊斎と会い、ターカウの事や琉球に行った時の話を聞く。 |
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ササが愛洲次郎と一緒にどこかに消え、ミッチェとガンジューもどこかに消える。 |
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ササと愛洲次郎、ミッチェとガンジューがサンアイ村に帰り、皆で祝福する。 |
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1月近く滞在したドゥナン島に別れを告げて、ターカウ(台湾の高雄)へと向かう。 |
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12月 |
ポンフー(澎湖)で阿蘇山の神様、阿蘇津姫を知り、気にかかる。 |
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ターカウに着き、クマラパの案内で「宮古館」に行く。 |
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平久保太郎と一緒にキクチ殿と会い、キクチ殿がナナの父親、早田次郎左衛門を知っていたので、ナナは感激する。 |
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トンドの王女アンアンと会う。
アンアンはシーハイイェン、スヒター、メイユーからササの事を聞いて知っている。 |
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キクチ殿の娘カオルの案内で熊野権現に行き、キクチ殿の母親の五峰尼と会い、阿蘇津姫の事を聞く。
阿蘇津姫は武庫津姫、伊勢津姫、瀬織津姫とも呼ばれ、遙か昔に南の国から九州にやって来たと五峰尼が言ったので、南の国とは琉球ではないのかと思う。
ユンヌ姫が豊玉姫に聞きに行こうとしたら、スサノオの声がして、阿蘇津姫はわしらの御先祖様だと言い、阿蘇津姫の勾玉を見つければ、阿蘇津姫に会えるだろうと言う。 |
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ターカウの唐人町にある天妃宮で、神様として祀られているメイユーを見て驚く。 |
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マカタオ族の女首長パランと会い、メイユーの事を聞くと松景寺の慶真和尚が詳しい事を知っているというので会いに行く。 |
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慶真和尚からメイユーの活躍を聞く。 |
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慶真和尚はササたちを遊女屋に連れて行き、死んだはずの太守の妻ヂャンジャランと会わせる。 |
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唐人町にある宮殿で暮らしているアンアンの兄の太守に歓迎される。 |
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イャォジェン(瑤姫)という古い神様に会って来たスサノオが、勾玉は鳥を現していると言ったので驚く。 |
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アンアンの船と一緒にトンド王国(マニラ)に行く。 |
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トンドの天妃宮にも黄金色のメイユーの像があり、トンドの王様が祀ったとアンアンが言う。 |
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アンアンと一緒に宮殿に入り、アンアンの父の王様と会い歓迎される。 |
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歓迎の宴の時、愛洲次郎の船が海賊に狙われているとユンヌ姫が知らせ、ササたちと一緒に船に戻って、海賊たちを待ち伏せして倒す。
海賊の隠れ家に行くと、海賊の首領はヂャンジャランによって殺されている。 |
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宮古館に行き、マフニ、上比屋のツキミガ、来間島のインミガと再会する。 |
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日本人町に行き、南遊斎の息子、小三郎に歓迎される。 |
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弁才天堂に行き、黄金色のサラスワティ像を見る。 |
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アンアンと一緒に山の砦に行く。 |
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明国に行っていた進貢船が帰って来て、使者のヤンランは順天府でクグルーと会い、仲良くなったと言う。 |
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ヤマトゥから佐伯新十郎がトンドに来て、豊玉姫はわしらの御先祖様だと言い、ササは娘のトヨと仲良くなる。 |
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宮殿内の客殿からインドゥ町の「印度館」に移る。 |
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1415年 |
1月 |
トンドで新年を迎え、日本人町の熊野権現で、スサノオ、ユンヌ姫、アキシノ、赤名姫、メイヤ姫、サラスワティと一緒に酒盛りを楽しむ。 |
42歳 |
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ギリムイ姫とホアカリがトンドまで来て、ホアカリに伊勢津姫の事を聞く。
伊勢津姫は瀬織津姫の名で各地に祀られたが、今は瀬織津姫の名は隠されて弁才天として祀られているとホアカリは言う。 |
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シンシンの兄弟子シュヨンカと会い、シュミンジュンの孫だと聞いて驚く。 |
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アンアンと一緒に山の湖に行く。 |
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2月 |
アンアンと一緒にルバン島(ルバング島)に行く。 |
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3月 |
トヨたちと一緒にパラワン島に行き、砂金を採っている彦山の山伏、円通坊と会う。 |
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スサノオたちを送って行ったユンヌ姫が戻って来て、琉球の様子を聞く。
若ヌルたちがユンヌ姫の声が聞こえるようになる。
ユンヌ姫が豊玉姫から瀬織津姫の事を聞いてきて、瀬織津姫は垣花に都があった頃のお姫様で、石器を作る堅い石を求めて、貝殻を持ってヤマトゥに行ったと言う。 |
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4月 |
トンドを去り、アンアンの船を連れて、ミャークの船と一緒にパティローマ島(波照間島)に行く。 |
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ドゥナン島のラッパとフー母娘、アックとユナパ母娘が、琉球に行くために待っていて再会を喜ぶ。
ブドゥマイ村の古いウタキでパティローマ姫と会い、豊姫の事を聞き、佐田大人に滅ぼされた村の事を聞く。
マシュク村のヌルが琉球に行ってサングルミーと出会い、娘を産んだ事を知って驚く。 |
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5月 |
ミャークに着き、アンアンの船と与那覇勢頭の船を連れて、琉球に帰る。 |
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大勢の人たちに迎えられて浮島に上陸し、サハチにナーシルを紹介する。
誰も来ないと寂しい思いをしていた玻名グスクヌルに鍛冶屋のサキチが現れる。
ナーシルは父親の苗代大親と会う。
パティローマ島のペプチとサンクルはサングルミーと会う。 |
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南の島の人たちとトンドの使者たち、首里に行って中山王思紹と会う。 |
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瀬織津姫の勾玉探しはササたちに任せて、島添大里グスクに帰り、サハチに旅の話を聞かせる。
「英祖の宝刀」の中の一つ、小太刀がミャークにあったと言うと、見つかってよかったとサハチは喜ぶ。 |
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6月 |
行方知れずだった玻名グスクヌルが奥間のミワを連れて島添大里グスクに帰って来る。
ミワはサハチを見て、思わず、お父さんと呼んでしまい、それを聞いて唖然とする。 |
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マチルギがやって来て、刀を振り回してサハチを追い回す。 |
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娘のマユがササたちと一緒に愛洲ジルーの船に乗って瀬織津姫に会うためにヤマトゥに行く。 |
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山南王の進貢船が帰国し、冊封使が7月の半ば頃に来るだろうと中山王に伝える。 |
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7月 |
ヌルたちを率いて安須森参詣に行く。南の島のヌルたちもアンアンたちも参加する。
サスカサが今帰仁若ヌルと勢理客若ヌルに武当拳を教え、佐敷ヌルと平田ヌルが仲間はずれにされていたクーイの若ヌルと仲良くなる。 |
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パレンバンの船とジャワの船が来て、張三豊が三姉妹と一緒にムラカに行ったと知らせる。
シーハイイェンたちとスヒターたち、ササがいないとがっかりするが、アンアンがいたので驚き、再会を喜ぶ。 |
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冊封使の船が2隻、浮島に来て、山南王の重臣たちと久米村の役人たちに迎えられて天使館に入る。 |
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島添大里グスクに永楽帝の娘のリーポー姫が来る。 |
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8月 |
豊見グスクで諭祭の儀式と諭祭の宴が行なわれる。 |
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与那原グスクのお祭り。お芝居はハルとシビーの新作「女海賊」、旅芸人たちの「ウナヂャラ」、シーハイイェンたちの「瓜太郎」 |
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サハチと一緒に島尻大里グスクに滞在して冊封の宴の準備を手伝う。 |
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島尻大里グスクで他魯毎の冊封の儀式と冊封の宴が行なわれる。
リーポー姫たち、シーハイイェンたち、スヒターたち、アンアンたちが山南王に会うために島尻大里グスクに来て、他魯毎に歓迎される。 |
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首里グスクで冊封使を迎えて中秋の宴が催され、島添大里グスクでは十五夜の宴が催される。 |
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9月 |
首里グスクで冊封使を招待して重陽の宴が行なわれる。 |
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ミャークの船が帰国する。 |
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リーポー姫たち、シーハイイェンたち、スヒターたち、アンアンたち、山北王に会うためにヒューガの船に乗ってヤンバルに向かう。 |
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10月 |
王女たち、油屋の船に乗って、無事に浮島に帰ってくる。 |
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馬天浜で張三豊を偲ぶお祭りが行なわれ、パレンバン、ジャワ、トンドの人たちの送別の宴も兼ね、大勢の人たちが浜辺に集まって酒盛りを楽しむ。 |
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パレンバン、ジャワ、トンドの船が帰る。 |
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島添大里グスクで娘たちの武当拳の試合が行なわれ、決勝戦でリーポー姫とサスカサが引き分ける。
クチャとスミは試合を見て、武当拳を身に付けたいと思い、ここで修行をする決心をする。 |
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冊封使の船に乗ってリーポー姫たちが帰る。
冊封使の船と一緒に、サングルミーを正使とした中山王の進貢船も船出する。 |
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首里の城下の入り口に完成したジクー寺で、中山王の幹部たちが集まり、来年の今帰仁攻めの相談をする。
マチルギは今帰仁を攻めたらマナビーとマウミが悲しむと言い、懐機は大義名分が必要だと言う。
琉球を統一するためには山北王は倒さなければならないと思紹は言い、4月の予定で準備をしておこうと言う。 |
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11月 |
サハチが油屋の娘のユラを島添大里グスクに連れて来る。
ユラが書いた台本を読んで才能を認め、ユラにお芝居の指導をする。 |
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12月 |
ハルとシビーが千代松を調べるため、ユラと一緒にヤンバルに行く。
護衛に女子サムレーのシジマとユーナ、ウニタル夫婦が一緒に行く。 |
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ハルたちがヤンバルから帰り、シジマが神人になったと言う。 |
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志慶真ヌルになる決心を固めたシジマを指導する。 |
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1416年 |
1月 |
ウニタキから奥間炎上を聞いて驚く。 |
43歳 |
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サハチたちと一緒に首里に行って思紹に知らせ、「まるずや」の裏の屋敷で幹部会議を開く。 |
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ヤマトゥに行った交易船が李芸の乗っている朝鮮船とササたちが乗っている愛洲次郎の船を連れて浮島に帰る。
シンゴと早田六郎次郎の船も馬天浜に着き、朝鮮に行った勝連船も勝連に着く。 |
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サハチと一緒に浮島の那覇館に行き、マチルギと一緒に歓迎の宴の準備を手伝う。 |
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ササにシジマの事を話すと、アキシノの声が聞こえ、サハチたちと外に出て、アキシノから、志慶真ヌルの寿命がもうすぐ尽きるので、その後、シジマが志慶真ヌルを継げばいいと言われる。
サハチがアキシノに、中山王が山北王を滅ぼしても大丈夫かと聞くと、マチルギはわたしの子孫だから、マチルギの息子が今帰仁按司を継げば何の問題もないと言ったので驚く。 |
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首里の「まるずや」の裏の屋敷で4度目の幹部会議が開かれ、ササとサタルーも加わる。
奥間が焼かれて、国頭按司、羽地按司、名護按司も怒っているとウニタキが知らせる。
奥間のためにも早い内に今帰仁を攻めたいと思紹は言うが、ユラのために今帰仁のお祭りはやらせてあげたいと言い、ヒューガも3月ではまだ船が出せないかもしれないと言うので、出陣は4月1日に決まる。 |
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冊封使のお礼のため、山南王と中山王の進貢船が船出する。 |
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2月 |
首里グスクのお祭り。お芝居はハルとシビーの新作「千代松」と旅芸人の「ウナヂャラ」
「千代松」を観て感激した旅芸人たちは、今帰仁のお祭りに「千代松」を演じようと張り切る。 百浦添御殿で5度目の幹部会議が開かれ、真喜屋之子の活躍によって国頭按司、羽地按司、名護按司の山北王からの離反が決まり、名護の松堂、国頭の喜如嘉の長老、羽地の我部祖河の長老が夫婦連れで、各按司の書状を持って、「まるずや」の船に乗って来るとウニタキが言う。
山北王を倒したあとの今帰仁按司は、名護按司と国頭按司は千代松の血を引いている者になってほしいと言い、羽地按司は、帕尼芝の血を引いた者も按司代として置いてほしいと言っているという。
チューマチ夫婦を今帰仁に送るのが一番いいと懐機が言って、皆が賛成する。
3人の長老は人質として戦が終わるまで南部にいて、恩納按司と金武按司の人質も真喜屋之子と奥間大親が連れて来るとウニタキが言う。 |
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ヤンバルの長老たちがウニタキに連れられて島添大里グスクに来て、サハチが歓迎する。 |
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ササたちが若ヌルたちを連れて島添大里グスクに来る。 |
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真喜屋之子と奥間大親が金武から屋賀ヌル母子、恩納から恩納ヌル母子を人質として島添大里グスクに連れて来る。
ササが屋賀ヌルからスムチナムイの事を聞く。
屋賀ヌルと恩納ヌルを連れて一の曲輪のウタキに入って、ギリムイ姫に挨拶をする。 |
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首里の龍天閣で6度目の幹部会議が開かれ、大まかな作戦が練られ、神様の事はササたちに任される。 |
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島添大里グスクのお祭り。お芝居は「女海賊」と旅芸人の「千代松」 |
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3月 |
ササたちが島添大里グスクに来て若ヌルたちを預け、シジマと屋賀ヌルを連れて、ヤンバルに向かう。 |
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ヤンバルから帰って来たササたちから、シジマの志慶真ヌル就任と、屋嘉比のお婆の死と、マジムン退治の事を聞く。 |
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ナツがササの妊娠に気づき、ササは慌てて帰って行く。 |
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クマヌの命日に中グスクのお祭りが行なわれる。お芝居は「瓜太郎」と旅芸人の「千代松」
中部の按司たちがお忍びで中グスクに集まり、思紹とサハチから詳しい話を聞く。 |
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首里の丸太引きのお祭りで8年ぶりに佐敷が優勝する。 |
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サスカサ、シンシン、ナナを連れて出陣するために首里に行く。
妊娠しているササは玻名グスクヌルと一緒に若ヌルたちを連れて島添大里グスクに入る。 |
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4月 |
首里グスクで出陣の儀式を行ない、サハチを総大将として出陣する。 |
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読谷山の喜名に泊まり、サハチが東松田の若ヌルと結ばれ、二日間の記憶をなくす。 |
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今帰仁に着き、ヌルたちを連れてクボーヌムイに行き、志慶真ヌルと一緒に戦勝祈願を行なう。 |
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今帰仁グスクの外曲輪を奪い取るが、勝連按司と叔父の越来按司が戦死する。 |
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仮小屋で休んでいると東松田の若ヌルがシンシンとナナと一緒に来て、山北王が御内原内にあるアキシノの霊石を真っ二つに斬ってしまう場面を見たので、ササに相談しに行くと言う。
サハチの許しを得て、東松田の若ヌルはシンシンとナナと一緒に島添大里に向かう。 |
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志慶真村の志慶真ヌルの屋敷にマチルギが現れたので驚き、大雨の中、ヌルたちを連れてマチルギと一緒に志慶真曲輪から二の曲輪に攻め込む。 |
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真っ二つにされた霊石の前でお祈りをするマチルギたちを守るために、ヌルたちと一緒に刀を構えて取り囲む。
雷が霊石に落ちて、地が揺れて物凄い音がしたかと思うと、割れていた霊石がピタリと合わさってくっつく。
アキシノに声を掛けると、「マチルギ、ありがとう」というアキシノの声が聞こえたのでホッとする。
サハチが来てマチルギを見て驚き、マチルギがアキシノの霊石を元に戻したとサスカサが説明する。
マチルギに祝詞を教えたのは豊玉姫の声だったとシンシンとナナから聞いて驚く。 |
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マチルギと奥間ヌルと一緒に一の曲輪の御殿に行くとサハチがいて、一緒に御内原に行き、山北王妃と会う。 |
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今帰仁ヌルと勢理客ヌルとクーイの若ヌルの遺体をクボーヌムイに運んで埋葬する。 |
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御内原のウタキの前でお清めの儀式をして、御内原を再び男子禁制の聖地とする。
御内原にはアキシノの霊石があるウタキと、それよりも古いシネリキヨのウタキがあり、シネリキヨの神様の声が聞こえる東松田の若ヌルがお祈りをして、シネリキヨの神様たちも、琉球が統一されて、戦のない平和な国になる事を喜ぶ。 |
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マチルギ、志慶真ヌル、屋嘉比ヌル、東松田の若ヌルの四人がマジムン退治をして、かつて、滅ぼされてマジムンとなって彷徨っている歴代の今帰仁按司の一族たちを封印する。
戦で流れた多くの血を洗い流すかのように大雨が降り、稲妻が走って、雷鳴が鳴り響き、風も強くなり、ようやく雨がやんだかと思うと、静かに雪が降ってくる。 |
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