酔雲庵

陰の流れ

井野酔雲

創作ノート




風眼坊舜香(風間小太郎)の略歴2





1432年 備中の国、荏原荘で郷士の三男として生まれる。 1歳
1438年 この頃より武術を習う。 7歳
1449年 5月 伊勢新九郎(18)と共に故郷を出て、京の都に行く。 18歳
10月 新九郎と別れ、関東に旅立つ。
腹をかすかして倒れるが、熊野の山伏に助けられる。
1450年 熊野で山伏になり、風眼坊舜香を名乗って修行を積む。 19歳
熊野の山中の村で、目を患っているお光と出会う。
1451年 本草学の修行をして、お光の目を治療する。 20歳
飯道山の親爺と会い、飯道山に来る。
1452年 飯道山の剣術師範になる。 21歳
高林坊、火乱坊、栄意坊と共に四天王として活躍する。
花養院の松恵尼(19)と出会う。
1453年 伊勢新九郎、飯道山に来て修行を積む。 22歳
1454年 百地弥五郎(16)、飯道山に来る。 23歳
栄意坊、飯道山を下り、旅に出る。
12月 新九郎、飯道山を下りて京都に戻る。
1455年 飯道山を下り、火乱坊と共に旅に出る。 24歳
火乱坊と別れ、お光のもとに帰る。
1456年 10月 長男、光一郎生まれる。 25歳
1457年 吉野、葛城山、飯道山をフラフラ。 26歳
奈美(松恵尼)の農家に始めて行く。
高林坊、飯道山を下りて葛城山に帰る。
1458年 2月 長女、お風生まれる。 27歳
1460年 10月 ひょっこりと京都に現れる。《寛正の大飢饉》 29歳
1461年 7月 京都で7年振りに、新九郎と再会する。 30歳
1461〜66年 山城の国で一揆衆と共に戦う。 30〜35歳
1464年 5月 戦場で怪我をした金比羅坊を助ける。 33歳
1467年 1月 応仁の乱、始まる。京都で戦を傍観。 36歳
1468年 五ケ所浦で太郎と出会う。 37歳
1469年 4月 太郎を連れて、飯道山に行く。 38歳
栄意坊と共に四国まで旅をする。
故郷、備中に帰る。
1470年 5月 飯道山に行き、太郎と楓の祝言を挙げる。 39歳
お光のもとに帰り、家族と暮らす。
1471〜72年 光一郎に武術の特訓をする。 40〜41歳
1473年 1月 長男、光一郎(18)を飯道山の太郎のもとに送る。 42歳
6月 長女、お風を嫁に出す。
7月 熊野に行き、仕事を頼まれ、修行者をつれて奥駈けをする。
熊野、那智で仕事をしている。
1474年 5月 大峯山上にいるが、訪ねて来た火乱坊と一緒に越前吉崎に向かう。 43歳
閏5月 越前一乗谷にてお雪(14561518)と出会う。
6月 本願寺の一揆始まる。
10月 富樫幸千代の蓮台寺城落城。
1475年 3月 お雪と一緒に吉崎の門前で町医者を始める。 44歳
6月 本願寺の一揆、再び起こる。
8月 蓮崇を連れて吉崎を去る。
9月 飯道山にて、早雲と再会する。
蓮崇、早雲と共に百日行を始める。
12月 太郎と再会。蓮崇を飯道山に預けて播磨に行く。
1476年 1月 早雲、お雪と共に太郎の城下にて年末年始を過ごしてから駿河に向かう 45歳
お雪と一緒に駿府で町医者を開業する。
2月 駿河守護今川義忠が討ち死にする。
今川家の家督争いが始まる。早雲を陰で助ける。
9月 今川家の内訌治まる。
1477年 2月 早雲に『陰の組織』を作ってくれと頼まれる。 46歳
3月 小太郎夫婦、飯道山に行き、観智坊と再会する。十人の若者を選ぶ。
小太郎夫婦と銭泡、播磨大河内城下に着き、太郎より陰の術を習う。
5月 飯道山から10人の若者を駿河に連れ帰り、陰の組織「風摩党」を結成する。
名を風間小太郎から風摩小太郎に変える。
8月 栄意坊夫婦、駿河の風摩砦(丸子山中)に来る。風摩党、遠江に進撃する。




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