浅間山噴火。

浅間山噴火。

夜、浅間山噴火。

浅間山噴火。

朝４つ半、浅間山噴火。

浅間山噴火。

浅間山噴火。

浅間山噴火。

昼、浅間山噴火。噴石のため登山者15人死亡、１人重傷。

浅間山噴火。

浅間山噴火。

浅間山噴火。

浅間山噴火。

浅間山噴火、焼灰降る、ただし初雪のごとし。ただ鳴動は山も崩れるごとし。

浅間山噴火。

浅間山噴火。

夜、浅間山噴火。大鳴、麓みな火になる。

浅間山噴火、大炎上灰降る。

浅間山噴火。

二代目市川団十郎没。三代目岩井半四郎没。

江戸三座、春芝居に『助六』を競演、大当たり。

平賀源内、火浣布を発明する。

江戸の小松屋藤吉ほか３人、万座山の硫黄採掘を出願する（翌年許可）。

初代富本豊前太夫（49）死す。

この年、手島堵庵が心学の講義を始める。

この頃、万座温泉が発見される。

『俳風柳多留』第１編刊行される。

清国貿易向けの海産物製造を奨励する。

明和銀が鋳造される。

間引きを厳禁する。

この年、オランダ船より初めて金銀銭を輸入する。

この年、鈴木春信が錦絵を創始する。

この年、吾妻郡草津村ほか26か村、万座硫黄山の採掘に反対する。

吾妻郡門貝・西窪・中居３か村、万座温泉の開発を願い出る。

大坂の銅会所を銅座とする。

霊岸島埋立地成る。俗に蒟蒻島という。

諸国飢饉数年続く。

初代中村仲蔵、『忠臣蔵』の定九郎を現在の型に工夫する。

勘定奉行に関東８か国の博奕・風俗取締り強化を命じる。

吾妻郡大笹・大前・干俣３か村、万座温泉の開発を願い出る。

田沼意次が側用人となる。

山県大弐、竹内式部の処罰（明和事件）

前橋藩主松平朝矩、城崩壊のため武蔵国川越へ移城を許される。

幕府、間引禁止令を出す。

この年、本多利明、江戸に学塾を開く。

絵師、奥村政信（79）死す。

『雨月物語』上田秋成作、刊行。

吉原全焼、初めて遊女町の仮宅。

真鍮銭（四文銭）の通用始まる。

この年、丸山応挙『七難七福図』を製作する。

この年、諸国に一揆・打ち壊しが起こる。

この頃、利根川平塚河岸の所属船数40艘余。

女義太夫が売淫の嫌疑により禁止される。

中村座、下り初代中村歌右衛門『平清盛日の出の場』大評判。

幕府、百姓の徒党強訴取締令を発布する。

前橋城が取り壊される。

幕府、信州中馬の大戸通り付通し輸送を禁止する。

安中城主板倉勝清、老中となる。

諸国に風邪流行。

この年、唐衣橘洲、四方赤良ら、江戸で狂歌会を催す。

『神霊矢口渡（平賀源内作）』江戸外記座で初演される。

諸国大旱、８月まで続く。

絵師、鈴木春信（46）死す。

洒落本『辰巳の園』夢中散人寝惚先生作、刊行。

４代目市川団十郎、位附け無類となる。

３代目松本幸四郎（30）、５代目市川団十郎を襲名する。
４代目は２代目松本幸四郎に復名する。

２代目松本幸四郎、３代目海老蔵を襲名する。

空米相場の厳禁を命じる。

『遊子方言』田舎老人多田爺作、刊行。

艶本『百慕々物語』勝川春章画。

『妹背山婦女庭訓』、大坂竹本座で初演される。

幕府、百姓の強訴処罰令を発布する。

前野良沢、杉田玄白らが小塚原で死刑囚の腑分けをする。

諸国、前年以上の大旱魃となる。

伊勢への御陰参りが熱狂的になる。

江戸米沢町の入堀を埋め立て薬研堀と称す。

台風。江戸の人家多く倒れる。

この年、各地に百姓一揆、強訴騒動おこる。

この年、江戸の小松屋藤吉、万座温泉の開発を許可される。

江戸市中に貸本屋が盛んとなる。

食物の辻売り、屋台店始まる。

料理屋が始まる。

踊子を芸者と呼ぶ事が始まる。

見世物の女相撲大いに人気を博す。

木場の売場と置場が合体繁盛する。

侠客、遊女等の間に刺青が流行する。

粋な屋根船が全盛。

花見に茶番が始まる。

深川が遊楽地として賑わう。

密通は殆ど内済となる。

山谷船約60艘となる。船賃300文。

長い羽織が流行する。

田沼意次が老中となる。

江戸大火（目黒行人坂大火）、評定所を焼く。

幕府、江戸内藤新宿を再興し甲州街道の宿駅とする。

大川中洲埋め立て成る（町屋は４年に建つ）。

幕府、防火のために瓦葺を厳命する。

東海道、奥羽地方大風洪水、江戸の被害甚大。

江戸、暴風雨。

南鐐二朱銀を鋳造する。

江戸寛永寺焼失。

明和九から改元。

大坂の俳人栗庵似鳩、那波郡蓮沼村に栗庵を開く。

『本朝水滸伝』前編、建部綾足作、刊行。

物価引き下げ令でる。

諸国疫病流行する。

二代目瀬川菊之丞没。

金銀貨幣偽造者を磔刑にする。

杉田玄白、前野良沢ら『解体新書』を訳す。

初代鶴賀新内（61）死す。

大川橋初めて架かる。俗称吾妻橋。

瀬川富三郎、三代目菊之丞（仙女路考）を襲名。

この年、奥羽一帯に飢饉おこる。

高崎藩士の戯作者蓬莱山人帰橋著『婦美車紫展子』刊行。

中洲を富永町と命名、納涼の茶屋繁盛。

東海、中山道宿駅の人馬賃金銭の増加を許可する。

加賀千代（74）死す。

黄表紙『金々先生栄花夢』恋川春町画作、刊行。

この頃、北斎、勝川春章に入門する。

鳥山検校、遊里に赴き、遊女瀬川を身請けし巨万の金銀を費やす。

絵本『画図百鬼夜行』鳥山石燕画、刊行。

３月末より秋の初めまで、麻疹が流行する。

将軍家治、日光に社参する。

亥刻、浅間山噴火。

平賀源内、エレキテルを完成する。

『俳風柳多留』に江戸っ子の語初見。

艶本『色道取組十二番』磯田湖龍斎画。

信濃国高井・水内両郡幕領に百姓一揆が起こる。

富突、福引、福富などの博奕を禁じる。

『伽羅先代萩』大坂中之芝居で初演される。

百姓の江戸出稼ぎを禁止する。

内藤新宿に大規模の女郎屋出来る。

江戸の札差を109軒に限定する。

４代目市川団十郎（当時、海老蔵、68）死す。

伊豆国大島噴火する。

相撲興行が晴天10日となる（以前８日）。

無宿者の一斉検挙行われる。

ロシア船、蝦夷地で松前氏に通商要求。

悪風俗の穢多非人逮捕令が発布される。

『伊達競阿国戯場』江戸中村座で初演。

『金門五三桐』大坂角の芝居で初演。

松前藩、ロシア船の通商要求を拒否する。

大隅国桜島噴火する。江戸まで灰が降る。

平賀源内、誤って人を殺し投獄される。

高崎藩士の戯作者蓬莱山人帰橋著『伊賀越増補合羽の籠』刊行。

この年、武家宅地の市民貸与を禁止する。

この年、花街に初めて見番が置かれる。

洒落本『変通軽井茶話』大田南畝作、刊行。

関東洪水。永代橋、新大橋落ちる。

草津温泉で客引き禁止規定を厳守する集会が開かれる。

大坂に鉄座、真鍮座を設置する。

『新版歌祭文』大坂竹本座で初演される。

船宿に粋な女将が座り始める。

座頭高利貸の吉原での遊興が目立つ。

両国広小路が賑わう。

絵本『画図百鬼夜行拾遺』鳥山石燕画、刊行。

江戸大火。両芝居類焼。

初代常盤津文字太夫（74）死す。

大隅国桜島噴火する。

幕府、武蔵、上野に織物・糸綿貫目改所設置を許可する。

幕府、田沼意次に１万石を加封する。

幕府、武蔵、上野に織物・糸綿貫目改所を廃止する。

幕府、農民徒党強訴の取締りを命じる。

幕府、上野国の一揆中に窃盗を働いた者の逮捕を命じる。

吉原伏見町より出火１町余焼く。仮宅なし。

下総国印旛沼、手賀沼開墾を願い出る者あり、幕府、その調査を命じる。

幕府、下総印旛沼の干拓を命じる。

相模国小田原大地震。

江戸の飛脚問屋９人、定飛脚問屋として公認される。

徳蔵（後の６代目団十郎、５）、４代目海老蔵を襲名する。

伊勢国白子の船頭大黒屋光太夫、遭難する。

この年より不良を勘当と同時に帳外とする。

この頃、江戸薬種屋に売却した草津温泉湯花の代金約50両。

『加賀見山旧錦絵』江戸森田座にて初演。初代尾上松助、胴抜け早替りを工夫。

『狂歌若葉集』唐衣橘洲編、刊行される。

『狂歌万載集』四方赤良・朱楽菅江編、刊行される。

前橋藩領の農民約１万人が城下の穀屋・質屋などを打ち壊す。

市村座、150年の寿狂言を行う。

初代尾上菊五郎（67）死す。

この年、蔦屋重三郎、通油町に進出し、歌麿作品の刊行始まる。

この年、冷害のため諸国大飢饉、奥羽で多数の餓死者が出る。

浅間山大噴火により埋没した鎌原村に11軒が新築される。

新番士佐野政言、江戸城中で若年寄田沼意知を刺す。

吉原出火により中洲へ仮宅。

顔見世から市村座、櫓変わり、桐長座となる。

吾妻郡大笹村に新湯が開設される。

江戸大火。湯島聖堂を焼く。

桐座櫓変わって元の市村座に戻る。