酔雲庵


時は今‥‥石川五右衛門伝

井野酔雲

創作ノート




天正8年(1580年)の物価






  • 金1枚(10両)=44匁(約165g)=銭10貫文。 金1貫=銭230貫文
  • 銀1枚(10両)=43匁(約162g)=銭2貫文。 銀1貫=銭47貫文


  • 米1石=1200〜1500文(京都)、600〜800文(奈良)
  • 大豆1石=1000〜1300文(京都)、650〜800文(奈良)
  • 塩1斗=100〜150文(京都)、70〜120文(奈良)
  • 茶1斥=50〜100文、
  • 炭1荷=150〜200文
  • 杉原紙1束=250〜270文
  • 瓜10個=10〜30文
  • なす10個=1文
  • 豆腐1丁=3文
  • 饅頭=3文
  • みかん10個=16〜20文
  • 1尺の鯛=15文
  • 鯵3匹=1文
  • 鰯2匹=1文
  • ローソク1挺=8〜12文
  • 鎌1丁=25文(京都)、20文(奈良)
  • 足袋1足=350文
  • 上紬1反=1500文
  • 下紬1反=1000文
  • 木綿1反=872文
  • 布3反=250文
  • 酒1斗=100〜200文
  • 油1升=70〜120文
  • 畳1帖=100文
  • 九十九髪茄子(茶道具)=1000貫文。
  • 三日月の葉茶壷(茶道具)=10000貫文。
  • 松本茶碗(茶道具)=5000貫文。
  • 職人の賃金=一日50文
  • 人夫の賃金=一日20文


  • 室町前期の皇室の年間収入は7500貫文。戦国期は10分の1に減じた。




  • 豊臣時代、六匁玉の鉄砲の価格は米九石(銭9貫文)。
  • 豊臣時代、堺の鉄砲生産力は一日15挺、年に五千挺以上を生産した。
  • 秀吉は大津から年間銀七百枚の駄別銀を徴収する。江州舟役料は銀一千枚。淀川の舟関も銀一千枚。
  • 当時の足軽の給料は年間一石八斗余り(銭1貫800文)
  • 1579年、安土城には黄金一万枚以上あった。岐阜城にも銅貨幣一万五千貫以上あった。
  • 1568年、信長は堺に二万貫、石山本願寺に五千貫、法隆寺に六百貫の矢銭を要求する。





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