1406年 |
思紹第一尚氏王統樹立。 |
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1416年 | 山北滅亡。 | ||
1421年 |
思紹死し、尚巴志継ぐ。 |
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1422年 |
尚巴志、山南を滅ぼし全島統一。 |
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1441年 |
島津忠国、足利義教から琉球を与えられる。 |
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1458年 |
阿麻和利の乱。 |
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1470年 |
尚円第二尚氏王統樹立。 |
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1492年 |
円覚寺建立。 |
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1500年 |
赤蜂の乱。 |
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1579年 |
首里門に『守礼之邦』の額を掲げる。 |
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1582年 |
秀吉、亀井茲矩を琉球守に封じる。 |
||
1591年 |
秀吉、琉球に夫役賦課。 |
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1609年 |
島津の琉球侵略。尚寧捕虜となる。 |
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1611年 |
島津、琉球の検地完了。尚寧帰国を許される。 |
||
1622年 |
八重山頭職宮良親雲上キリシタンの嫌疑で焚殺。 |
||
1637年 |
先島人頭税賦課。 |
||
1853年 |
ペリー来航。 |
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明治4年 |
宮古島の貢納船が台風で台湾に漂着、乗船員69人のうち54人が生蕃に殺される。 |
||
明治5年 |
琉球藩設置。尚泰藩主となり、華族に列せられる。 |
||
明治6年 | 3月 |
明治政府、琉球藩に『日の丸』大中7旒を渡すことを通知。日の出から日没まで、久米島、宮(1873)古、石垣、西表、与那国の5島にも掲揚せよと命じた。 |
|
明治7年 | 1月 |
那覇に郵便所を設置。 |
|
(1874) | 2月 |
明治政府、琉球藩に天皇と皇后の写真を贈る。 |
|
5月 |
征台の役。 |
||
明治8年 | 2月 | 2日 |
女子師範学校を東京に設立する。 |
明治12年 | 4月 | 4日 |
琉球処分。沖縄県となる。初代沖縄県令は鍋島直彬。 |
(1879) |
身分制が改められ、王と王子は華族、士は士族、町百姓と田舎百姓は平民とする。 |
||
5月 |
コレラ大流行(患者12000余人、死者6400余人)。 |
||
この年、沖縄の人口31万余人、戸数63000余戸。 |
|||
明治13年 | 6月 |
沖縄県師範学校が那覇西村に設立。 |
|
(1880) |
この年、沖縄県に首里に3、島尻に10、伊江島に1の小学校設置。 |
||
明治14年 | 5月 |
第2代沖縄県令上杉茂憲(もと米沢藩士)赴任。 |
|
(1881) | 『家族6、7人が豚や羊と一緒に住み、蚊や虻にも刺されたまま芋を食い、着物は粗末で、雨に濡れ日にさらされ‥‥‥その教育に至っては農民は字一つ読めず、自分の姓名も書けない。法令や告達がどうなっているか勿論知らない。めいめいの負担する税額も知らず、ただ村役人の言うがままに銭や米粟を納めるだけ、よその国を見た事もないから世間にはもっとよい国があるという事を知らない。惨めな生活をしていて、自分の惨めさがわからない。どうして沖縄の人間だけが、こんな不幸になっているのか』 | ||
6月 | 18日 |
県庁を首里から那覇西村に移し、開庁式を行う。 |
|
21日 |
沖縄師範学校を沖縄県立師範学校と改称。 |
||
12月 |
人身売買を禁止する。 |
||
明治15年 | 7月 | 23日 |
京城の日本公使館襲撃され、日本出兵する。 |
沖縄県の小学校53校になる。 | |||
明治16年 | 7月 | 鹿鳴館落成。 | |
(1883) |
第3代沖縄県令岩村通俊。第4代沖縄県令西村捨三。西村は各地に小学校を新築し、那覇・首里間の道路を修理して人力者が通じるようにし、那覇・与那原間の県道を修築した。 |
||
明治17年 | 7月 |
怪談牡丹灯籠(三遊亭円朝)発表。 |
|
(1884) | 8月 |
森鴎外、ドイツに留学。 |
|
12月 | 4日 |
韓国開国党と事大党との抗争起こり日本公使館焼かれ日本兵と清韓兵衝突する。 |
|
明治19年 | 3月 |
内務大臣山県有朋が来島。 |
|
(1886) | 3月 |
大迫貞清、第5代沖縄県令に任命され、沖縄県最初の知事となる。 |
|
9月 |
那覇でコレラ発生し、各地に伝播(死者1034人)。 |
||
12月 |
初めて知事の専用車として人力者を導入する。 |
||
明治20年 | 1月 |
中学校。師範学校で兵式訓練行われる。 |
|
(1887) | 2月 | 6日 |
文部大臣森有礼、来島し首里・那覇の小学校を視察して訓話を行う。 |
2月 |
森文部大臣を迎え、古波蔵の陸軍練兵場にて初めて運動会を開催する。 |
||
4月 | 14日 |
第6代沖縄知事福原実(予備陸軍少将)赴任。 |
|
11月 | 21日 |
総理大臣伊藤博文が大山陸軍大臣、仁礼海軍中将を従え軍艦3隻で来島(国防上の軍事視察)。 |
|
12月 |
他県に先んじて『御真影』を沖縄師範学校に下賜。 |
||
この年、天然痘流行(患者2447人、死者713人)。 |
|||
明治21年 | 7月 | 10日 |
東京朝日新聞刊行。 |
(1888) | 9月 |
第7代沖縄知事丸岡莞爾赴任。 |
|
11月 |
大阪毎日新聞刊行。 |
||
12月 |
200年間行われて来た甘蔗栽培制限が撤廃される。 |
||
この年、沖縄の間切・村に予算協議会が設立。 |
|||
この年、首里・島尻・中頭・宮古・八重山に高等小学校を開設。 |
|||
この年、沖縄県の人口37万4698人。 |
|||
明治22年 | 2月 |
大日本帝国憲法発布。 |
|
(1889) | 2月 |
沖縄師範学校全生徒に旧来の琉装を改め、洋服着用を指示。 |
|
5月 |
国頭郡にて断髪行われる。 |
||
10月 |
首里中学校に『御真影』下賜。 |
||
12月 |
那覇・首里の各小学校に『御真影』下賜。 |
||
明治23年 | 4月 |
ラフカディオ・ハーン来日。 |
|
(1890) | 10月 |
教育勅語、発布。各校にて奉読式を行う。 |
|
12月 |
沖縄県の各小学校へ『御真影』下賜。 |
||
沖縄から陸軍教導団に志願兵を出す。 |
|||
・『オッペケペエ節』流行。 |
|||
・北里、破傷風の血清療法を発見する。 |
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明治24年 | 6月 |
川上音次郎上京し書生芝居上演盛んとなる。 |
|
(1891) |
那覇に地方裁判所、那覇・宮古・八重山に区裁判所が設置される。 |
||
明治25年 | 6月 | 9日 |
月岡芳年(54)没。 |
(1892) | 7月 | 20日 |
第8代沖縄知事奈良原繁赴任(1908.4まで)。 |
11月 |
宮古に人頭税廃止運動起こる。 |
||
明治26年 | 1月 | 22日 |
河竹黙阿弥(78)没。 |
9月 | 15日 |
『琉球新報』創刊。 |
|
9月 |
師範学校、初めて県外(九州)への修学旅行を実施。 |
||
明治27年 | 8月 | 1日 | 日清戦争勃発。 |
夏休み帰省中の師範学校全生徒に非常警戒の名目で帰校入舎を命じ『義勇団』を結成させ、職員生徒に義勇奉公を宣誓させる。 | |||
26日 |
日韓攻守同盟調印。 |
||
明治28年 | 1月 | 13日 |
韓国独立宣言する。 |
(1895) | 1月 |
『たけくらべ』樋口一葉発表。 |
|
2月 | 2日 |
日本軍、威海衛を占領する。 |
|
4月 |
黒田清輝の裸体画事件起きる。 |
||
5月 | 25日 |
台湾人民反乱し独立共和国宣言する。 |
|
6月 | 5日 |
朝鮮独立布告する。 |
|
6日 |
日本軍、台湾鎮定する。 |
||
8月 |
台湾に軍政を実施。 |
||
日清戦争戦死者を靖国神社に祀る。 |
|||
明治29年 | 3月 | 16日 |
陸軍を12師団とする。 |
(1896) | 4月 | 7日 |
沖縄師範学校内に女子講習科(女子師範学校の前身、定員10名、修行年限2年)を設置。 |
5月 |
師範学校卒業生、初めて6週間陸軍現役に服する。 |
||
6月 |
宜野湾王子尚寅と松山王子尚順が父尚泰の功により男爵を授けられ、断髪になる。 |
||
10月 | 16日 |
軍事目的による那覇~鹿児島間海底電信敷設され、那覇郵便局において通信を開始する。 |
|
11月 | 23日 |
樋口一葉(25)没。 |
|
明治30年 | 1月 |
『金色夜叉』尾崎紅葉発表。 |
|
9月 | 13日 |
師範学校、首里城から当蔵に新築移転。 |
|
この年、前年より引き続き、天然痘猛威をふるう(死者329人)。 |
|||
明治31年 | 1月 |
先島を除く本県に『徴兵令』実施。 |
|
(1898) | 3月 | 25日 |
韓国の独立を承認し内政不干渉に関する日露議定書調印。 |
5月 |
この頃、米価高騰を続ける(1升21銭)。 |
||
7月 | 1日 |
岡倉天心、日本美術院を創立。 |
|
10月 | 15日 |
田崎草雲(84)没。 |
|
明治32年 | 2月 |
久米島に飢饉おこり、ソテツを常用する。 |
|
(1899) | 8月 | 師範学校講習科第一回卒で沖縄初の女教師・久場ツルが初めて普通服着用。「国家統一の企画に率先して寄与した」と奈良原知事が表彰。 | |
10月 |
師範女子講習生に和服を着用させる。 |
||
12月 | 5日 |
沖縄から30人の第一回ハワイ行移民団が那覇を出発。 |
|
明治33年 | 4月 |
『千曲川旅情の歌』島崎藤村。 |
|
(1900) | 7月 | 1日 |
沖縄師範学校内に私立沖縄高等女学校(県立一高女の前身)を開校。 |
9月 |
この日現在、沖縄の娼妓数1072名を数える。 |
||
この年、ラサ島を沖大東島と呼称し、日本領として公表。 |
|||
この年、沖縄県の人口46万5470人。 |
|||
明治34年 | 1月 |
この頃、3遊郭の娼妓の現在数995人、貸座敷数543戸を数える。 |
|
(1901) | 2月 | 3日 |
福沢諭吉(68)没。 |
8月 |
『みだれ髪』与謝野晶子刊行。 |
||
・『鉄道唱歌』流行。 |
|||
明治35年 | 1月 | 25日 |
青森八甲田山の雪中行軍事件で197人凍死。 |
(1902) | 1月 |
首里~普天間間の新道路開通する。 |
|
3月 |
この頃、前年の暴風により全島敵に飢饉。 |
||
5月 | 8日 |
台湾島民を日本国籍に編入する。 |
|
9月 | 19日 |
正岡子規(36)没。 |
|
12月 |
コレラが猛威をふるい死者310名を出す。 |
||
この頃、沖縄の中学校および師範学校の体育に空手採用される。 |
|||
明治36年 | 2月 | 28日 |
米艦ピッツバーグ号、那覇港に寄港し、中学生と潟原で親善野球試合を行う。 |
(1903) | 4月 |
硫黄島噴火する。 |
|
5月 |
この頃、那覇区に飲食店激増する(202軒)。 |
||
5月 | 31日 |
明治橋開通。 |
|
6月 | 29日 |
滝廉太郎(23)没。 |
|
10月 | 30日 |
尾崎紅葉(37)没。 |
|
10月 |
沖縄県の人口、約48万人となる。 |
||
この年、宮古・八重山の人頭税廃止される。 |
|||
明治37年 | 1月 | 15日 |
師範学校校舎全焼する。 |
(1904) | 2月 | 10日 |
日露戦争勃発。沖縄師範学校で宣戦の詔勅奉読式が行われる。 |
3月 | 25日 |
愛国婦人会沖縄支部発会。 |
|
6月 | 10日 |
沖縄師範学校、第一回実弾射撃演習を実施。以後、年2回実施。 |
|
6月 | 22日 |
沖縄からメキシコ移民210名出発。 |
|
9月 | 26日 |
小泉八雲(55)没。 |
|
11月 | 30日 |
日本軍、旅順203高地を攻略する。 |
|
明治38年 | 1月 |
『我輩は猫である』夏目漱石。 |
|
(1905) | 5月 | 27日 | 日本海大海戦。 |
8月 |
中学校の空手師範花城長茂、唐手を空手に改称する。 |
||
9月 | 5日 |
日露講和条約議定書(ポーツマス条約)調印。 |
|
10日 |
私立那覇技芸学校(二高女の前身)開校。 |
||
11月 | 3日 |
『沖縄新聞』発刊。 |
|
11月 |
日露戦争戦勝を祝し、師範学校職員生徒、波上宮で遙拝式を挙行。 |
||
明治39年 | 2月 |
日露戦勝記念として郡青年団を設立。 |
|
(1906) | 4月 | 1日 |
『琉球新報』日刊となる。 |
4月 |
『坊ちゃん』夏目漱石。 |
||
6月 | 1日 |
日露講和条約により樺太北緯50度以南受領。 |
|
11月 |
南満州鉄道会社=満鉄設立(北満に移民相次ぐ)。 |
||
明治40年 | 7月 | 15日 |
師範学校落成、県立高等女学校、師範学校より分離する。 |
(1907) | 9月 | 18日 |
陸軍、6個師団増設する。 |
9月 |
『蒲団』田山花袋。 |
||
11月 |
『沖縄新聞』日刊となる。 |
||
この年、沖縄から第一回フィリピン行移民団出発。 |
|||
明治41年 | 1月 |
沖縄に特別町村制が施行され、従来の間切・島を町村に、村を字に改称する。 |
|
(1908) | 2月 | 7日 |
学則改正により、師範学校に予備科・本科第二部を設置する。 |
8月 |
『あめりか物語』永井荷風刊行。 |
||
9月 | 27日 |
沖縄県泡盛製造組合設立。 |
|
12月 | 10日 |
『沖縄毎日新聞』発刊。 |
|
この年、渡地・仲島の遊郭を廃止して辻遊郭に合併する。 |
|||
明治42年 | 5月 | 11日 |
初めて県会議員選挙を行う。 |
(1909) | 7月 |
『沖縄公論』発刊。 |
|
10月 | 26日 |
伊藤博文(69)ハルピンで暗殺される。 |
|
明治43年 | 4月 |
師範学校に女子本科第一部を設置する。 |
|
(1910) | 12月 | 28日 |
白瀬中尉ら南極探検に出発。 |
12月 |
『一握の砂』石川啄木刊行。 |
||
・岡田四郎、単葉式飛行機を発明。 |
|||
この年、上地完文、中国でブアンゲヌン拳法を学んで帰郷し、上地流の開祖となる。 |
|||
この頃、沖縄県の人口、51万177人。 |
|||
明治44年 | 1月 | 24日 |
幸徳秋水(41)ら12名死刑となる。 |
(1911) | 11月 | 11日 |
川上音次郎(48)没。 |
明治45年 | 4月 | 13日 |
石川啄木(27)没。 |
(1912) | 7月 | 2日 |
樺太縦貫鉄道開通。 |
30日 |
明治天皇(61)没。 |
||
9月 | 13日 |
明治天皇大葬儀、乃木希典(64)と妻静子(54)殉死。 |
|
大正2年 | 1月 | 『阿部一族』森鴎外。 | |
(1913) | 3月 |
『爛』徳田秋声。 |
|
9月 |
『大菩薩峠』中里介山。 |
||
10月 | 6日 |
中華民国を承認。 |
|
11月 | 22日 |
徳川慶喜(77)没。 |
|
大正3年 | 1月 | 7日 |
間島に朝鮮人の暴動勃発。 |
(1914) | 12日 |
桜島大噴火。 |
|
1月 |
第6師団演習隊、初めて沖縄で実弾射撃・戦闘行軍など各種の訓練を行う。 |
||
3月 |
辻遊郭内の娼妓酌婦数1019名を数える。 |
||
4月 | 1日 |
宝塚少女歌劇団第一回公演。 |
|
4月 |
『こころ』夏目漱石。 |
||
5月 |
首里~久米間に電車開通する。 |
||
6月 |
沖縄県に大味久五郎知事赴任。 |
||
8月 | 23日 |
第一次世界大戦勃発。 |
|
9月 | 2日 |
日本軍、山東半島に上陸。 |
|
9月 |
『沖縄民報』創刊。 |
||
11月 | 7日 |
日本軍、青島占領する。 |
|
12月 | 15日 |
福岡県方城炭坑ガス爆発で死者669人。 |
|
12月 |
『沖縄毎日新聞』、『沖縄毎日新報』と改称。 |
||
・『カチューシャの唄(中山普平)』流行。 |
|||
大正4年 | 3月 | 8日 |
第6師団、満州に出勤する。9日、第10師団、満州に出勤する。 |
(1915) | 17日 |
第一艦隊出動準備。 |
|
4月 |
師範学校女子部、真和志村に移転を始める。 |
||
5月 | 7日 |
第二艦隊出動。 |
|
6月 | 15日 |
この頃、国頭街道(那覇・嘉手納・名護)開通。 |
|
9月 |
『羅生門』芥川龍之輔。 |
||
11月 |
『沖縄朝日新聞』刊。 |
||
大正5年 | 1月 | 15日 |
沖縄女子師範学校新校舎完成し、安里(現那覇市)に移転。 |
(1916) | 4月 | 1日 |
横須賀に海軍航空隊新設。 |
5月 |
・『ゴンドラの歌(中山普平)』流行。 |
||
5月 |
この頃、大坪商店に沖縄県初の自動車現れ、各地でパレードを行う。 |
||
7月 | 3日 |
日露新協約調印。 |
|
9月 | 3日 |
新家口で日華両軍衝突する。 |
|
12月 | 9日 |
夏目漱石(50)没。 |
|
沖縄県の小学校就学率94.96%に達する。 |
|||
大正6年 | 4月 | 30日 |
那覇区西本町に大火(全焼92戸)。 |
9月 | 6日 |
銀輸出を禁止。12日、金輸出禁止。 |
|
大正7年 | 4月 | 5日 |
日・英・米3国軍隊、ウラジオストックに上陸開始。 |
(1918) | 7月 | 11日 |
九州・関西地方に台風襲来し被害甚大。 |
8月 | 3日 |
富山に米騒動勃発し各地に波及。 |
|
大正8年 | 1月 | 5日 |
松井須磨子(34)自殺する。 |
(1919) | 3月 | 1日 |
京城に朝鮮独立の運動発生し各地に拡大する(万歳事件)。 |
4月 |
関東軍司令部設置。 |
||
8月 | 29日 |
京城に再び騒動勃発。 |
|
10月 |
辻町に大火(遊郭・劇場・住宅600戸焼失)。 |
||
11月 |
釜石・足尾鉱山スト暴動化する。 |
||
・流行性感冒猖獗し15万人余死亡する。 |
|||
大正9年 | 4月 | 9日 |
ハバロフスクデ日ソ両軍激戦する。 |
(1920) | 5月 | 2日 |
日本最初のメーデー挙行。 |
10月 | 1日 |
第一回国勢調査実施。沖縄の人口、59万1572人。 |
|
10月 |
沖縄の県庁、美栄橋に移転。 |
||
大正10年 | 3月 | 6日 |
皇太子裕仁親王御来県。 |
(1921) | 4月 |
『沖縄時事新報』を『沖縄タイムズ』に改題。 |
|
5月 | 20日 |
那覇・首里の区制が廃止され市制が施行される。 |
|
11月 | 4日 |
原敬首相(66)暗殺される。 |
|
この年、柳田国男(1月)と折口信夫(7月)が沖縄に来る。 |
|||
大正11年 | 1月 | 10日 |
大隈重信(85)没。 |
(1922) | 3月 | 28日 |
県鉄嘉手納線開通する。 |
7月 | 9日 |
森鴎外(61)没。 |
|
9月 | 10日 |
宮古に80年来の大暴風襲来(倒壊家屋1750戸、死者11人)。 |
|
10月 | 25日 |
ウラジオストック撤兵完了。 |
|
大正12年 | 3月 | 15日 |
朝鮮義烈団事件発覚する。 |
(1923) | 4月 | 『赤旗』創刊。 | |
6月 | 5日 |
第一次共産党事件起こる。 |
|
9日 |
有島武郎(46)自殺する。 |
||
9月 | 1日 |
関東大震災。 |
|
大正13年 | 1月 | 5日 |
朝鮮義烈団員、二重橋に爆弾投擲する。 |
(1924) | 3月 |
『痴人の愛』谷崎潤一郎。 |
|
8月 | 1日 |
樺太に徴兵制実施。 |
|
8月 |
沖縄~阪神直行航路開始される。 |
||
12月 | 31日 |
富岡鉄斎(89)没。 |
|
大正14年 | 1月 | 20日 |
日ソ条約調印。 |
(1925) | 3月 | 17日 |
那覇東町に大火、100余戸焼失。 |
4月 | 17日 |
朝鮮共産党結成。 |
|
5月 | 1日 |
陸軍軍縮により四個師団廃止。 |
|
10月 |
国勢調査、沖縄の人口、55万7993人。 |
||
・軍事教練が正課となる。 |
|||
大正15年 | 1~2月 |
川端康成『伊豆の踊子』文芸時代1~2月号に発表。 |
|
(1926) | 2月 | 5日 |
旭町に大火(焼失家屋40戸) |
28日 |
松島遊郭大疑獄事件発生。 |
||
3月 | 5日 |
労働農民党結成。 |
|
5月 |
文部省、学生の社会科学研究禁止を通達。 |
||
7月 | 9日 |
蒋介石、国民革命軍総司令に就任し、北伐を開始する。 |
|
8月 | 6日 |
社団法人日本放送協会(NHK)設立。 |
|
8月 | 29日 |
人見絹枝、第二回万国女子オリンピックで個人最優秀選手となる。 |
|
10月 | 1日 |
陸軍省に整備局を設置、軍備の近代化をはかる。 |
|
23日 |
中国共産党の指導により上海の労働者が武装蜂起。 |
||
12月 | 3日 |
改造社『現代日本文学全集(63巻)』を刊行(円本時代始まる)。 |
|
25日 |
大正天皇(48)没、昭和と改元。 |
||
この年、高等女学校の制服をセーラー服に決める。 |
|||
・労働争議が頻発(495件、2年前の2倍)。 |
|||
・口金つき卵型ハンドバッグ、婦人服アッパッパ流行。 |
|||
・タバコの『朝日』(20本)15銭。 |
|||
・流行歌『ヨサホイ節』『関の五本松』『国境警備の歌』 |
|||
・『幼年倶楽部』『アサヒカメラ』創刊。 |
|||
・映画『戦艦ポチョムキン』ソ連。 |
|||
昭和2年 | 1月 | 5日 |
大日本角力協会発足。 |
(1927) | 1月 |
『何が彼女をそうさせたか』藤森成吉。 |
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2月 | 7日 |
大正天皇大葬。 |
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3月 | 7日 |
丹後大地震。 |
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15日 |
金融恐慌始まる。 |
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24日 |
中国国民革命軍が南京入城(南京事件)。 |
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4月 | 1日 |
徴兵令を改め、兵役法を公布。 |
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1日 |
小田急線、新宿・小田原間開通。 |
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12日 |
蒋介石、上海で反共クーデター起こす。 |
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20日 |
蒋介石、南京に国民政府を樹立。 |
||
29日 |
嵐寛寿郎の鞍馬天狗シリーズ第一作『角兵衛獅子』封切。 |
||
5月 | 21日 |
リンドバーグ、大西洋横断無着陸飛行に成功。 |
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28日 |
第一次山東出兵。 |
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6月 | 20日 |
日米英3国海軍軍縮会議(ジュネーブ)。 |
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7月 | 10日 |
岩波文庫刊行開始。 |
|
24日 |
芥川龍之介(36)、自殺。 |
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8月 | 1日 |
中共軍が南昌で武装蜂起。 |
|
3日 |
第一回都市対抗野球大会。 |
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13日 |
NHK、甲子園から全国中等野球大会を放送(初のスポーツ実況中継)。 |
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9月 |
毛沢東、井崗山に根拠地を構築。 |
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18日 |
小説家徳富蘆花(60)没。 |
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21日 |
三越で初のファッションショー(モデルは水谷八重子ら)。 |
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10月 |
大里村与那原に大火(258戸焼失)。 |
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11月 | 3日 |
初の明治節(明治天皇誕生日)。 |
|
5日 |
蒋介石、田中首相と会談し、国民政府の中国統一に協力を要請。 |
||
12月 | 30日 |
東京の上野・浅草間に初の地下鉄開通。 |
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31日 |
上野寛永寺より除夜の鐘を初放送。 |
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・国産フィルム第一号誕生。 |
|||
・初の女性博士(理学博士保井コノ)現れる。 |
|||
・円本ブームで廉価版文学全集の刊行盛んになる。 |
|||
・藤森成吉の小説の題名『何が彼女をそうさせたか』が流行語に。 |
|||
・『忠治旅日記』伊藤大輔監督、大河内伝次郎主演。 |
|||
・流行歌『出船の港』『ヴァレンシア』 |
|||
・『キンダーブック』創刊。 |
|||
昭和3年 | 1月 | 12日 |
大相撲のラジオ実況放送始まる。 |
(1928) | 2月 | 1日 |
共産党の中央機関誌『赤旗』創刊。 |
11日 |
第二回冬季オリンピック大会(サンモリッツ)に日本初めて参加。 |
||
20日 |
第16回総選挙(初の国政普通選挙)。 |
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24日 |
陸軍省が学校教練及青年訓練修了者検定規程を公布(学校教練を成績に)。 |
||
2月 |
沖縄県連合女子青年団設置される。 |
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3月 | 15日 |
全国で共産党員を大量検挙(三・一五事件)。 |
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4月 | 3日 |
ほんみち教祖を初め天理研究会員385人、不敬罪で検挙。 |
|
5月 | 3日 |
日本軍、山東省・済南で国民革命軍と衝突(済南事件)。 |
|
21日 |
細菌学者野口英世(53)、アフリカで没。 |
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6月 | 4日 |
関東軍、列車を爆破し、張作霖を暗殺。 |
|
5日 |
『マルクス・エンゲルス全集』改造社。 |
||
9日 |
国民革命軍、北京に入場し、北伐完了。 |
||
29日 |
治安維持法改定(死刑・無期懲役を追加)。 |
||
7月 | 3日 |
内務省に特別高等警察課を設置。 |
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12日 |
二世市川左団次一座、訪ソに出発。 |
||
28日 | 第9回オリンピック、アムステルダムで開催(鶴田が200メートル平泳ぎ、織田が三段跳びで日本初の金メダル)。 | ||
8月 | 15日 |
画家佐伯祐三(31)没。 |
|
27日 |
パリ不戦条約調印。 |
||
9月 | 17日 |
歌人若山牧水(44)没。 |
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10月 | 6日 |
共産党書記長渡辺政之輔、台湾で警官に追われ自殺。 |
|
11月 | 1日 |
ラジオ体操放送始まる。 |
|
5日 |
ラジオ放送の全国中継網完成。 |
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10日 |
天皇即位式(御大典)行われる。 |
||
10日 |
ダンスホール取締令実施。 |
||
28日 |
高柳健次郎、ブラウン管を使ったテレビ実験に成功。 |
||
12月 |
説教強盗、各地に出没。 |
||
4日 |
谷崎潤一郎『蓼食ふ虫』 |
||
8日 |
イタリア国会、ファシスト独裁法承認。 |
||
・電気吹き込みのレコードが普及し『波浮の港』が大ヒット。 |
|||
・耳かくしの髪型が流行。 |
|||
・東京・大阪間に旅客機が初めて運行。 |
|||
・『丹下左膳』伊藤大輔監督、大河内伝次郎主演。 |
|||
・流行歌『波浮の港』『モン・パリ』『鉾をおさめて』『アラビアの唄』 |
|||
昭和4年 | 2月 | 23日 |
説教強盗、妻木松吉捕まる。 |
(1929) | 2月 | 首里や那覇市にも自動車全盛時代おとずれる(人力者や荷馬車次第に廃れる)。 | |
3月 | 5日 |
旧労農党代議士山本宣治(41)暗殺される。 |
|
4月 | 1日 |
寿屋、国産初のウイスキー発売。 |
|
16日 |
共産党員、一斉に検挙(四・一六事件)。 |
||
4月 |
島崎藤村『夜明け前・第一部』中央公論連載。 |
||
5月 | 1日 |
東京の午砲廃止、以後サイレンを使用。 |
|
5月 |
小林多喜二『蟹工船』連載。林芙美子『放浪記』刊行。 |
||
6月 | 3日 |
日本、中国国民政府を正式に承認。 |
|
30日 |
邦楽座でトーキーの上映始まり、楽士の解雇発表される。 |
||
6月 |
空手、沖縄の中学校の正課となる。 |
||
7月 | 1日 |
張作霖爆殺事件の責任者処分発表(関東軍参謀河本大佐を停職処分)。 |
|
1日 |
改正工場法施行され、婦人・少年の深夜労働禁止される。 |
||
9日 |
浜口首相、十大政綱発表(対中国関係改善、軍縮など)。 |
||
10日 |
浅草にカジノ・フォーリー発足。 |
||
8月 | 19日 |
世界一周途上のドイツの飛行船ツェッペリン伯号、霞ケ浦に着く。 |
|
29日 |
浜口首相、緊縮政策について放送で国民に呼びかける(初の政策放送)。 |
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10月 | 1日 |
英ソ国交回復。 |
|
20日 |
日比谷公会堂開場。 |
||
24日 |
ニューヨーク株式市場大暴落。世界恐慌始まる。 |
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11月 | 3日 |
朝鮮の光州で学生5万人が反日運動に決起、以後朝鮮全土に広まる。 |
|
12月 | 16日 |
東京駅八重洲口開業。 |
|
◇女師・一高女、朝礼で『皇室と伊勢神宮に遙拝』の慣行始まる。 |
|||
・大卒者の就職難が深刻化し、映画の題名『大学は出たけれど』が流行語に。 |
|||
・小林多喜二『蟹工船』、徳永直『太陽のない街』刊。 |
|||
・あだな年増をたれが知ろの『東京行進曲(西条八十作詞、中山普平作曲)』大ヒット。 |
|||
・『銀ブラ』という言葉が生まれ、東京銀座、大阪道頓堀ではカフェーやダンスホールが全盛。 |
|||
・流行の先端を行くモガのファッションは和服にヘコ帯、ゲタばき、洋装の時は吊りスカートとセーラー服がほとんどだったが共通している特徴は、断髪。 |
|||
・ベレー帽をかぶり、小わきに『マルクス・エンゲルス全集』を持つマルクス・ガール。 |
|||
・エノケン売り出す。 |
|||
・『カフェー』『百貨店時代』など創刊。 |
|||
昭和5年 | 1月 | 21日 |
米・英・日・仏・伊、ロンドン海軍軍縮条約調印。 |
(1930) | 2月 | 20日 |
第17回総選挙(民政党273、政友会174、国民同志会6、無産諸派5、革新党3、中立その他5) |
26日 |
共産党員1500人検挙(中461人を起訴)。 |
||
3月 | 13日 |
私立沖縄昭和女学校創立。 |
|
31日 |
国頭高等女学校、県に移管され、県立第三高等女学校となる。 |
||
4月 | 13日 |
養育金目当ての貰い子連続殺害(41人)発覚(板橋岩の坂細民部落)。 |
|
5月 | 1日 |
第11回メーデー、川崎で武装デモ。 |
|
13日 |
作家田山花袋(60)没。 |
||
30日 |
朝鮮人武装蜂起(中国の間島)。 |
||
6月 |
農村疲弊により小学生の欠席や欠食が増える。幼女の売買も盛んになる。 |
||
8月 | 18日 |
谷崎潤一郎離婚、夫人は佐藤春夫と結婚、三者合意の声明が話題になる。 |
|
26日 |
井野次郎、第22代沖縄県知事となる。 |
||
9月 | 5日 |
東京水上尋常小学校開設(月島)、水上生活者の子弟収容。 |
|
14日 |
ドイツ総選挙でナチス躍進し、第二党となる。 |
||
25日 |
生糸暴落。 |
||
10月 | 1日 |
第3回国勢調査(総人口9039万余人、内地人口6445万余人)。 |
|
国勢調査、沖縄県の人口57万7508人、12万3274戸。 |
|||
1日 |
東海道線に特急『燕』運転開始(東京・神戸間8時間55分)。 |
||
26日 |
台湾で反日暴動(霧社事件)。 |
||
27日 |
NHK、初めて電波を海外に送る。 |
||
11月 | 14日 |
浜口首相、東京駅で右翼に狙撃され、重症。 |
|
24日 |
警視庁、エロ演芸取締について通達。 |
||
26日 |
伊豆地方大地震(死者254、全壊戸数2290)。 |
||
12月 | 15日 |
東京の新聞15社、政府の言論圧迫に対して共同反対宣言。 |
|
・国産の電気洗濯機・電気冷蔵庫販売され始める。 |
|||
・紙芝居に『黄金バット』が登場。 |
|||
・エンタツ・アチャコのコンビが初出演。 |
|||
・『エロ・グロ・ナンセンス』が流行語に。 |
|||
・バスガールに制服。 |
|||
・ロングスカート流行。 |
|||
・流行歌『酋長の娘』『祇園小唄』 |
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昭和6年 | 1月 |
警視庁、映画館の男女別席を廃止。 |
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(1931) | 26日 |
日本農民組合結成。 |
|
1月 |
田河水泡の漫画『のらくろ二等兵』少年倶楽部に連載始まる。 |
||
3月 | 20日 |
桜会・大川周明らのクーデター計画が発覚(三月事件)。 |
|
3月 |
東京航空輸送社でエアガール初採用。 |
||
4月 | 6日 |
NHKで第二放送を開始。 |
|
14日 |
スペインで共和革命。 |
||
5月 | 22日 |
前進座結成。 |
|
7月 | 2日 |
長春郊外で中国人と朝鮮人の農民が衝突(万宝山事件)。 |
|
8月 | 1日 |
日本初の本格的トーキー『マダムと女房』封切り。 |
|
17日 |
満州興安嶺で中村大尉ら中国兵に殺害される(中村大尉事件)。 |
||
25日 |
羽田飛行場開設。 |
||
26日 |
リンドバーグ夫妻、来日。 |
||
9月 | 1日 |
上越線清水トンネル開通。 |
|
18日 |
柳条溝で満鉄爆破(満州事変勃発)。 |
||
19日 |
関東軍、奉天城を占拠。 |
||
19日 |
満州事変を初の臨時ニュースで報道。 |
||
10月 | 17日 |
桜会の軍部内閣樹立をめざすクーデターが発覚(錦旗革命事件)。 |
|
24日 |
国際連盟理事会で満州撤兵勧告を可決(13対1、反対は日本のみ)。 |
||
24日 |
日本プロレタリア文化連盟(コップ)結成。 |
||
11月 | 18日 |
日本軍、チチハルを占領。 |
|
27日 |
中華ソビエト共和国臨時政府(瑞金政府)樹立(主席毛沢東) |
||
12月 | 13日 |
犬養毅政友会内閣成立。 |
|
13日 |
初閣議で、金輸出再禁止を決定。 |
||
30日 |
東京新宿にムーランルージュ開場。 |
||
・北海道、東北で大飢饉が起こり、娘の身売りが増加。 |
|||
・労働争議件数、戦前最高を記録。 |
|||
・チンドン屋出現(失業クラリネット楽士ら)。 |
|||
・流行歌『酒は涙か溜息か』『丘を越えて』『女給の歌』『巴里の屋根の下』など。 |
|||
昭和7年 | 1月 | 8日 |
李奉昌(朝鮮人)による天皇暗殺未遂事件(桜田門事件)。 |
(1932) | 28日 |
上海で日本軍と中国軍が交戦(第一次上海事変)。 |
|
1月 |
この頃、沖縄のいも常食児童1万5000余人に上る。 |
||
2月 | 2日 |
ジュネーブ軍縮会議開催。 |
|
5日 |
日本軍、ハルビン占領。 |
||
9日 |
井上前首相、血盟団に暗殺される。 |
||
16日 |
ラジオ聴取契約数、百万を突破。 |
||
20日 |
第18回総選挙(政友301、民政146、無産派5)。 |
||
22日 |
肉弾3勇士の戦死(美談として話題に)。 |
||
29日 |
国際連盟派遣のリットン調査団来日。4月、渡満し満州事変について調査。 |
||
3月 | 1日 |
満州国建国宣言(執政溥儀、首都新京)。 |
|
5日 |
團琢磨、血盟団に暗殺される。 |
||
22日 |
長野、東京などで左翼教員を大量検挙。 |
||
24日 |
コップ大弾圧始まる。 |
||
24日 |
梶井基次郎(32)没。 |
||
4月 | 24日 |
第一回日本ダービー。 |
|
26日 |
瑞金・中華ソビエト政府、対日宣戦布告。 |
||
28日 |
東京の弁士・楽士ら、トーキー反対のストを行う。 |
||
5月 | 4日 |
沖縄の平和館にトーキー映写機を据え付ける。 |
|
5日 |
上海停戦協定調印、日中両軍撤退。 |
||
9日 |
坂田山心中事件(天国に結ぶ恋)。 |
||
14日 |
俳優チャップリン来日(~6月2日)。 |
||
15日 |
五・一五事件。青年将校ら首相官邸などを襲撃、犬養首相を暗殺。 |
||
26日 |
斎藤内閣成立(挙国一致内閣)。 |
||
6月 | 26日 |
警視庁に特別高等警察部を設置。 |
|
7月 | 24日 |
社会大衆党結成(委員長安部磯雄)。 |
|
27日 |
農漁村で欠食児童20万と文部省発表。 |
||
30日 |
第10回オリンピック、ロサンゼルスで開催(日本は金メダル7個獲得)。 |
||
31日 | ドイツ総選挙でナチス第一党に。 | ||
8月 | 25日 |
内田外相、議会で満州国承認の決意を表明(焦土演説)。 |
|
9月 | 7日 |
欠食児童が増え、文部省は学校給食を訓令。 |
|
15日 |
日満議定書調印(満州国承認)。 |
||
10月 | 1日 |
東京市、隣接郡町村の合併により人口497万人、世界第二の都市になる。 |
|
24日 |
日本国防婦人会が結成される。 |
||
10月 |
第一次武装移民団、大連に到着。 |
||
10月 |
山本有三『女の一生』発表。 |
||
11月 | 8日 | 米大統領選挙にルーズベルト当選。 | |
21日 |
国際連盟理事会で松岡全権がリットン報告書に反論。 |
||
11月 |
沖縄で学校給食始まる(県下の児童93%が欠食児童)。 |
||
12月 | 13日 |
大日本国防婦人会発足。 |
|
16日 |
東京・日本橋の白木屋デパート火災(死亡14、重傷21)。以後、女性にズロースが普及。 |
||
この年、あらかきバス・平尾バス、那覇・名護間を運行する。 |
|||
・『米よこせ闘争』盛んになる。 |
|||
・人絹(スフ)出回る。 |
|||
・ミルクホール流行。 | |||
・大卒初任給50円。 |
|||
・長谷川如是閑『日本ファシズム批判』刊。 |
|||
・流行歌『影を慕いて』『涙の渡り鳥』 |
|||
・日本映画『弥太郎笠』『天国に結ぶ恋』『嵐の中の処女』 |
|||
・外国映画『三文オペラ(独)』『人生案内(ソ)』『自由を我等に(仏)』 |
|||
昭和8年 | 1月 | 1日 |
日本軍と中国軍衝突。 |
(1933) | 3日 |
日本軍が山海関を占領(山海関事件)。 |
|
9日 |
大島、三原山で専門学校女生徒自殺。以後、三原山での自殺流行。 |
||
10日 |
左翼経済学者の東京商大教授大塚金之助検挙、12日には河上肇検挙。 |
||
30日 | ヒットラー政権成立。 | ||
2月 | 4日 |
長野県で左翼教員大量検挙始まる。 |
|
20日 |
小林多喜二(31)、築地署で虐殺される。 |
||
2月 |
ダミアが歌う『暗い日曜日』は厭世的とレコードが発売禁止。 |
||
3月 | 3日 |
三陸地方に大地震と大津波(死者1535人、負傷者12053人、流失家屋3500戸、全壊家屋17907戸) |
|
4日 |
ルーズベルトが米大統領に就任、ニューディール政策を開始。 |
||
10日 |
尾崎士郎『人生劇場』都新聞に連載始まる。 |
||
21日 |
首里~那覇間の電車廃止される。 |
||
27日 |
日本、国際連盟を脱退。 |
||
4月 | 5日 |
『沖縄日々新聞』を『沖縄日報』に改題。 |
|
10日 |
日本軍、長城線を越えて華北に侵入開始。 |
||
5月 | 21日 |
日本軍が通州を占領(25日、中国、停戦を正式に申し出る)。 |
|
26日 |
京大教授滝川幸辰に休職を発令、法学部長以下39名が辞表を表明。 |
||
31日 |
中国と塘沽(タンクー)停戦協定を結ぶ(長城以南に非武装地帯を設定)。 |
||
6月 | 7日 |
共産党幹部佐野学、鍋山貞親ら、獄中で転向を声明。 |
|
16日 |
松竹少女歌劇団のレビューガール(委員長、水ノ江滝子)らが待遇改善を要求してスト。 |
||
17日 |
大阪市で信号無視の兵士と警官が衝突(ゴー・ストップ事件)。 |
||
6月 |
谷崎潤一郎『春琴抄』 |
||
7月 | 20日 |
陸軍省、満州事変以来の戦死者2530、負傷者6896人と発表。 |
|
8月 | 9日 |
第一回関東地方防空大演習。 |
|
19日 |
全国中学校野球第19回大会準決勝、中京商-明石中、日没後の25回で中京商が勝つ。 |
||
9月 | 1日 |
那覇市に上水道竣工。 |
|
21日 |
宮沢賢治(38)没。 |
||
22日 |
三井財閥、方向転換を発表(三井一門、経営の表面から退き、株を一部公開)。 |
||
9月 |
宇野千代『色懴悔』 |
||
10月 | 3日 |
五相会議設置され、国防・外交・財政問題を討議。 |
|
14日 |
ドイツ、国際連盟を脱退。 |
||
15日 |
新渡戸稲造(72)、アメリカで没。 |
||
11月 | 28日 |
野呂栄太郎検挙(9年2月19日獄死)。 |
|
12月 | 23日 | 皇太子誕生。 | |
23日 |
共産党スパイ査問事件(赤色リンチ事件)。 |
||
・ヨーヨーが流行。 |
|||
・ロングスカートの女性増える。 |
|||
・漫画『冒険ダン吉』登場。 |
|||
・『東京音頭』大ヒット。 |
|||
・日本映画『伊豆の踊子』『出来ごころ』『滝の白糸』 |
|||
・外国映画『制服の処女(独)』『巴里祭(仏)』『キングコング(米)』 |
|||
昭和9年 | 1月 | 29日 |
日本製鉄設立。 |
(1934) | 2月 | 22日 |
日本プロレタリア作家同盟(ナルプ)解体。 |
24日 |
直木三十五(44)没。 |
||
3月 | 1日 |
満州国で帝政実施。 |
|
21日 |
函館市大火(2万数千戸焼失)。 |
||
4月 | 1日 |
卓上電話機、東京に初めて登場。 |
|
3日 |
全国小学校教員精神作興大会を二重橋前で開催。 |
||
18日 |
帝人疑獄事件起こる。 |
||
25日 |
上方漫才、東京で初興行。 |
||
5月 | 30日 |
東郷平八郎元帥(88)没。6月5日に国葬。 |
|
6月 | 1日 |
文部省に思想局を設置。 |
|
7月 | 3日 |
斎藤内閣、帝人疑獄事件で総辞職。 |
|
8日 |
岡田内閣成立。 |
||
8月 | 19日 |
ヒットラー、総統になる。 |
|
26日 |
凶作深刻化し、全農・北日農などが農民生活擁護連盟を結成。 |
||
29日 |
松田文相『パパ・ママ』と呼ぶのは好ましくないと言明。 |
||
9月 | 1日 |
竹久夢二(51)没。 |
|
21日 |
室戸台風来襲(死者行方不明3036人、家屋全壊流失40000戸)。 |
||
10月 | 1日 |
陸軍省、国防の本義に関する文書を配布(パンフレット事件)。 |
|
10日 |
高村光雲(83)没。 |
||
15日 |
中国紅軍、大長征を開始。 |
||
11月 | 2日 |
アメリカ大リーグのベーブ・ルースら来日(18戦全勝)。 |
|
17日 |
湯川英樹、中間子論を発表。 |
||
20日 |
陸軍青年将校によるクーデター計画発覚(士官学校事件)。 |
||
11月 |
大陸特急『あじあ号』、新京・大連間に運転開始。 |
||
12月 | 1日 |
丹那トンネル開通。 |
|
6日 |
日米国際無線電話開通。 |
||
26日 |
初のプロ野球団結成(大日本東京野球倶楽部)。 |
||
29日 |
ワシントン条約の放棄をアメリカに通告。 |
||
12月 |
日産自動車㈱、ダットサン(722㏄)の量産を開始。 |
||
この年、沖縄に民間建築鉄筋コンクリート3階建デパート円山号建造される。 |
|||
・財閥の満州進出始まる。 |
|||
・初の国産ニュース映画製作。 |
|||
・国産パーマネント機械第一号発売。 |
|||
・初のスタイルブック『服装文化』刊行。 |
|||
・開襟シャツ流行。 |
|||
・北海道東北の大飢饉で『娘身売り相談所』が出現。 |
|||
・『東京音頭(西条八十作詞、中山普平作曲)』全国で大流行。 |
|||
・女剣劇に人気、一世大江美智子他(浅草)。 |
|||
・流行歌『国境の町』『赤城の子守歌』 |
|||
・日本映画『浮草物語』 |
|||
・外国映画『会議は踊る(独)』『街の灯(米)』『にんじん(仏)』 |
|||
昭和10年 | 1月 |
高垣眸『怪傑黒頭巾』少年倶楽部。 |
|
(1935) | 27日 |
首里市営バス、那覇首里間に運行を開始する。 |
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2月 | 18日 |
美濃部達吉の天皇機関説、貴族院で攻撃される。 |
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28日 |
坪内逍遙(77)没。 |
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3月 | 4日 |
『赤旗』停刊、日共中央委壊滅。 |
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8日 |
忠犬ハチ公死ぬ。 |
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16日 |
ドイツ、再軍備を宣言。 |
||
23日 |
衆議院で国体明徴決議案を可決。 |
||
23日 |
北満鉄道譲渡協定、日満ソ調印。 |
||
26日 |
与謝野寛(63)没。 |
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4月 | 6日 |
満州国皇帝来日。 |
|
9日 |
美濃部達吉の著書を発禁処分。 |
||
15日 |
NHK、全国向け学校放送を開始。 |
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4~6月 |
沖縄で豚コレラ流行(2700頭罹病)。 |
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5月 | 1日 |
第16回メーデー(戦前最後のメーデー)。 |
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19日 |
首里城内に孔子廟落成。 |
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6月 | 1日 |
NHK、海外放送を開始。 |
|
9日 |
吉岡隆徳、100メートル競争で世界タイ記録の10秒3を出す。 |
||
28日 |
フランスで人民戦線を結成。 |
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7月 | 16日 |
真崎教育総監罷免、陸軍内部で統制派と皇道派の抗争激化。 |
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8月 | 1日 |
中国共産党、抗日救国を宣言。 |
|
3日 |
政府、国体明徴に関して声明を発表。 |
||
12日 |
統制派の永田鉄山軍務局長(少将)、皇道派の相沢三郎中佐に斬殺される。 |
||
23日 |
吉川英治『宮本武蔵』朝日新聞に連載~14年。 |
||
9月 | 1日 |
第一回芥川賞(石川達三)、直木賞(川口松太郎)発表される。 |
|
14日 |
一高、駒場に移転。 |
||
24日 |
暴風雨で利根川氾濫、死者190人(群馬)。 |
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9月 |
この頃、沖縄の自動車増大し(220台)、県鉄の収入激減、赤字ぎみとなる。 |
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10月 | 1日 |
青年学校を全国に設置。 |
|
3日 |
エチオピア戦争開始。 |
||
7日 |
広田外相、中国に日華提携三原則を提議(排日停止、満州国承認、赤化防止)。 |
||
10月 |
国勢調査、沖縄県の人口59万2239人、12万6430戸。 |
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11月 | 25日 |
河北非武装地帯に日本軍の指導によりキ東防共自治委員会が成立。 |
|
26日 |
軍事予算増額をめぐって、陸軍省と高橋蔵相が対立。 |
||
26日 |
日本ペンクラブ発足(会長島崎藤村)。 |
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12月 | 1日 |
年賀郵便切手発行(初回)。 |
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8日 |
新興宗教、大本教の幹部、不敬罪と治安維持法違反で検挙される(第二次大本教事件)。 |
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9日 |
北京の学生、抗日・華北自治反対デモ(12.9運動)。 |
||
30日 |
東京・日劇の地下に初のニュース・短編映画の専門館ができる。 |
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・月賦販売流行 |
|||
・バー、カフェー、喫茶店盛んとなる。 |
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・ビーズ製の袋物流行(主に主婦の内職で製造)。 |
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・流行歌『二人は若い』『野崎小唄』 |
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・軍需景気で結婚ブーム。 |
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・日本映画『妻よ薔薇のように』『街の入墨者』 |
|||
・外国映画『最後の億万長者(仏)』『外人部隊(仏)』『未完成交響楽(独)』 |
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昭和11年 | 1月 | 13日 |
第一次北支処理要綱を決定(華北5省に日本の指導による自治を企画)。 |
(1936) | 15日 |
全日本労働総同盟結成(社会民主主義系組合が合同)。 |
|
15日 |
ロンドン軍縮会議脱退を通告(海軍軍拡競争始まる)。 |
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1月 |
江戸川乱歩『怪人二十面相』少年倶楽部に掲載。 |
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2月 | 5日 |
日本職業野球連盟結成、9日初の公式試合(巨人対金鯱)行われる。 |
|
《東京巨人軍、大阪タイガース、名古屋軍、東京セネタース、阪急、大東京、名古屋金鯱》 |
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9日 |
木炭自動車の製造開始。 |
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10日 |
野坂参三、山本懸蔵が『日本の共産主義者への手紙』をモスクワで発表。 |
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20日 |
第19回総選挙(民政205、政友171、昭和22、社会大衆18、国民同盟15、その他35) |
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26日 |
二・二六事件起こる。軍部、政治的発言を強化。 |
||
従事長鈴木貫太郎重傷、教育総監渡辺錠太郎即死、蔵相高橋是清即死、内大臣斎藤藤実即死、前大臣牧野顕(湯河原で襲撃されたが難を逃れる)、首相岡田啓介(奇跡的に無事)、松尾伝蔵(首相と誤認されて殺害される) |
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27日 |
東京市に戒厳令。 |
||
29日 |
戒厳司令部、『兵に告ぐ』をラジオで放送、反乱軍帰順。 |
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3月 | 7日 |
ドイツ、ロカルノ条約を破棄し、ラインラント非武装地帯に進駐。 |
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9日 |
広田内閣成立。 |
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13日 |
大本教に解散命令。 |
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4月 | 18日 |
国号を大日本帝国に統一。 |
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5月 | 7日 |
衆議院で斎藤隆夫が粛軍演説。 |
|
18日 |
軍部大臣現役武官制復活。 |
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18日 |
阿部定事件起こる。20日、阿部定逮捕。 |
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6月 | 1日 |
NHK『国民歌謡』放送開始。 |
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7日 |
第6師団長谷寿夫中将、沖縄県に行き『沖縄は国防上の生命線』を強調し、県民の覚悟を説く。 |
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19日 |
北海道で皆既月食を観測。 |
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30日 |
落語家、講談師が愛国演芸同盟を結成、カーキ色の服と戦闘帽を制服とする。 |
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7月 | 5日 |
軍法会議で二・二六事件の被告17人に死刑を宣告。 |
|
10日 |
コム・アカデミー事件(平野義太郎ら左翼学者を一斉検挙)。 |
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10日 |
末吉宮の本殿、国宝に指定される。 |
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17日 |
スペイン内線始まる。 |
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8月 | 1日 |
第11回オリンピック、ベルリンで開催(ヒットラー主催)。 |
|
7日 |
五相(首・外・陸・海・蔵)会議で『国策の基準』を決定(軍備充実、大陸・南方への進出)。 |
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11日 |
第二次北支処理要綱決定(華北5省における防共、日満支提携政策)。 |
||
29日 |
全評、東交などが社会党に反ファッショ人民戦線の結成を申し入れる。 |
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8月 |
広田内閣、開拓移民『20ケ年100万戸送出計画』を策定。 |
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8月 |
日活映画『魂』の主題歌『男の純情(春日八郎)』ヒット。 |
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9月 | 28日 |
ひとのみち教団の幹部検挙される。 |
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10月 | 25日 |
ドイツ、イタリア枢軸を結成。 |
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11月 | 7日 |
新国会議事堂落成。 |
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7日 |
首里図書館開設。 |
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25日 |
日独防共協定調印。 |
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12月 | 5日 |
人民戦線運動弾圧され、全国で千余人が検挙される。 |
|
12日 |
中国で西安事件起こる(張学良らが蒋介石を監禁)。 |
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12月 |
この頃、出稼ぎ女工の結核罹患多くなる。 |
||
12月 |
この頃、遊郭への女児売買多くなる。 |
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12月 |
『乃木大将』『四十七士』絵本発売(講談社) |
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12月 |
堀辰雄『風立ちぬ』発表。『椰子の実(東海林太郎)』発売。 |
||
この年、日本航空、小禄飛行場を開設する |
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・二・二六事件の『今からでも遅くない』が流行語に。 |
|||
・女性マフラー、男児のセーラー服流行。 |
|||
・アルマイト製弁当箱普及。 |
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・そば1杯10~13銭。 |
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・流行歌『忘れちゃいやよ』『ああそれなのに』『東京ラプソディー』『男の純情』 |
|||
・日本映画『人生劇場・青春編』『赤西蠣太』『浪華悲歌』 |
|||
・外国映画『ミモザ館(仏)』『白き処女地(仏)』 |
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昭和12年 | 1月 | 21日 |
衆議院で軍部を攻撃した浜田代議士、寺内陸相と『腹切り問答』。 |
(1937) | 23日 |
広田内閣総辞職。 |
|
1月 |
山本有三『路傍の石』発表。『すみだ川(東海林太郎、セリフ田中絹代)』発売。 |
||
2月 | 1日 |
河東碧梧桐(65)没。 |
|
2日 |
林内閣成立(5月31日総辞職)。 |
||
10日 |
中国共産党が国共合作を提議。 |
||
17日 |
『日蓮会死なう団』、皇居・警視庁前などで割腹自殺未遂。 |
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22日 |
軍需景気により、東京株式市場で取引高新記録を達成(142万株)。 |
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3月 | 31日 |
アルコール専売法公布。 |
|
4月 | 1日 |
ハガキ、封書を37年振りに値上げ(それぞれ2銭、4銭となる)。 |
|
6日 |
朝日新聞の『神風』号訪欧に出発。9日、94時間17分の世界記録でロンドンに到着。 |
||
15日 |
ヘレン・ケラー女史来日、各地で講演。 |
||
16日 |
永井荷風『濹東綺譚』朝日新聞。 |
||
28日 |
第一回文化勲章授与式。 |
||
30日 |
第20回総選挙(民政179、政友175、社会大衆37、昭和19、国民同盟11、東方11、その他34) |
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5月 | 8日 |
ラジオ聴取契約者数300万突破。 |
|
15日 |
那覇にて九州沖縄在郷軍人大会開かれる(~16日、参加人員6000人)。 |
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31日 |
文部省、『国体の本義』を刊行。 |
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6月 | 1日 |
献金付き愛国切手、ハガキ発売。 |
|
4日 |
第一次近衛内閣成立。 |
||
6月 |
川端康成『雪国』刊行。 |
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7月 | 7日 |
日中戦争勃発(蘆溝橋事件)。 |
|
21日 |
文部省に教学局を設置。 |
||
28日 |
日本軍、華北で総攻撃開始。 |
||
8月 |
映画の冒頭に『挙国一致』『銃後を護れ』などのスローガンを入れ始める。 |
||
13日 |
上海で日中両軍交戦開始(第二次上海事変)。 |
||
14日 |
二・二六事件の民間関係者(北一輝、西田税ら)に死刑宣告。 |
||
24日 |
国民精神総動員実施要綱を決定。 |
||
8月 |
この頃、沖縄でも愛国献金運動や千人針の愛国運動展開される。 |
||
9月 | 6日 |
岸田国士、久保田万太郎ら文学座結成。 |
|
12日 |
国民精神総動員中央連盟、結成。 |
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23日 |
第二次国共同作成立。 |
||
25日 |
警視庁、東京の円タクに深夜の流しを禁止。 |
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25日 |
歌詞募集国民歌『愛国行進曲』のレコード、100万枚売れる。 |
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28日 |
国民精神総動員について蔵重知事論告。 |
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10月 | 1日 |
東京市、出生兵士の留守宅にマークを取り付ける。 |
|
6日 |
国際連盟総会、日華紛争の日本の行動を9か国条約、不戦条約違反と決議。 |
||
10日 |
朝風呂禁止(東京)。 |
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13日 |
『国民唱歌』放送開始。第一回は『海ゆかば』 |
||
18日 |
全日本労働総同盟、事変中のスト中止と戦争支持を決議。 |
||
25日 |
企画院設置(企画庁と資源局を統合)。 |
||
11月 | 6日 |
イタリア、日独防共協定に参加。ローマで調印式。 |
|
12日 |
林長二郎(長谷川一夫)暴漢に襲われ顔を切られる(京都)。 |
||
20日 |
大本営を宮中に設置。 |
||
20日 |
蒋介石、重慶への遷都を宣言。 |
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25日 |
日独伊防共協定に調印。 |
||
12月 | 13日 |
日本軍、南京を占領。 |
|
15日 |
第一次人民戦線事件(山川均ら約400人を検挙)。 |
||
22日 |
日本無産党・日本労働組合全国評議会に結社禁止令。 |
||
・日本の中国侵略を非難し、インドなどで日本製品ボイコット起こる。 |
|||
・映画の上映時間を3時間以内に制限。 |
|||
・郵便の速達制度が全国に広がる。 |
|||
・『愛国国債』発売。 |
|||
・プラスチックの食器登場。 |
|||
・召集令状を受けた兵士、千人針の腹巻きをして出征。 |
|||
・流行歌『青い背広で』『裏町人生(上原敏・結城道子)』『流転(上原敏)』 |
|||
・日中戦争勃発後『軍国の母』『進軍の歌』など軍歌流行。 |
|||
・日本映画『裸の町』『真実一路』『人情紙風船』『若い人』『風の中の子供』 |
|||
・外国映画『オーケストラの少女(米)』『大いなる幻影(仏)』『女だけの都(仏)』 |
|||
昭和13年 | 1月 | 3日 |
女優岡田嘉子(36)と演出家杉本良吉(32)、樺太国境よりソ連へ亡命。 |
(1938) | 16日 |
政府、対中国和平交渉を打ち切り、『国民政府を相手にせず』と声明(第一次近衛声明)。 |
|
29日 |
小学教科成績表記を10点法に統一。 |
||
1月 |
満蒙開拓青少年義勇軍募集。 |
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2月 | 1日 |
第二次人民戦線事件(大内兵衛、美濃部亮吉ら教授グループ検挙)。 |
|
11日 |
木村義雄、将棋の初代名人に就位。 |
||
18日 |
石川達三著『生きてゐる兵隊』発禁処分になる。 |
||
3月 | 3日 |
衆議院で佐藤賢了陸軍中佐が議員に『黙れ』と放言、問題になる。 |
|
13日 |
ドイツ・オーストラリア併合宣言。 |
||
28日 |
中華民国維新政府成立、行政院長梁鴻志。 |
||
29日 |
政府、今後メーデーを一切禁止する、と命令。 |
||
31日 |
東京駅構内の人力車廃業。 |
||
3月 |
この頃、小中学校で銃後教育強化され、放課後の奉仕作業多くなる。 |
||
4月 | 1日 |
国家総動員法、公布。 |
|
4日 |
落語家・漫才師の『わらわし部隊』が前線慰問に出発。 |
||
6日 |
電力国家管理法公布。電力、国家管理となる。 |
||
10日 |
灯火管制規則実施。 |
||
5月 | 1日 |
ガソリンの切符制を実施。 |
|
13日 |
東大の航研機、周回飛行により航続距離の世界新記録を樹立。 |
||
19日 |
日本軍、徐州を占拠。この作戦に従軍した火野葦平は『麦と兵隊』を書く。 |
||
6月 | 29日 |
商工省、綿製品の製造販売を制限。 |
|
7月 | 5日 |
阪神地方に豪雨、死者933人、流失破壊13200戸。 |
|
9日 |
物品販売売価格取締規則公布。公定価格制度が確立される。 |
||
15日 |
張鼓峰で日ソ軍衝突。 |
||
15日 |
東京オリンピックの返上を決定。 |
||
30日 |
産業報国中央連盟を結成。 |
||
8月 | 1日 |
人身売買を厳禁する。 |
|
4日 |
乗用車の製造中止。 |
||
16日 |
ヒットラー・ユーゲント来日。 |
||
8月 |
火野葦平『麦と兵隊』改造に掲載。 |
||
8月 |
女学校教員を中心に琉装全廃運動おこる。 |
||
9月 | 1日 |
新聞用紙統制を実施。3日、雑誌用紙にも統制を適用。 |
|
29日 |
ミュンヘン会談(英仏独伊が協議)。 |
||
10月 | 1日 |
石炭配給統制規則施行。 |
|
1日 |
ドイツ軍、チェコのスデーテンに進駐。 |
||
5日 |
河合栄治郎の著書『ファシズム批判』など発禁となる。 |
||
6日 |
夕張炭坑でガス爆発、死者152人。 |
||
12日 |
日本軍、中国南部のバイアス湾に上陸(21日、広東を占領)。 |
||
27日 |
日本軍、武漢三鎮(武昌、漢陽、漢口)を占領。 |
||
11月 | 3日 |
近衛首相、東亜新秩序を声明(第二次近衛声明)。 |
|
7日 |
国民精神作興週間始まる。 |
||
23日 |
沖縄男子青年団大会、標準語励行を申し合わす。 |
||
12月 |
NHK、『一戸に一受信機』を目標に、ラジオ普及運動を開始。 |
||
22日 |
近衛首相、日中国交調整のための三原則を声明(第三次近衛声明)。 |
||
・戦時国家独占資本主義体制が確立。 |
|||
・代用品盛んに用いられる(竹スプーン、サメ革靴、サメ革ハンドバッグ、木製バケツなど)。 |
|||
・和服に矢絣模様流行。 |
|||
・綿製品の売り惜しみ、しきりに行われる。 |
|||
・全国のタクシーがメーター制になる。 |
|||
・新聞統合始まる。 |
|||
・映画『モダン・タイムス』が人気を博する。 |
|||
・映画『オーケストラの少女』動員客数に空前の記録。 |
|||
・映画『愛染かつら(田中絹代、上原謙)』主題歌とともに全国的に大ヒット。 |
|||
・作家たちを『ペン部隊』として戦場へ送る。陸軍は久米正雄、丹羽文雄、海軍は吉川英治、菊地寛はじめ多数が従軍。 | |||
・兵士たちを慰問するため演芸団や慰問隊が組織され次々に前線に送られた。 |
|||
・流行歌『人生劇場(楠木繁夫)』『別れのブルース』『支那の夜』『満州娘』『麦と兵隊(東海林太郎)』『旅の夜風(霧島昇・ミス・コロンビア)』『日の丸行進曲』『波止場気質(上原敏)』 |
|||
・ミッチェル作、大久保康雄訳『風と共に去りぬ』 |
|||
・日本映画『阿部一族』『愛染かつら』『路傍の石』『泣虫小僧』 |
|||
・外国映画『民族の祭典(独)』『美の祭典(独)』『舞踏会の手帳(仏)』 |
|||
昭和14年 | 1月 | 4日 |
第一次近衛内閣総辞職。 |
(1939) | 5日 |
平沼内閣成立。 |
|
7日 |
国民職業能力申告令公布。 |
||
15日 |
双葉山、安岐ノ海に敗れ、70連勝を阻止される。 |
||
15日 |
東京の理科学研究所にサイクロトロンが据え付けられる。 |
||
15日 |
地下鉄(新橋~渋谷)全通。 |
||
23日 |
谷崎潤一郎訳『源氏物語』~16年7月。 |
||
28日 |
平賀東大総長、河合・土方両教授の休職処分を文相に上申。 |
||
2月 | 7日 |
癩予防協会設立される。 |
|
10日 |
日本軍、南シナ海の海南島上陸、占領。 |
||
16日 |
政府、鉄製不急品の回収を始める。郵便ポスト、マンホール、街灯、火鉢などの鉄類が町から消える。その後、渋谷のハチ公像や全国の学校にあった二宮金次郎像も徴用される。 |
||
3月 | 1日 |
大阪の枚方陸軍火薬庫が爆発。 |
|
1日 |
岡本綺堂(68)没。 |
||
28日 |
フランコ軍、マドリードを占領。スペイン内戦終了。 |
||
30日 |
砂糖、清酒、ビール、木炭、絹織物などに公定価格制。 |
||
30日 |
大学の軍事教練が必須科目になる。 |
||
4月 | 1日 |
女師・一高女の制服、新入学生から、生地節約で半袖になる。 |
|
5日 |
映画法公布(脚本事前検閲、本数制限など)。 |
||
7日 |
愛馬の日、『愛馬進軍歌』流行。 |
||
12日 |
米穀配給統制法公布。 |
||
17日 |
米国で客死した斎藤大使の遺骨帰る。 |
||
5月 | 1日 |
金の買い上げ運動始まる。 |
|
11日 |
ノモンハン事件起こる。 |
||
13日 |
NHK、テレビ試験放送成功。 |
||
22日 |
天皇、青少年学徒に勅語。国家への献身を強調。 |
||
22日 |
独・伊軍事同盟(鉄鋼協約)調印、ベルリン-ローマ枢軸完成。 |
||
6月 | 7日 |
満蒙開拓青少年義勇軍の壮行会挙行。 |
|
7日 |
泉鏡花(67)没。 |
||
10日 |
待合、料理屋、午前0時閉店を通牒。10月1日実施。 |
||
14日 |
日本軍、天津の英仏祖界を封鎖。 |
||
16日 |
ネオン、学生の長髪、パーマネントなどを禁止。 |
||
7月 | 6日 |
零式戦闘機、初のテスト飛行(海軍)。 |
|
8日 |
国民徴用令公布(技術者が対象)、7月15日施行。 |
||
15日 |
有田・クレーギー日英会談開く(8月21日決裂)。 |
||
26日 |
アメリカ、日米通商航海条約の廃棄を通告(15年1月26日失効)。 |
||
8月 | 1日 |
国民徴用令、初の出頭要求書発送、建築技術者を対象(白の召集令状)。 |
|
16日 |
学生の運動競技は土曜午後、休日以外は禁止。 |
||
19日 |
東京の三越デパートでテレビの実験放送を初めて公開。 |
||
20日 |
ソ連・外蒙軍ノモンハンで総攻撃、日本軍23師団壊滅的損害。 |
||
23日 |
独ソ不可侵条約締結。 |
||
25日 |
米価抑制のための米穀配給統制法第4条発動、最高販売価格(1石38円)を公定。 |
||
26日 |
国産機『ニッポン号』、世界一周に出発(10月20日帰国)。 |
||
28日 |
『欧州情勢は複雑怪奇』と声明して平沼内閣総辞職。 |
||
30日 |
阿部内閣成立。 |
||
9月 | 1日 |
ドイツ軍、ポーランドに侵入。 |
|
1日 |
◇毎月1日は『興亜奉公日』となり、日の丸弁当と指定され、慰問文と献金が集められるようになる。酒不売で飲食店休業、ネオン消灯。月一回日曜日は、波上神宮の清掃と出征兵士家庭の手伝いが課せられた。 |
||
3日 |
英仏が対独宣戦、第二次世界大戦勃発。 |
||
4日 |
第二次欧州大戦勃発により株価暴騰。 |
||
15日 |
ノモンハン事件停戦協定成立(モスクワ)。 |
||
28日 |
全国の中学入試で筆記試験を廃止(内申書、口頭試問、身体検査)。 |
||
28日 |
独ソ友好条約調印(モスクワ)、ポーランドの分割占領を決める。 |
||
30日 |
厚生省、『結婚十訓』を発表(産めよ殖やせよ、など)。 |
||
9月 |
この頃、銃後の労力払底により、仲士・人夫・陶器業等に女性の進出目立つ。 |
||
10月 | 1日 |
厚生省、体力章検定を実施(5種のテストを15~25歳の男子に義務化)。 |
|
16日 |
沖縄に台風襲来、近年稀なる惨禍を被る。 |
||
18日 |
物価統制令実施(ヤミ時代始まる)。 |
||
11月 | 29日 |
糸満馬車軌道、営業を停止する。 |
|
12月 | 1日 |
白米禁止令実施。 |
|
25日 |
木炭、配給制になる。 |
||
・遊興営業の時間短縮。 |
|||
・男子の坊主頭が奨励される。 |
|||
・愛国婦人会、『銃後のわたしはタスキがけ』を合言葉に各地で活躍。 |
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・4つ玉ソロバン登場。 |
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・百貨店の年末大売り出し廃止。 |
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・小学校5、6年生に柔剣道を課す。 |
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・流行歌『父よあなたは強かった』『空の勇士』『太平洋行進曲』『上海の花売娘(岡晴夫)』『旅姿三人男(ディック・ミネ)』『港シャンソン(岡晴夫)』 |
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・日本映画『残菊物語』『暖流』『上海陸戦隊』『雪の結晶』 |
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・外国映画『望郷(仏)』『格子なき牢獄(仏)』『ブルグ劇場(独)』 |