古河公方と関東管領
古河公方
- 足利左兵衛督成氏(1438-1497)1449-97在籍、1455古河に移る。
- 足利左馬頭政氏(1466-1531)1496年山内上杉と組む。1505年以降両上杉氏と組み、北条方の高基と対立。1497-1512在籍。
- 足利左馬頭高基(1587-1535)初名高氏、1509年高基に改名。1512年、父を追い公方となる。北条方。1512-1535在籍。
- 小弓御所足利右兵衛佐義明(1591-1538)政氏の次男。1510年、還俗。父、兄と不和になり流浪の末、1517年、上総守護武田氏に迎えられ下総小弓城に入る。1538年、国府台合戦に戦死。
- 足利左兵衛督晴氏(1508-1560)1540年、北条氏綱娘を嫁に貰う。1535-1552在籍。1545年、河越合戦の時、北条に背く。1552年、隠居。1554年、北条氏に反抗し捕えられ幽閉される。
- 足利左兵衛督義氏(1541-1583)母は北条氏綱娘。1554年、古河落城後、氏康の庇護の元、鎌倉に住む。1555年、元服。1568年頃、古河に戻り北条氏の保護の元公方の地位を回復する。
関東管領
- 上杉民部大輔顕定(1454-1510)1466-1510在籍。公方成氏と対立するが1478年和睦。1488年から1504年まで扇谷上杉定政、朝良と対立。越後の長尾為景に敗死す。
- 上杉四郎顕実(1479-1515)顕定の養子、足利成氏の子。同じ顕定の養子憲房と対立。鉢形城主。憲房の家宰長尾景長に鉢形城を攻略され、古河に逃げる。癩病を患い療養に赴いた諏訪の湯にて死す。1510-1512在籍。
- 上杉兵庫頭憲房(1467-1525)五郎、顕定の養子。平井城主。1512年、顕実を追って管領となる。北条氏と争う。1512-1525在籍。
- 上杉四郎憲寛(1512-1551)足利高基の子。憲房養子。1531年、憲政に攻められ上総国宮原に移る。1525-1531在籍。
- 上杉憲政(1523-1579)憲房の子。1541年、海野棟綱を助けて信濃出兵。扇谷朝定、今川義元と結び北条氏と抗争。1546年、川越合戦で北条氏に敗れる。1552年、平井落城、越後に逃げる。1560年長尾景虎に擁されて古河城に入る。1531-1557在籍。
- 上杉弾正少弼謙信(1530-1578)1557-1578在籍。
山内上杉家家務職
- 鎌倉長尾但馬守房景(−1393)新五郎。 −1393
- 犬懸長尾左近将監満景(−1417)六郎、出雲守。 1393−1417.25年
- 総社長尾尾張守忠政(−1452)忠綱子、孫太郎、修理亮。 1417−1443.27年
- 白井長尾左衛門尉景仲(1388-1463)房景子、孫四郎、元重景 1443−1449.7年
- 鎌倉長尾但馬守実景(1413-1454戦死)満景子、新五郎。 1449−1454.6年
- 白井長尾左衛門尉景仲(1388-1463)房景子、孫四郎、元重景。 1454−1461.8年
- 白井長尾左衛門尉景信(1413-73)景仲子、彦四郎。 1461−1473.13年
- 総社長尾尾張守忠景(1431-1501)景信弟、修理亮。 1473−1501.29年
- 足利長尾但馬守景長(1463-1528)景人子、新五郎、元房景、亭泉斎。 1501−1528.28年
- 足利長尾但馬守憲長(1503-50)景長子、新五郎、 1528−1550.23年
- 館林長尾但馬守景長(1528-69)憲長子、新五郎、当長、政長。 1550−1552.3年
- 長尾但馬守景長(1469-1528)足利勧農城主。笑岩斎。憲房の家宰。
上野国守護代
- 白井長尾左衛門尉景守(−1401)彦四郎、相阿弥。 −1401
- 総社長尾能登守憲明(−1447)忠綱子、左衛門尉。 1401−1443.43年
- 白井長尾左衛門尉景仲(1388-1463)房景子、孫四郎、元重景 1443−1449.7年
- 鎌倉長尾但馬守実景(1413-1454戦死)満景子、新五郎。 1449−1454.6年
- 鎌倉長尾但馬守景人(1431-72)実景子、新五郎。 1454−1472.19年
- 足利長尾但馬守定景(1455-75)景人子、新五郎。 1472−1475.4年
- 総社長尾能登守定明(1460- )忠景子、平五郎。 1475−
- 総社長尾左衛門大夫顕景(1495−1570)定明子、能登守、 −1552.
- 白井長尾四郎左衛門尉景誠(1507-1528)景英の子。1527年父の死後城主となるが翌年、家臣に暗殺される。
- 白井長尾左衛門尉憲景(1511-1583)総社長尾顕忠の子。白井長尾景誠が1528年、家臣に殺害された後、白井城主となる。1560年、景虎を迎える。小田原攻めに子の憲春を参陣させる、謙信の死後、武田方となり、やがて北条方となる。一井斎。
- 総社長尾尾張守顕方( )上杉顕実に付く。北条方となる。1563年、武田に攻められ、一族と共に越後に移る。
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