紀元前2500年頃 |
気候変動により砂漠化し、黄河文明と遼河文明が南下して長江文明が滅ぼされる。 長江文明の人たちが台湾に逃げる。
大陸に残った人たちは紀元前11世紀に、楚(チュ)を建国する。 |
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紀元前2000年頃 |
シネリキヨ(長江文明の子孫)が台湾から琉球に来る。 |
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紀元前1000年頃 |
ツクシキヨ(倭人)が黒曜石を持って琉球に来る。倭人の言葉を持ってくる。 |
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紀元前500年頃 |
アマミキヨが南から琉球に来る。浜川の洞穴に住む。後にミントングスクに移る。 |
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コモキナが楚から琉球に逃げて来て、アフリ川(大井川)中流に落ち着く。
コモキナの死後、御殿跡にウタキ(スムチナムイ)ができる。 |
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紀元前400年頃 |
アマミキヨ一族が垣花高台に移る。 |
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紀元前300年頃 |
垣花姫(瀬織津姫)が100人を率いて筑紫の島(九州)に行く。
貝殻交易が始まる。 |
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紀元前250年頃 |
知念姫の孫娘が安須森姫になり、安須森のウタキができる。 |
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紀元前200年頃 |
アマミキヨの一族が他の一族を吸収してしまう。 |
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100年頃 |
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アマミキヨ一族が垣花の都を守るように東に垣花グスク、西に玉グスクを築く。 |
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149年 |
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スサノオがタカラガイを求めて琉球に来て、豊玉姫と出会う。 |
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151年 |
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豊玉姫がスサノオと一緒に対馬に行く。
貝殻交易が再開される。 |
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177年 |
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豊玉姫が娘のアマン姫を連れて琉球に帰り、アマン姫が玉グスクヌルを継ぐ。 |
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210年 |
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アマン姫の三女が真玉添に村を造って、真玉添ヌル(聞得大君)になる。 真玉添でヌルたちに翡翠の勾玉を配布する。
真玉添から安須森参詣が盛んになる。 |
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シネリキヨのヌルたちのコモキナ参詣が始まる。 |
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333年 |
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豊玉姫の玄孫、豊姫が亡くなり、貝殻交易は終わる。 |
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500年頃 |
シネリキヨのヌルが減って、コモキナウタキも寂れる。 |
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1000年頃 |
各地にグスクができ、ヌルに代わって按司が統治するようになる。 |
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1398年 |
5月 |
読谷山伊良皆に生まれる。童名はタマ。母は屋良ヌルの子孫。 |
1歳 |
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11月 |
馬天ヌルがウタキ巡りの旅で東松田ヌルと会う。 |
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1409年 |
1月 |
叔母の東松田ヌルの跡継ぎとして、ヌルになる修行を始める。 |
12歳 |
1412年 |
5月 |
馬天ヌルが喜名に来て、一緒にヤンバルのウタキ巡りの旅をする。 |
15歳 |
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恩納岳で木地屋の親方タキチと会い、恩納で恩納ヌルと会う。 |
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名護で名護ヌルと屋部ヌルと会い、御崎の御宮に行く。 |
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本部で本部ヌルと会う。 |
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今帰仁の「まるずや」でウニタキと会い、志慶真村で志慶真ヌルと会う。 |
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志慶真ヌルと一緒にクボーヌムイ(クボー御嶽)に行く。 |
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運天泊で勢理客ヌルと湧川大主に会う。 |
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羽地で羽地ヌルと会い、国頭で国頭ヌルと屋嘉比のお婆と会う。 |
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屋嘉比のお婆と一緒に国頭按司の船に乗って安須森に向かう途中、奥間ヌルと会う。 |
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辺戸村で辺戸ヌルと会い、安須森に登る。 |
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6月 |
奥間村に滞在してから運天泊に戻り、名護から金武を通って伊波に行く。 |
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伊波から勝連、越来、中グスクに寄り、首里に行く。 |
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首里グスクでサハチと出会い胸が高鳴る。 |
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浦添に行き浦添ヌルと会い、仲順に行き、浮島の護国寺に行く。 |
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豊見グスク、島尻大里、八重瀬、玉グスクと行き、セーファウタキに行く。 |
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久高島に渡り、フカマヌルと会い、島添大里グスクに行くが、サハチは首里にいて会えない。 |
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首里に行き、サハチと再会して、また胸が高鳴る。 |
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奥間ヌル、麦屋ヌル、浦添ヌル、カミーと一緒に張三豊のもとで一か月の修行を積む。 |
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7月 |
修行が終わり、島添大里に行きサハチと会い、サハチがマレビト神だと悟る。 |
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サハチの側室のナツとメイユーと会う。奥間ヌルとサハチも仲がいい。 |
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台風が来る。サハチの一節切を聞いて感動する。 |
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サハチの妻マチルギと奥間ヌルと一緒に首里に行く。 |
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奥間ヌルと一緒にヒューガの船に乗って読谷山に帰る。 |
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1413年 |
7月 |
東松田ヌルと一緒にヌルたちの安須森参詣に参加する。 |
16歳 |
1414年 |
7月 |
東松田ヌルの具合が悪くなり、安須森参詣には行かない。 |
17歳 |
1415年 |
4月 |
屋良の古いウタキで屋良ヌルの声を聞く。 |
18歳 |
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山の中のガマで屋良ヌルが沢岻ヌルから贈られた勾玉を見つけて身に付ける。 |
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沢岻に行き、沢岻ヌルと会ってシネリキヨの事を聞き、美浜島に行って美浜ヌルと会う。 |
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5月 |
恩納岳の木地屋ゲンと一緒にヤンバルに行き、玉グスクヌルと会い、スムチナムイに行く。 |
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6月 |
南部に行き、慶留ヌルと会う。 |
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7月 |
屋良ヌルから安須森には行くなと言われたので安須森参詣に行かない。 |
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1416年 |
1月 |
ササたちが喜名に訪ねて来る場面を見て、ササたちが来るのを待っている。
スムチナムイのアビーという神様が中山王の戦の邪魔をするので、やめさせなければならないとササに言う。 |
19歳 |
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ササたちと一緒に宇座の牧場に行き、宇座按司の孫娘クトゥがササの弟子になる。
酒に酔ってマレビト神はサハチだとササたちに言ってしまう。 |
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2月 |
屋賀ヌルが金武から島添大里グスクに行く場面を見て、与那原グスクに行きササたちと会う。 |
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ササたちと一緒に島添大里グスクに行き、サハチと再会してサハチが自分の事を覚えていてくれたので喜ぶ。 |
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島添大里グスクに来た屋賀ヌルと会い、ササたちと一緒に一の曲輪のウタキに入る。 |
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ササたちと一緒に浜川ウタキ、ヤファサチムイ、ミントゥングスク、垣花森に行くが、アマミキヨの神様の声は聞こえない。 |
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3月 |
ササたちがシジマを連れて喜名に来て、一緒にヤンバルに行く。 |
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ヤンバルの玉グスクに着き、玉グスクヌルのユカと一緒にスムチナムイに行く。 |
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湧川グスク跡地にあるウタキに行って勢理客ヌルのカユと会い、ササが話し合って、カユはアビーを引き留めると約束してくれる。 |
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今帰仁に行き、志慶真村でシジマが若ヌルを助けて、志慶真ヌルになる。 |
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屋嘉比のお婆を送って屋嘉比に行き、お婆の死を見守る。 |
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湧川グスクのウタキに行ってカユと会い、乙羽山の頂上でササたちと一緒にマジムン退治をする。
大粒の雹が落ちて来て、アビーに取り憑いていたマジムンたちは封じ込められる。 |
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スムチナムイのウタキに行ってアビーと会うが、アビーは屋賀ヌルの事も自分の事も覚えていない。 |
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玉グスクヌルのユカと会うが、ササたちの事を覚えていない。 |
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4月 |
サハチが総大将として大軍を率いて喜名に来て、サハチと結ばれる。 |
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サハチに従い今帰仁に出陣する。 |
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今帰仁に着き、ヌルたちと一緒にクボーヌムイに行き、志慶真ヌルと一緒に戦勝祈願を行なう。 |
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志慶真ヌル、シンシン、ナナと一緒にクボーヌムイの山頂近くで、クーイの若ヌルに憑いているマジムンを退治する。 |
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サハチの長男サタルーと次男ジルムイと山田のマウシが志慶真曲輪を攻め落とし、ヌルたちと一緒に志慶真曲輪を清める。 |
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志慶真ヌルの屋敷で休んでいたら、山北王が御内原内にある霊石を真っ二つに斬ってしまう場面を見て、シンシンとナナに言う。
ヌルたちと一緒クボーヌムイに行き、アキシノにその事を話すが、心配しなくても大丈夫とアキシノは言う。
アキシノを心配して、シンシン、ナナと一緒に外曲輪にいる安須森ヌルに相談に行く。 |
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サハチの許しが出て、シンシンとナナと一緒に島添大里グスクに行き、ササと相談する。 |
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サハチの妻マチルギが現れて、ササから瀬織津姫の勾玉を預かって、一緒に今帰仁に向かう。 |
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今帰仁に着きクボーヌムイに行き、マチルギがアキシノに挨拶をしていると、アキシノの悲鳴が聞こえ、その後、声が聞こえなくなる。 |
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大雨の中、志慶真村の志慶真ヌルの屋敷に行き、ヌルたちと一緒にマチルギに従い、志慶真曲輪から二の曲輪に攻め込む。 |
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真っ二つにされた霊石の前で、マチルギと一緒に祝詞を唱えると、雷が霊石に落ちて、地が揺れて物凄い音がしたかと思うと、割れていた霊石がピタリと合わさってくっつく。
安須森ヌルが声を掛けると、「マチルギ、ありがとう」というアキシノの声が聞こえたのでホッとする。 |
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サハチが来てマチルギがいるのに驚き、サスカサが説明する。 |
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今帰仁ヌルと勢理客ヌルとクーイの若ヌルの遺体をクボーヌムイに運んで埋葬する。 |
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御内原にあるシネリキヨのウタキでお祈りをすると、シネリキヨの神様たちも、琉球が統一されて、戦のない平和な国になる事を喜んでくれる。 |
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マチルギ、志慶真ヌル、屋嘉比ヌルと一緒にマジムン退治をして、かつて、滅ぼされてマジムンとなって彷徨っている歴代の今帰仁按司の一族たちを封印する。
戦で流れた多くの血を洗い流すかのように大雨が降り、稲妻が走って、雷鳴が鳴り響き、風も強くなり、ようやく雨がやんだかと思うと、静かに雪が降ってくる。 |
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