1406年 |
1月 |
平安名大親が勝連グスクに復帰した事を知る。 |
35歳 |
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首里グスクの抜け穴を見つけ出す。 |
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2月 |
武寧を倒し、首里グスクを奪い取る。 |
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浦添グスクを焼き討ちにして、財宝を奪い取る。 |
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平安名大親と話し合い、勝連との同盟をまとめる。 |
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サハチの父、思紹が中山王になる。 |
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慶良間から来た若者、男50人、女20人が「三星党」に加わる。 |
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首里の城下建設始まり、敵の刺客の侵入を防ぐ。 |
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5月 |
妻のチルーを連れて、サハチ夫婦、ヒューガ夫婦と一緒に慶良間の島に行く。
馬天ヌルに浦添ヌルが今帰仁に逃げたと知らせる。 |
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6月 |
武寧がシャム(タイ)に送った船が帰国し、サムレー大将の平戸親方を見張る。 |
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8月 |
浦添ヌルと一緒に今帰仁に行ったイブキが、今帰仁城下に「よろずや」を開く。 |
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9月 |
ナーサの遊女屋「宇久真」が完成して、首里の重臣たちの懇親会が行なわれる。
サハチと一緒に浮島に行き、平戸親方の反乱を防いだヒューガと當山之子と会う。 |
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首里に「まるずや」を開く。 |
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人手が足らず、島添大里グスクの侍女だったナツを島添大里の「まるずや」を任せ、代わりにマーミを侍女にする。 |
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10月 |
思紹にそっくりな勝連のウミンチュを思紹の身代わりとして仕込む。 |
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11月 |
山田に「まるずや」を開く。 |
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12月 |
イブキが名護に「よろずや」を開く。 |
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1407年 |
1月 |
サハチと懐機と一緒に進貢船に乗って明国に向かう。
留守中の事は配下のイーカチに任せる。 |
36歳 |
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船酔いに苦しむがやがて慣れ、三弦を弾いて船乗りたちに喜ばれる。 |
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泉州に着いて、何を見ても驚き、来遠駅に入る。 |
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2月 |
メイファンの手下スンリーと一緒に福州に行き、メイファンと再会する。 |
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メイファン姉妹の敵討ちを助ける。 |
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メイファン姉妹と海賊の隠れ家に行き、鉄炮(大砲)を見る。 |
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メイファンの姉メイリンと仲良くなる。 |
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3月 |
メイファン姉妹と一緒に杭州に行く。 |
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三姉妹と別れて応天府に行く。 |
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懐機が富楽院の妓楼で、蓮華と再会し、朱洋敬と再会する。
三弦を弾いて妓女たちに喜ばれる。 |
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朱洋敬の屋敷にお世話になる。 |
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富楽院の高級妓楼でお忍びの永楽帝と会う。 |
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朱洋敬の屋敷で、懐機から永楽帝の活躍を聞く。 |
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懐機の師匠の張三豊を探しに武当山を目指す。 |
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旅の途中でシンシンを助ける。 |
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4月 |
南陽で張三豊と出会う。 |
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張三豊と弟子のシンシンと一緒に武当山に行く。 |
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武当山の裾野で、懐機の妹、懐虹と会う。 |
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シンシンの案内で武当山に登る。 |
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武当山の山頂で真武神を拝む。 |
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武当山の山中で武当拳の修行に励む。 |
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5月 |
張三豊とシンシンと一緒に龍虎山に行く。 |
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龍虎山で懐機が妻の両親と再会し、殺された両親の墓参りをする。 |
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張三豊とシンシンと一緒に杭州に向かう。 |
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6月 |
杭州でメイファン姉妹と再会し、西湖のほとりの屋敷に行く。 |
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応天府から杭州に来ていたサングルミーとタブチと会う。 |
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7月 |
無事に帰国し、配下の者から留守中の出来事を聞く。 |
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三姉妹の船に乗って、張三豊とシンシンが琉球に来る。 |
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8月 |
張三豊がシンシンと旅に出る。ジクー禅師とサグルーとササが一緒に行く。 |
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9月 |
張三豊とシンシンが旅から帰り、運天泊に三姉妹の敵のリンジェンフォンが来ている事を知って驚く。 |
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10月 |
恩納グスクと金武グスクが完成する。 |
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11月 |
首里グスクで三つの婚礼。 |
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三姉妹が明国に帰る。張三豊とシンシンは琉球に残る。 |
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1408年 |
2月 |
サハチと一緒に浦添に行き、サハチが浦添グスクを片付ける決心をする。 |
37歳 |
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當山親方が浦添按司に任命される。 |
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3月 |
思紹が女たちを連れて久高島参詣に行き、武寧の残党の襲撃を受ける。
武寧の三男イシムイを追って行くが逃げられる。 |
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4月 |
サハチが首里で丸太引きのお祭りを催す。 |
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浦添に「まるずや」を開く。 |
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5月 |
サハチが豊見グスクのハーリーに行き、陰ながら守る。
兼グスク按司(ンマムイ)が張三豊に会えた事が嬉しくて、サハチの襲撃を中止して島添大里までついて行く。 |
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妻のチルーがマチルギたちと一緒にヤマトゥに行く。
久高島のフカマヌルも一緒に行くので、フカマヌルの娘の事がばれないかと心配する。 |
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山北王の攀安知が徳之島を攻める。 |
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6月 |
落雷によって、拠点にしていた運玉森のマジムン屋敷が消え去る。 |
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サハチが弟のマタルーを与那原大親に任命して、運玉森にグスク建築を命じる。 |
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三姉妹の船が浮島に来る。
メイファンは1月に懐機の息子チョンチを産み琉球には来ない。 |
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7月 |
大きな台風が来て、馬天浜がやられる。 |
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10月 |
玉グスクに「まるずや」を開く。 |
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12月 |
攀安知が徳之島を占領して帰る。 |
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1409年 |
1月 |
マチルギたちが無事に帰国する。 |
38歳 |
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帰国した張三豊がンマムイに呼ばれ、修理亮を連れて阿波根グスクに行く。 |
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2月 |
馬天ヌルがササとシンシンを連れて、「ティーダシルの石」を探す旅に出る。
ササたちが座喜味の山で数個の古い勾玉を見つける。 |
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張三豊がンマムイを連れて島添大里に帰って来る。
サハチがンマムイと試合をして勝ち、ンマムイはサハチを師兄と呼ぶ。 |
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島添大里グスクのお祭りが7年ぶりに復活する。 |
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3月 |
中山王思紹の久高島参詣。 |
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閏3月 |
山南王シタルーの娘マアサが具志頭の若按司に嫁ぐ。
サハチの長男サグルーが妻と妹のサスカサを連れて島尻大里グスクでの婚礼に出席する。 |
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首里弁ヶ岳の拠点が完成する。一緒に拠点造りをしたリリーと祝い酒を飲み、抱いてしまう。 |
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4月 |
ンマムイがサハチに朝鮮に連れて行ってくれと頼む。 |
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長嶺グスクが完成して、山南王の娘婿が長嶺按司になる。 |
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佐敷グスクのお祭りで、フカマヌルの娘の父親がウニタキだとばれて、妻のチルーに頭を下げる。 |
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サハチ、懐機と一緒に交易船に乗ってヤマトゥと朝鮮に向かう。ンマムイも一緒に行く。 |
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5月 |
博多に着き、呑碧楼に登る。 |
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一文字屋の船に乗って京都に向かう。 |
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6月 |
上関で村上水軍の又太郎とあやの兄妹と会う。 |
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児島の下の津で塩飽水軍の塩飽三郎入道と会う。 |
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京都に着き、北山第の七重の塔に驚き、祇園祭りを見物する。 |
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サハチ、懐機と一緒に高橋殿の招待を受けて、高橋殿の屋敷に行く。
高橋殿と酒盛りをして酔い潰れる。 |
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高橋殿の案内で七重の塔に登り、お忍びの将軍義持と会う。 |
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高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。鞍馬山にササたちが来る。
張三豊が鞍馬山で高橋殿に武当拳の指導をする。 |
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ササ、シンシン、シズが将軍様の御所に呼ばれて御台所様(日野栄子)と会う。 |
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7月 |
明国の使者たちが京都に来る。唐人行列を見る。 |
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京都を去り、対馬に行く。
サハチがイトと再会し、娘のユキと孫娘のミナミと会う。 |
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8月 |
イトの船に乗って朝鮮の富山浦(釜山)に行き、早田五郎左衛門と会う。 |
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倭館に行き、渋川道鎮と宗讃岐守と会う。 |
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浦瀬小次郎と一緒に漢城府(ソウル)に向かう。 |
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漢城府に着き、「津島屋」のハナの案内で都見物をする。 |
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「津島屋」のナナの案内で開京に行き、母の故郷に来たと感激する。 |
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三弦を手放し、ファイチのためにヘグムを手に入れる。 |
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妓楼で早田左衛門太郎と会い、妓女から古い三弦を贈られる。 |
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漢城府に帰り、「津島屋」で李芸と会う。 |
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9月 |
琉球の使者たちが漢城府に着く。 |
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10月 |
朝鮮を去り対馬に戻る。 |
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サハチがイト、ユキ、ミナミを連れてイスケの船で木坂の八幡宮に行く。 |
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11月 |
博多に行き、パレンバンから来たシュミンジュンとシーハイイェンと会う。 |
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12月 |
博多を去り、パレンバンの船を連れて琉球に向かう。 |
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琉球に無事帰国。ナナがササたちと一緒に琉球に来る。 |
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玉グスクの「まるずや」に行き、リリーと会い、お腹が大きくなっているので驚き、首里に連れて行き、トゥミと暮らしているカマに預ける。 |
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1410年 |
1月 |
サハチにリリーの事を相談する。 |
39歳 |
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ササたちがスサノオの神様の事を調べにヤンバルに行く。 |
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嘉数之子が上間大親となり、上間グスクに行く。 |
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2月 |
リリーが娘マナビーを産む。 |
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配下のイーカチが女子サムレーのチニンチルーを妻に迎え、絵師として中山王に仕える。 |
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勝連の若按司が病死し、サハチの義兄のサムが勝連按司になる。 |
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3月 |
中山王思紹の久高島参詣。 |
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旅芸人一座を作る。 |
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サミガー大主の次男のシタルーが宇座按司の娘マジニを妻に迎える。 |
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中山王の進貢船が船出。思紹が張三豊とクルーを連れて明国に行く。 |
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4月 |
交易船に乗ってササたちがヤマトゥに行く。 |
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5月 |
山北王が奄美大島南部を攻めるため兵100人を送る。 |
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6月 |
小禄按司が亡くなる。 |
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ンマムイが山南王のために家族を連れて今帰仁に行く。 |
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ンマムイが義兄の山北王と会い、山南王の書状を渡す。 |
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ンマムイが運天泊に行き、湧川大主と明国の海賊と会う。 |
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ンマムイが羽地按司、名護按司と会い、本部でテーラーと会う。 |
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ンマムイが国頭按司と会い、奥間に行ってナーサと出会う。 |
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7月 |
今帰仁を去り、名護の山中で刺客に襲われたンマムイたちを助ける。 |
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ンマムイが家族を今帰仁に残して帰り、山南王に報告する。 |
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三姉妹の船が浮島に来る。
メイファンが懐機の息子チョンチを連れ、メイリンが娘スーヨンを連れて来る。 |
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メイユーがサハチの側室になる。 |
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ンマムイが山南王の書状を持って再び今帰仁に行く。 |
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8月 |
ンマムイが山南王と山北王の同盟を決めて帰って来る。 |
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山南王シタルーが保栄茂グスクを築き始める。 |
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首里グスクの正殿の唐破風が完成する。 |
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9月 |
娘のミヨンが懐機の長男ファイテに嫁ぐ。 |
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10月 |
三姉妹が帰る。 |
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山南王と山北王が同盟する。 |
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山北王の長女マサキが山南王の三男グルムイに嫁いでくる。
婚礼のあと、ンマムイが山南王の刺客に襲撃されるが、その前に家臣たちを連れて逃げる。 |
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ンマムイが新グスクに入り、八重瀬グスクにいる母親と会う。 |
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ンマムイが母親を連れて首里に行き、ナーサと会わせる。 |
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中山王の進貢船が帰国し、思紹と張三豊が無事に帰る。 |
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11月 |
張三豊が新グスクのガマでサスカサ、テーラーたちを修行させる。 |
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米須に「まるずや」を開く。 |
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奄美大島南部を攻めていた山北王の兵が半数以上の兵を失い帰国する。 |
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山北王が奄美大島攻めの失敗に腹を立てて、伊平屋島と伊是名島を攻める。 |
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首里に伊平屋島の人たちが逃げてくる。 |
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伊平屋島を取り戻すためにサグルー、マウシたちが伊平屋島に行く。 |
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12月 |
サハチと一緒に伊平屋島に行き、山北王の兵たちを追い出す。 |
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ヤマトゥに行った交易船が伊平屋島に着く。
飯篠修理亮が慈恩禅師と二階堂右馬助を琉球に連れて来る。 |
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1411年 |
1月 |
慈恩禅師が修理亮と右馬助を連れて、琉球を知るために旅に出る。 |
40歳 |
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山北王の兵50人が保栄茂グスクに入る。 |
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2月 |
慈恩禅師が旅から帰り、聾唖の少女(カミー)を連れて来る。 |
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与論島を奪い取るために与論島に行き、サミガー親方と麦屋ヌルと再会する。 |
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4月 |
麦屋ヌルに本当の事を話して協力を頼む。 |
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5月 |
苗代之子がウミンチュに扮した兵を連れて与論島に来る。 |
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苗代之子と一緒に与論グスクを攻め落とし、与論按司を捕らえる。 |
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サハチがササたちを連れて与論島に来る。 |
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山北王の伊是名島攻めが中止され、ンマムイが今帰仁に行き、中山王と山北王の同盟が決まる。 |
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湧川大主が新しい与論按司を連れて与論島に来る。 |
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本部のテーラーが奄美大島攻めに向かう。 |
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山南王と中山王の同盟も決まり、三王同盟になる。 |
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6月 |
与論島から帰り、首里グスクに滞在している麦屋ヌルと会う。 |
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本部のテーラーが奄美大島でクユー一族と話を付け、奄美大島を平定する。 |
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旅芸人たちに東方を巡らせる。 |
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チルーとミヨン、ヂャンウェイ、ファイリンを連れて久高島に行く。 |
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山南王のシタルーからサハチに贈られた側室ハルが島添大里グスクに来る。 |
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シタルーから頼まれたと言って石屋のクムンが島添大里グスクに来る。 |
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「三星党」の女をシタルーの側室に贈る。 |
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今帰仁に「まるずや」を開くためにヤンバルに行く。 |
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7月 |
サハチがチューマチのためにミーグスク築き始める。 |
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クルーも手登根グスクを築き始める。 |
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三姉妹の船が鉄炮と火薬を持ってくる。 |
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8月 |
伊敷按司がナーグスクに移って隠居し、真壁按司が山グスクに移って隠居する。 |
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10月 |
三姉妹が帰る。 |
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ンマムイを連れて今帰仁に行き、ンマムイは「まるずや」のマイチと一緒にヤンバルと按司たちと会って取り引きをまとめる。 |
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首里に大聖寺が完成する。住職はソウゲン禅師。 |
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11月 |
今帰仁に「まるずや」を開く。 |
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今帰仁に中山王直属の「綿布屋」を開く。 |
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12月 |
ヤマトゥに行った交易船がジャワの船を連れて帰る。 |
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奥間のサタルーが国頭按司の材木が運んで浮島に来る。 |
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名護に「まるずや」を開く。 |
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1412年 |
1月 |
羽地に「まるずや」を開く。 |
41歳 |
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早田左衛門太郎がイトとユキとミナミを連れて琉球に来る。 |
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2月 |
サハチの四男のチューマチが山北王の次女、マナビーを妻に迎える。 |
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国頭に「まるずや」を開く。 |
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クマヌが隠居して、養子のムタが中グスク按司になる。 |
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仲尾大主と山北王の兵50人が浮島に来て、ミーグスクに入る。 |
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3月 |
中山王思紹の久高島参詣。イトたちも一緒に行く。 |
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玉グスク按司が亡くなり、サハチの義弟が玉グスク按司になる。 |
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クマヌが亡くなる。 |
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志慶真の長老が亡くなる。 |
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恩納に「まるずや」を開く。 |
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金武に「まるずや」を開く。 |
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4月 |
佐敷ヌルがササたちを連れて安須森に行き、安須森の封印を解く。 |
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5月 |
早田左衛門太郎とイトたちが馬天浜から対馬に帰る。
長男のウニタルが佐敷のシングルー、奥間のサタルーと一緒にヤマトゥに行く。
交易船に乗って佐敷ヌルがササたちと一緒にヤマトゥに行く。 |
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|
山北王が前与論按司父子に鬼界島を攻めさせる。 |
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馬天ヌルが麦屋ヌルとカミー、奥間大親を連れてヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。 |
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馬天ヌルたちが屋嘉比のお婆を連れて安須森に登る。 |
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6月 |
ヤンバルの旅から帰って来た馬天ヌルが南部のウタキを巡る。 |
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7月 |
三姉妹の船が来て、リンジェンフォンの配下だったソンウェイが一緒に来る。 |
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|
リンジョンシェンが運天泊に来て、鉄炮付きの武装船を山北王に贈る。 |
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|
大きな台風が来て、与那原に被害が出る。 |
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8月 |
島添大里グスクの十五夜の宴に妻と子供を連れて行き、ミヨンと三弦を披露する。 |
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9月 |
豊見グスクと島尻大里に「まるずや」を開く。 |
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10月 |
三姉妹が帰る。 |
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11月 |
山南王の刺客が島添大里グスクに攻めて来るが、ユーナのお陰でサハチは助かる。
アミーとユーナの姉妹を慶良間の島に送る。 |
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12月 |
鬼界島を攻めていた山北王の兵がやられて半数の兵を失い帰還する。 |
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|
ヤマトゥに行った交易船がパレンバンの船二隻を連れて来る。 |
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1413年 |
1月 |
首里に報恩寺が完成する。住職は南泉禅師。 |
42歳 |
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シンゴがマツとトラを連れて馬天浜に来る。 ササたち、佐敷ヌル、サタルー、ウニタル、シングルー、帰国する。
ササは児島の山伏、福寿坊と時衆の辰阿弥を琉球に連れて来る。 |
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2月 |
佐敷ヌルがササたちと一緒にヤンバルに旅立つ。 |
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3月 |
中山王思紹の久高島参詣。 |
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クマヌの一周忌に中グスクでお祭りが行なわれ、旅芸人の「舜天」が演じられる。 |
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4月 |
懐機の娘ファイリンが佐敷大親の長男シングルーに嫁ぐ。 |
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サハチがシンゴ、マツ、トラと一緒にヒューガの船で慶良間の島に行く。 |
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5月 |
シンゴ、マツとトラが対馬に帰る。
交易船に乗って浦添ヌルがササたちと一緒にヤマトゥに行く。 |
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6月 |
手登根グスクのお祭りで、佐敷ヌルの新作「小松の中将様」が初演される。 |
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7月 |
ヌルたちの安須森参詣が行なわれる。 |
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湧川大主が鉄炮を積んだ武装船で鬼界島に向かう。 |
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首里の大聖寺で「盂蘭盆会」が行なわれ、念仏踊りを盛大にやる。 |
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クマヌの孫娘マナミーが米須の若按司マルクに嫁ぐ。 |
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三姉妹の船とパレンバンの船が一緒に来る。
メイユーは6月に女の子ロンジェン(龍剣)を産み、琉球には来ない。 |
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8月 |
首里と島添大里でお月見の宴。 |
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10月 |
三姉妹、帰る。パレンバンの船もジャワの船も一緒に帰る。 |
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|
タブチの四男チヌムイが姉の若ヌルと一緒に山南王を殺して母の敵を討つ。 |
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|
|
山南王のシタルーが死んだ事を突き止め、サハチに知らせる。 |
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|
豊見グスク按司のタルムイと八重瀬按司のタブチの家督争いが始まる。 |
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山北王の動きを調べるために今帰仁に行く。 |
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今帰仁から帰り、小渡ヌルから託された山北王の書状をサハチたちに見せる。 |
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11月 |
タブチが山南王になる事を諦めて島尻大里グスクから出て、山南王妃の兄の摩文仁大主が山南王になる。 |
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サハチと一緒に喜屋武グスクに行き、琉球を去るタブチたちを見送る。 |
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サハチが八重瀬グスクを攻め取り、弟の与那原大親を八重瀬按司にする。 |
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サハチが具志頭グスクを攻め寄せ、長老の許しが出て、三男のイハチを具志頭按司にする。 |
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12月 |
山北王の動きを調べるために今帰仁に行く。 |
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サハチが東方の按司たちを率いて玻名グスクを攻める。 |
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摩文仁の甥のイシムイが賀数グスクを奪い捕り、賀数按司を名乗る。 |
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テーラーが豊見グスクと保栄茂グスクの中程にある山の上にグスクを築き始める。 |
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今帰仁から帰り、湧川大主が鬼界島を攻め取った事と山北王が正月の半ば頃に南部に兵を送るようだとサハチに知らせる。 |
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1414年 |
1月 |
島尻大里グスクでは按司たちが集まって華やかな宴が続く。 |
43歳 |
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豊見グスクでは山南王の死を悼んで控えめな祝宴で、山南王妃トゥイは身を引くと言って他魯毎(タルムイ)に王印を渡す。 |
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ササが八重瀬のチチーと手登根のミミと兼グスクのマサキと平田のウミをヌルにするための指導を始める。 |
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李仲按司が抜け穴の出口を塞ぎ、敵の按司たちを島尻大里グスクに閉じ込める。 |
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佐敷ヌルが安須森ヌルに就任する。 |
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米須グスクの城下で怪我人の治療をしていた無精庵とクレーが山グスクに連れて行かれる。 |
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ヒューガの船に乗って慶良間の島に行き、アミーと結ばれ、ユーナを連れて帰る。 |
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配下の者が今帰仁から来て、山北王が南部に兵を送るのが15日だと知らせる。 |
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思紹が手登根グスクに行き、前山南王妃のトゥイと会い、中山王の介入の許可を得る。 |
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首里グスクに按司たちが集まり、米須グスク、山グスク、喜屋武グスク、波平グスクを攻め取るために出陣する。 |
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山グスク按司が総攻撃を掛けて、島尻大里グスク内にいた按司たちを外に出す。 |
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山北王の兵300人が糸満の港から上陸して、保栄茂グスクの北西にある座安森に本陣を敷く。 |
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山北王の兵が島尻大里グスク攻めに加わる。 |
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イシムイが賀数グスクから出撃して西の方に逃げて行く。 |
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シンゴが早田六郎次郎と愛洲次郎を連れて馬天浜に来る。 |
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山グスクを攻め落とすため、サタルーが連れて来た「赤丸党」の者たちと崖登りの訓練を始める。 |
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2月 |
ササたちが愛洲次郎たちと六郎次郎たちを連れてウタキ巡りの旅に出る。 |
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サハチが東方の按司たちと玻名グスクを攻め落とす。 |
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思紹が奥間大親を玻名グスク按司に任命する。 |
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3月 |
サハチが山グスク攻めの陣地に来る。 |
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他魯毎と山北王の兵に攻められて島尻大里グスクが落城し、摩文仁が戦死する。 |
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島尻大里グスクで与座按司、真壁按司、摩文仁按司、伊敷按司、新垣大親、真栄里大親、真壁之子、新垣之子の八人が処刑される。 |
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サハチの義弟の他魯毎が山南王に就任する。 |
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山グスクの下のグスクが落城する。 |
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山グスクの上のグスクも落城するが、勝連の若按司が戦死する。 |
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4月 |
一月遅れの久高島参詣が行なわれ、小渡ヌルが久高ヌルを継ぐ。 |
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山北王が沖の郡島(古宇利島)に行って、先月に会って一目惚れしたクーイの若ヌルと会い、今帰仁に連れて行く。 |
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佐敷グスクのお祭りでミヨンと一緒に三弦を披露し、湧川大主の妻が倒れて、鬼界島攻めが延期になったとサハチに知らせる。 |
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張三豊が運玉森ヌルを連れて山グスクに行き、ササが運玉森ヌルを継ぐ。 |
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ササがセーファウタキで会った玻名グスクヌルを安須森ヌルに預ける。 |
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5月 |
サハチがササたちと一緒に早田六郎次郎と愛洲次郎を連れて慶良間の島に行く。 |
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伊敷グスクにいた山北王の兵たちが今帰仁に帰る。 |
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シンゴと早田六郎次郎が対馬に帰る。 |
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首里に慈恩寺が完成する。住職は慈恩禅師。 |
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湧川大主の妻が亡くなり、鬼界島攻めは来年に延期になる。 |
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山北王はクーイの若ヌルのために沖の郡島に御殿を築き始める。 |
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6月 |
ウニタルがマグルーと一緒に進貢船に乗って明国に行く。 |
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サハチと懐機、安須森ヌルとササたちと一緒に久米島に行く。 |
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懐機が新垣ヌルと仲良くなる。 |
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堂村でタブチと再会する。 |
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安須森ヌルとササたちがクイシヌと一緒にニシタキに登る。 |
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サハチと懐機と一緒に馬を借りて、チヌムイの案内で島内を巡る。 |
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堂ヌルと仲良くなる。 |
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堂ヌルの案内で、ササたちと一緒にアーラタキに登る。 |
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サハチがクイシヌと会い、一緒にニシタキに登る。 |
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手登根グスクお祭りで、サハチが初めてトゥイと会い、ナーサの事を教える。 |
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7月 |
ヌルたちの安須森参詣が行なわれる。 |
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安須森参詣に行った玻名グスクヌルが神憑りにあい、シヌクシヌルを継ぐ覚悟を決めて、張三豊のもとで修行をする。 |
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三姉妹の船が、パレンバンの船とジャワの船と一緒に来る。
ソンウェイが鉄炮付きの武装船を慶良間の島に持ってくる。
メイファンから運天泊に来ていた海賊リンジョンシェンが戦死した事を聞く。 |
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慶良間の島に行って、武装船に乗って鉄炮の試し撃ちをする。 |
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今帰仁に行き、山北王の軍師リュウインと会い、酒を飲み交わす。 |
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リュウインを首里に連れて行き、思紹、サハチ、懐機と会わせる。 |
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サハチと一緒にリュウインを山グスクに連れて行き、張三豊と会わせる。 |
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リュウインは浮島に行って久米村の役人たちと進貢船の相談をして、中山王から借りた明国の商品を山積みにした油屋の船に乗って帰る。 |
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8月 |
島添大里グスクの十五夜の宴に妻と一緒に参加する。 |
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大里ヌルが二階堂右馬助と出会い、マレビト神だとわかり、久高島に連れて行く。 |
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サハチからアミーの事を聞かれて、断れなかったと白状する。 |
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9月 |
ササたちを乗せた愛洲次郎の船がミャーク(宮古島)を目指して浮島を船出する。 |
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10月 |
馬天浜のお祭りに張三豊の弟子たちが集まり、盛大な張三豊の送別の宴が催される。 |
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張三豊が山グスクヌルと二階堂右馬助を連れて、三姉妹の船に乗って琉球を去る。 |
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前山南王妃のトゥイがナーサと一緒にヤンバルの旅に出る。 |
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11月 |
トゥイたちが旅から帰り、トゥイが湧川大主と若按司と会って来たとサハチに報告する。 |
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旅芸人を連れて南部を巡る。 |
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旅から帰り、アミーが娘を産んだとサハチから知らされる。 |
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12月 |
山北王の若按司ミンが婚約者のママチーを連れて、島尻大里グスクに来て歓迎され、ミンは山南王の世子となる。 |
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ウニタルとマグルーが帰国する。 |
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島尻大里ヌルのマレビト神が苗代之子で、出会った二人はどこかに行く。 |
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1415年 |
1月 |
伊波に「まるずや」を開く。 |
44歳 |
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山北王の材木屋が宜野座に拠点を造って勝連按司と取り引きを始めたため、金武按司の材木が売れなくなって困っていたので、「まるずや」で材木を買い取ってやる。 |
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今帰仁からリュウインが来て、山北王の正使として中山王の進貢船に乗って行く。 |
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本部のテーラーも山北王のサムレー大将としてリュウインと一緒に10年振りに明国に行く。 |
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2月 |
ウニタルにサハチの次女マチルーが嫁ぎ、サハチの五男マグルーにンマムイの長女マウミが嫁ぐ。 |
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ウニタル夫婦、マグルー夫婦、シングルー夫婦が「まるずや」巡りの旅に出る。 |
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玻名グスクの残党に襲撃された若夫婦たちを助け、「三星党」の事を教える。 |
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今帰仁グスクに入ったマグルー夫婦を見守り、最悪の場合は忍び込んで助け出さなければならないと覚悟を決める。幸い、マグルーは山北王から書状を頼まれて、グスク内に泊まる事もなく出て来たのでホッとする。 |
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3月 |
今帰仁のお祭りに参加するため旅芸人たちを連れて今帰仁に行く。 |
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今帰仁のお祭りで、今帰仁の娘たちが油屋のユラが書いたお芝居「瓜太郎」を演じ、旅芸人は「かぐや姫」を演じる。 |
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4月 |
湧川大主が鬼界島攻めに行く。 |
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名護按司が亡くなる。 |
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新しい海賊が運天泊に来て、山北王と取り引きをする。 |
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今帰仁から帰り、首里の「まるずや」でサハチと会い、トゥミの願いを聞いてもらう。
懐機が考えた「尚巴志」という名で進貢船を送る事になったとサハチから聞く。 |
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5月 |
島尻大里グスクで初めてのお祭りが行なわれる。 |
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次男のマサンルーが苗代之子の長男サジルーと一緒にヤマトゥに行く。 |
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首里の武術道場で武科挙を行なわれる。 |
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ササたちがミャークの船とトンドの船を連れて帰国する。 |
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ササたちの帰国祝いの宴で、ンマムイからから真喜屋之子の事を聞く。 |
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サハチがンマムイと一緒に慈恩寺に行って真喜屋之子と会って話を聞く。 |
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6月 |
ササたちと安須森ヌル、アンアンたちと南の島のヌルたちを連れて久高島に行く。 |
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真喜屋之子の事を調べるために今帰仁に行く。 |
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行方知れずだった玻名グスクヌルが奥間のミワを連れて島添大里グスクに帰って来る。
ミワはサハチを見て、思わず、お父さんと呼んでしまい、それを聞いていた安須森ヌルたちは唖然とする。 |
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マチルギがやって来て、刀を振り回してサハチを追う。 |
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愛洲ジルーの船に乗ってササたちが瀬織津姫に会うためにヤマトゥに行く。 |
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山南王の進貢船が帰国し、冊封使が7月の半ば頃に来るだろうと中山王に伝える。 |
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今帰仁から帰り、真喜屋之子の兄が材木屋の主人のナコータルーだとサハチに教える。 |
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7月 |
ヌルたちの安須森参詣。南の島のヌルたちもアンアンたちも参加する。 |
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パレンバンの船とジャワの船が来て、張三豊が三姉妹と一緒にムラカに行ったと知らせる。 |
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冊封使の船が2隻、浮島に来て、山南王の重臣たちと久米村の役人たちに迎えられて天使館に入る。 |
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張三豊を探しに来た宦官の事を調べる。 |
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島添大里グスクに永楽帝の娘のリーポー姫が来て、サハチと会う。
サハチが開いた歓迎の宴に懐機と呼ばれ、リーポー姫と一緒に来た張三豊の弟子のチウヨンフォン、宦官のチャイシャン、通事のツイイーから話を聞く。 |
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8月 |
豊見グスクで諭祭の儀式と諭祭の宴が行なわれる。 |
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島尻大里グスクで他魯毎の冊封の儀式と冊封の宴が行なわれる。 |
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リーポー姫たち、シーハイイェンたち、スヒターたち、アンアンたちが山南王に会うために島尻大里グスクに来て、他魯毎に歓迎される。 |
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島尻大里グスクからの帰りにリーポー姫を狙う連中の襲撃があるが、チャイシャンの配下の者たちが倒す。 |
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王女たちが首里グスクの龍天閣で中山王思紹と会う。 |
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首里グスクで冊封使を迎えて中秋の宴が催される。 |
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9月 |
首里グスクで冊封使を招待して重陽の宴が行なわれる。 |
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ミャークの船が帰国する。 |
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リーポー姫たち、シーハイイェンたち、スヒターたち、アンアンたち、山北王に会うためにヒューガの船に乗って名護に向かう。 |
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名護に着いた王女たち、名護按司に歓迎され、長老の松堂が明国の言葉を話したので驚く。 |
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王女たち、羽地に行き、羽地按司に歓迎され昼食を御馳走になる。 |
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王女たち、今帰仁に着き、勢理客ヌルの出迎えで天使館に入り、翌日、今帰仁グスクに入って、山北王と会う。 |
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王女たち、クンの案内で国頭に行き、国頭按司に歓迎される。 |
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国頭の「まるずや」で真喜屋之子とサンルータの妻だったクミを会わせ、隠れて話を聞く。 |
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山北王の正使リュウインを乗せて行った中山王の進貢船が帰国するが、リュウインは帰らず。 |
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10月 |
王女たちが油屋の船に乗って、無事に浮島に帰ってくる。 |
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今帰仁に帰ったテーラーが、冊封使の船に乗せるためにリュウインの家族を連れて来る。 |
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島尻大里グスクで、冊封使たちを招待して餞別の宴が行なわれる。 |
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馬天浜で張三豊を偲ぶお祭りが行なわれ、パレンバン、ジャワ、トンドの人たちの送別の宴も兼ね、大勢の人たちが浜辺に集まって酒盛りを楽しむ。 |
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パレンバン、ジャワ、トンドの船が帰る。 |
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冊封使の船に乗ってリーポー姫たちが帰る。 |
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首里の城下の入り口に完成したジクー寺で、中山王の幹部たちが集まり、来年の今帰仁攻めの相談をする。 |
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11月 |
サハチが材木屋のナコータルーと浮島で会い、娘のマルを島添大里のミーグスクに連れて行き、マナビーと会わせる。 |
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ナコータルーが島添大里グスクに来て、サハチが物見櫓の上で真喜屋之子の事を話す。 |
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首里の遊女屋「喜羅摩」でナコータルーと真喜屋之子を会わせる。 |
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12月 |
湧川大主が鬼界島から帰って来るので今帰仁に行く。 |
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国頭按司の材木を運んで来たサタルーが松堂夫婦、ハルとシビー、女子サムレーのシジマとユーナ、ウニタル夫婦、油屋のユラを連れてヤンバルに帰る。 |
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湧川大主が鬼界島を攻め取らずに運天泊に帰る。 |
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ハルたちがヤンバルから帰り、シジマが神人になったとサハチに言う。 |
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今帰仁から帰り、湧川大主が鬼界島攻めに失敗した事をサハチに知らせる。 |
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真喜屋之子が旅芸人たちと一緒にヤンバルに行く。 |
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国子監に留学していたファイテとジルークが明国から帰る。 |
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1416年 |
1月 |
新年の儀式も無事に済んだ3日の夕方、首里グスクの龍天閣で身内だけのお祝いの宴が開かれ、集まった幹部たちは今帰仁攻めの作戦を練る。 |
45歳 |
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ファイテとミヨン、ジルークとミカ、琉球を知るためにウニタルとマチルーを連れて旅に出る。 |
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油屋のユラが今帰仁のお祭りの準備のため今帰仁に行く。クチャとスミも一緒に名護に帰る。 |
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旅芸人たちが今帰仁城下でお芝居を上演中、奥間炎上の噂が流れる。 |
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ヤンバルから配下の者が来て、山北王が奥間村を焼き払ったと聞いて驚き、サハチに知らせる。 |
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ヤンバルから配下の者が来て、山北王が奥間村を焼き払ったと聞いて驚き、サハチに知らせる。 |
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奥間大親と一緒に奥間に向かう。 |
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奥間に着き焼け跡を見て愕然となり、村人たちが避難している辺土名に行き、奥間ヌルと会う。
奥間ヌルから、奥間が各地に贈った側室たちの記録を見せてもらう。 |
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奥間沖に交易船が来て、ササたちが辺土名に上陸してきて、朝鮮の李芸を連れて来たと言う。
ササたちが奥間の避難民たちの年寄り子供を浮島に連れて行く。 |
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首里の「まるずや」の裏の屋敷で4度目の幹部会議が開かれ、ササとサタルーも加わる。
奥間が焼かれて、国頭按司、羽地按司、名護按司も怒っていると皆に知らせる。
奥間のためにも早い内に今帰仁を攻めたいと思紹は言うが、安須森ヌルはユラのために今帰仁のお祭りはやらせてあげたいと言い、ヒューガも3月ではまだ船が出せないかもしれないと言うので、出陣は4月1日に決まる。 |
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2月 |
ジクー寺の落慶供養が行なわれ、ジクー禅師によって、「大禅寺」と名付けられる。 |
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旅から帰って来たファイテとジルークは首里の城下の入り口に琉球らしい立派な御門を造らなければならないと言って一徹平郎と相談する。 |
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首里グスクのお祭り。お芝居はハルとシビーの新作「千代松」と旅芸人の「ウナヂャラ」 「千代松」を観て感激した旅芸人たちは、今帰仁のお祭りに「千代松」を演じようと張り切る。
百浦添御殿で5度目の幹部会議が開かれ、真喜屋之子の活躍によって国頭按司、羽地按司、名護按司の山北王からの離反が決まり、名護の松堂、国頭の喜如嘉の長老、羽地の我部祖河の長老が夫婦連れで、各按司の書状を持って、「まるずや」の船に乗って来ると皆に言う。
山北王を倒したあとの今帰仁按司は、名護按司と国頭按司は千代松の血を引いている者になってほしいと言い、羽地按司は、帕尼芝の血を引いた者も按司代として置いてほしいと言っていると言う。
チューマチ夫婦を今帰仁に送るのが一番いいと懐機が言って、皆が賛成する。
3人の長老は人質として戦が終わるまで南部にいて、恩納按司と金武按司の人質も真喜屋之子と奥間大親が連れて来ると言う。 |
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浮島に着いたヤンバルの長老たちを島添大里グスクに連れて行き、サハチが歓迎する。 |
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ササたちが若ヌルたちを連れて島添大里グスクに来て、金武から来た屋賀ヌルと会う。 |
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サハチと一緒に酒を飲みながら、真喜屋之子と奥間大親から活躍話を聞く。 |
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サハチと一緒に真喜屋之子と奥間大親を連れて首里に行き、ヤンバルの按司たちの書状を思紹に渡す。
真喜屋之子の活躍に、思紹はサムレー大将になれと言うが、真喜屋之子は断り、ヤンバルの道を整備したいので普請奉行になりたいという。
思紹は真喜屋之子を和泊大親の名で、道普請奉行に任命する。 |
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首里の龍天閣で6度目の幹部会議が開かれ、大まかな作戦が練られる。 |
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奥間大親と一緒に中山王の書状を持ってヤンバルに行く。 |
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今帰仁に来た李芸と再会し、山北王の側室のパクが朝鮮人を探しては中山王が朝鮮に送る船に乗せている事を教える。 |
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3月 |
中山王の書状が内密に、浦添按司、北谷按司、中グスク按司、越来按司、勝連按司、安慶名按司、伊波按司、山田按司に届けられ、密かに戦の準備を始める。 |
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各城下の「油屋」で働いている湧川大主の配下の者たちの見張りを強化する。 |
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思紹の久高島参詣。安須森ヌル、ササたちも若ヌルたちを連れて参加する。 |
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ササたちがシジマと屋賀ヌルと東松田の若ヌルを連れてヤンバルに行く。 |
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南部にいたテーラーが山北王に呼ばれ、娘のママキと瀬長按司の息子の縁談をまとめてくれと頼まれる。 |
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今帰仁に来たササたちと「まるずや」で会い、屋賀ヌルを預かり、志慶真村に行くササたちを見送る。 |
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クボーヌムイで志慶真ヌルの葬儀とシジマの志慶真ヌル就任の儀式が行なわれる。 |
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ササたちが国頭按司の船に乗って屋嘉比のお婆を送って行く。 |
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旅芸人たちが今帰仁のお祭りに参加するため今帰仁に向かう。 |
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サハチが思紹から、今帰仁攻めの総大将を務めろと言われて引き受ける。 |
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今帰仁のお祭りで、ユラのお芝居「志慶真のウトゥタル」と旅芸人の「千代松」が演じられ、武術試合も行なわれる。
山北王はクーイの若ヌルと一緒にお忍びでお祭りを楽しみ、湧川大主も側室たちとお忍びで楽しみ、テーラーは武術試合の検分役を務める。 |
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お祭りの翌日、旅芸人たちは油屋のユラと喜如嘉の長老の孫娘のサラを連れて今帰仁を去る。 |
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「まるずや」と「綿布屋」も撤収し、商品を積んだ荷車を引いて、研ぎ師のミヌキチの家族を連れて、羽地に向かう。 |
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お祭りに来た人たちが皆、帰った昼過ぎ、今帰仁の城下に、中山王の大軍が攻めて来るという噂がどこからともなく流れてきて城下は混乱する。 |
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サタルーが「赤丸党」を率いて、今帰仁の城下の空き家に火を付けると、強風が吹いてきて、城下は全焼する。
「よろずや」は戦が始まってから必要な資材を供給する予定だったが、その資材は皆、燃えてしまう。 |
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久し振りに今帰仁に来た湧川大主は焼け跡と化した城下を見て驚き、グスクに行って山北王と会い、武装船に積んである鉄炮をすべてはずしてグスクに持って来いと言われる。 |
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諸喜田大主が兵を引き連れて撤収したので、辺土名に避難していた奥間の人たちが村に戻って歓声を上げる。 |
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勢理客ヌルと今帰仁ヌルが、中山王の回し者だと言って志慶真ヌルを捕まえて、今帰仁ヌルの屋敷の物置に閉じ込める。 |
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物置に侵入して志慶真ヌルと会い、神様の力だと言って、お前の力を見せてやればいいと言って、一緒に抜け出す。 |
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クーイの若ヌルが志慶真ヌルに会いに来て、剣術を習う事になる。 |
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湧川大主が今帰仁グスクに運ぼうとした鉄炮と火薬を奪い取る。 |
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湧川大主が武装船に側室と子供たちを乗せて琉球から去る。 |
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諸喜田大主が志慶真ヌルを捕まえようとしたので、志慶真ヌルはクボーヌムイに籠もる。 |
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中山王が正式に各按司たちに出陣命令を出す。 |
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4月 |
首里グスクで出陣の儀式を行ない、サハチが総大将として出陣する。 |
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先発隊の懐機が焼け跡の今帰仁に来て、一緒に陣地作りをする。 |
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今帰仁に着いたサハチと一緒に物見櫓の上から今帰仁グスクを眺める。 |
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外曲輪を攻め取るが、勝連按司と越来按司が戦死する。 |
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山北王の側室のウクとミサと会い、フミから預かったという敵の大将の配置図をサハチに渡す。 |
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三の曲輪にあるという抜け穴の出口を探し回る。 |
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サグルーたちが志慶真曲輪を攻め落とす。 |
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三日目の夜が明け、物見櫓の上で勝連按司を継げとサハチに言われるが断り、娘婿のジルムイに継がせればいいと言う。 |
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抜け穴の出口を見つけ出し、サハチと一緒に確認する。 |
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抜け穴を使って苗代之子と安慶名按司が三の曲輪に突入し、総攻撃をして三の曲輪を攻め落とす。 |
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大雨の降る中、志慶真川から崖をよじ登って御内原に潜入したマウシの兵たちに従い、御内原に入り、山北王の側室だったフミと会い、山北王が雷に打たれて死んだ事を知る。 |
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サハチが来たのでフミと会わせて、何が起こったのかを説明させる。 |
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山北王の次男フニムイを探していて、御殿の地下にある地下蔵を見つけ、山北王が溜め込んだ財宝に驚く。 |
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サハチが山北王の側室タンタンを連れて地下蔵に来て、「洪武帝の宝剣」を見つける。
「洪武帝の宝剣」をタンタンに返そうとサハチは思うが、タンタンの言っている事は嘘に違いないと言う。
懐機に見せると「洪武帝の宝剣」は本物のようだから、永楽帝に返したら喜ばれるだろうと言う。 |
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山北王の次男のフニムイと平敷大主と愛宕之子が消えたとサハチに知らせ、絶対に探し出すと言う。 |
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一の曲輪と二の曲輪の遺体を片付け、敵兵の遺体は山北王も含め、皆、抜け穴のガマの中に埋葬して入り口を塞ぐ。 |
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マチルギ、志慶真ヌル、屋嘉比ヌル、東松田の若ヌルの四人がマジムン退治をして、かつて、滅ぼされてマジムンとなって彷徨っている歴代の今帰仁按司の一族たちを封印する。
戦で流れた多くの血を洗い流すかのように大雨が降り、稲妻が走って、雷鳴が鳴り響き、風も強くなり、ようやく雨がやんだかと思うと、静かに雪が降ってくる。 |
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