雲に隠れた初日の出
新しい年が明け、 去年は本当に素晴らしい年だった。何もかもがうまくいった。今年もいい年であるように初日の出に祈ったが、雲に隠れて拝む事はできなかった。何となく嫌な予感がした。 サハチ(島添大里按司)たちはうなづいて、しばらく待った。 雲の合間から サハチたちは合掌した。 例年通り新年の儀式をやって、サハチは 具志頭按司は二十代の半ばで、ヤフス(先代島添大里按司)の息子だというがヤフスには似ていなかった。祖父(先々代具志頭按司)に似ているような気がした。父親が戦死してから弓矢の稽古に励み、かなりの腕前だとタブチが言った。その弓矢で父親の 「父はわたしが五歳の時に出て行きました。その後、一度も会っていません。毎日、泣いている母を見て、わたしは育ったのです。母が可哀想で父を恨みました。父が戦死したと聞いた時は、悲しみよりも 思紹はうなづいて、「祖父に負けない立派な按司になれよ」と言った。 具志頭按司は深く頭を下げた。 挨拶に訪れた久米村の唐人、旧港の使者たち、按司たちも皆、龍天閣に登って三階からの景色を楽しんだ。 「いつも浮島(那覇)から見上げている。一度、登って見たかった」と久米村の唐人たちは喜んだ。 旧港の使者たちも美しい景色を眺めながら、「琉球に来てよかった。次にヤマトゥに行った時も、帰りには必ず琉球に寄ろう」と言った。 中グスク按司のクマヌは、「 他の按司たちは皆、凄いのうと目を丸くして、何度も サハチは改めて、思紹が彫った龍の彫刻を見た。凄い龍を彫っている新助が、思紹の龍を見つめて唸っていたという。サハチからみたら、思紹の龍は子供のいたずらのように見えるが、新助が言うには龍が生きているという。自分は今まで、人の真似ばかりしていた。師匠から自分の龍を彫れと何度も言われていたが、俺は自分の龍を彫っている。自分よりもうまい奴などいないと自惚れていた。思紹の龍を見て、初めて師匠が言っていた意味がわかった。人真似ではなく、自分の龍を彫らなければならない。そう言って、年末年始も休まずに、龍を彫り続けているという。 とぼけた顔をした龍を見ながら、サハチは首を傾げると中に入って階段を登った。 思紹は三階の部屋で絵地図を見ていた。琉球、ヤマトゥ、 「親父が描いたのですか」とサハチが聞いたら、 「リェンリー(怜麗)に頼んで、リュウジャジン(劉嘉景)が持っている地図を写してもらったんじゃ。ヤマトゥと朝鮮はクルシ(黒瀬大親)に聞いて書き加えた」と思紹は言った。 「博多も京都も鎌倉も書いてありますね。京都と鎌倉はこんなにも離れているんですか。あれ、 「 「そうなんですか‥‥‥ サハチが地図から顔を上げて思紹を見ると、「去年、海船を一隻賜わった。今年は三回、明国に使者を送ろうと思っている」と思紹は言った。 「三回ですか。ヤマトゥと朝鮮にも使者を送らなければなりませんよ」 「大丈夫じゃ。正月に明国に行った船は七月か八月に戻って来る。その船を十月頃に送ればいい」 「商品は大丈夫なのですか」 「どこの蔵も溢れるほど、ヤマトゥの商品がある。三姉妹が毎年、やって来てくれるお陰じゃ。蔵を空けないと新しい商品が入れられないんじゃよ」 「成程、明国に三回も行くとなると忙しくなりますが、やらなければなりませんね」 思紹はうなづいて、「そこでじゃ」と言って、ニヤッと笑った。 「久高島参詣に行ったあとに、二隻目を出そうと思う。それに乗って、ちょっと明国を見て来ようと思っておるんじゃが、どうじゃ?」 サハチは思紹を見つめた。思紹の顔を見ながら、何を言っても止められないと覚悟を決めた。馬天ヌルを止められないのと同じように、思紹も止める事はできないと悟っていた。突然、隠居すると言い出した時からそうだった。一度言い出したら、もう誰にも止められなかった。 サハチは笑って、「仕方ないですねえ。ヂャン師匠(張三豊)と一緒に行って下さいよ」と言った。 「おう、そうか」と思紹は子供のように喜んでいた。 サハチは島添大里に帰るとファイチ(懐機)の屋敷に顔を出した。二日に久米村の唐人と一緒に首里に行き、その後、島添大里に戻っていた。久し振りに家族とのんびりしている所を悪いと思ったが、今年、三度、進貢する事を告げた。 ファイチは少し考えたあと、大丈夫でしょうと言った。 「二度目は ヂャンサンフォン(張三豊)の屋敷に顔を出すと、酒盛りが始まっていた。シュミンジュン(徐鳴軍)と 「 サハチは笑って挨拶を返した。酒盛りに加わって、ヂャンサンフォンに思紹の事を話した。 「そうじゃのう。そろそろ帰ってみるのもいいかもしれんのう」 「師匠、必ず、戻って来て下さいよ」とンマムイが心配そうな顔をして聞いた。 「王様の護衛として行くんじゃ。戻って来るよ」 「王様がどうして明国まで行くんじゃ?」と源五郎が不思議そうな顔をして聞いた。 「じっとしているのが苦手なんですよ」とサハチは答えた。 「王様になる前は旅をしたり、無人島で若い者たちを鍛えていましたからねえ」 「わしも見たぞ」と一徹平郎が言った。 「首里のグスクを訪ねたら、庭で兵たちが武芸の稽古をしておった。坊主頭の男が教えておったが、見事な動きじゃった。琉球にも武芸の達人がいると思ったら、何と、その男が王様じゃった。面白い所に来たもんじゃとわしは嬉しくなったわい。あの王様なら明国に行くのも納得できる」 すぐに引き上げて、グスクに帰ろうと思っていたのに、一徹平郎と源五郎の話が面白くて、結局、夜更けまで飲んでいて、グスクに帰ったらナツに怒られた。 次の日、ウニタキ(三星大親)が訪ねて来た。上がってくればいいのに外で待っていて、 余程、重大な話でもあるのかと マチルギの事を言っているのかと思ったが、どうも違うようだ。チルーのお腹は大きくなかったし、何の事を言っているのかさっぱりわからなかった。 「何が生まれるんだ?」とサハチは聞いた。 「俺の子だ」 「フカマヌルが二人目を産むのか」 「フカマヌルならまだいい。そうじゃないんだ。配下の女なんだよ」 「何だって!」 サハチはポカンとした顔でウニタキを見つめた。 「ばれたらチルーに殺される」 サハチはウニタキを見て大笑いした。 「笑い事じゃない」 「お前なあ、朝鮮に行く前、佐敷の 「まさか、子供ができるなんて思ってもいなかった。たった一度だけなんだ」 「ナツだって、たった一度で子供ができた。誰なんだ? 俺の知っている女か」 ウニタキは首を振った。 「首里グスクを奪ったあと、キラマ(慶良間)から来た娘なんだ。リリーという名で、来た当時は真っ黒な顔をしていて、可愛いと思える娘ではなかった。足が速くて疲れ知らずだと言うので、連絡係として俺のそばに置いたんだ。俺がどこに行っても隠れて近くにいろと命じた」 「俺と会っている時も、その娘は近くにいたのか」 ウニタキはうなづいた。 「俺が合図すると必ず現れて、配下のもとへ飛んで行って命令を伝えた。そして、驚く程の速さで戻って来るんだ。重宝な奴だった。去年、ビンダキ(弁ヶ岳)の拠点を作る時、ずっと一緒だったんだ。今までもずっと一緒だったが、隠れていて、用がある時しか現れない。あの時はずっと一緒に仕事をしていた。いつの間にか、顔も黒くなくなっていて、時々見せる仕草が可愛いと思えるようになっていた。一緒にいるうちに好きになってしまったようだ。拠点が完成した時、二人でお祝いの酒を飲んだんだ。その時、抱いてしまったんだよ」 「リリーもお前の事が好きだったんだな?」 ウニタキはうなづいた。 「今はどこにいるんだ?」 「首里だ。カマに預けてある」 「トゥミと一緒に暮らしているカマか」 「そうだ」 「チルーには黙っているのか」 「黙っていようと思った。しかし、いつかはばれるだろう。どうしようか迷っているんだ」 「難しいな。俺も 「俺の場合は知らなかったでは済まされない」 「そうだな。チルーが知ったら、怒るよりも悲しむだろう」 「そうなんだ。悲しませたくはない」 「今はカマに任せて、子供が生まれてから改めて考えたらいいんじゃないのか」 「ヤンバル(琉球北部)に行った時、リリーの家に行ったんだ。山に囲まれた小さな浜に粗末な小屋がいくつも建っていた。両親はすでに亡くなっていた。兄が跡を継いでいたが、リリーが帰って来た事を喜んでいる様子はなかった。兄弟が多くて、リリーは邪魔者扱いされていたようだ。リリーにはもう帰る家はない。俺が面倒を見なければならないんだ」 「ヤンバルから来た娘だったのか」 「十一歳の時、サミガー 「キラマから来た 「もう少し様子を見る」と言ってウニタキは帰って行った。 正月の七日、 儀式のあと、サハチは首里に行き、思紹とマチルギに会って、ヤマトゥに行った時の行列の事を相談した。京都で見た明国の使者たちの行列の話をして、琉球らしい行列を見せなければならないと言い、朝鮮で手に入れたテピョンソ(チャルメラ)を吹いて聞かせた。 「行列を見るために京都の人たちが大勢、沿道に現れます。琉球の使者として恥ずかしくない行列にしなければなりません」 「それより、来年は誰が行くんじゃ? まさか、お前がまた行くのではあるまいな」 サハチは笑って、「親父がいないのに、俺が行けるわけないでしょう」と言った。 「うむ、留守を頼むぞ」 「それで、誰を行かせるの?」とマチルギが聞いた。 「お前が行くか」とサハチはマチルギに言ったが、お腹が大きいのを見て、「無理だな」と笑った。 「マサンルー(佐敷大親)かヤグルー(平田大親)に行ってもらおう」 「ヤグルーは去年、明国に行ったわ」 「それじゃあ、マサンルーに頼もう。俺の考えなんだが、ヌルと女子サムレーを行列に加わってもらおうと思っているんだ。明国の行列には女たちはいない。琉球には女武者がいる事を京都の人たちに見せたいんだよ」 「面白いかもしれんが、一度、女子サムレーを見せたら、毎年、女子サムレーを連れて行く事になるぞ」 「何人くらい連れて行くの?」とマチルギが聞いた。 「十人じゃ少ないし、二十人は必要だろうな」 「二十人か‥‥‥二十人なら何とかなりそうね。ヌルは誰が行くの?」 「ササでいいんじゃないのか。将軍様(足利義持)とも会っているしな」 「ササが将軍様と会ったのか」と思紹もマチルギも驚いていた。 「ササから聞いていないのですか」 「スサノオの神様の話ばかりで、そんな事は聞いていないわ」 サハチは楽しそうに笑った。 「ササにとって将軍様はどうでもいい存在らしい。頼もしい奴だ。ササは将軍様の奥方様に呼ばれて話し相手になっていたんだよ。その時、将軍様とも会って一緒に食事もしたらしい」 「まったく、あの 「ササとシンシン(杏杏)とシズの三人が呼ばれている。その三人にヌルになってもらえばいいんじゃないのか」 「偽者のヌルなの?」 「シンシンは偽者とは言えまい。ササとずっと一緒にいるからすでに そのあと、音楽の事や衣装の事などを話し合って、音楽はテピョンソと横笛と太鼓を演奏する十人の楽隊を作り、衣装は琉球らしい華やかな着物を用意する事に決まった。 正月十四日、進貢船が船出して行った。正使は中グスク 父親が亡くなると、側室だった母親と一緒に具志頭グスクから追い出され、 初めの頃はグスクを守っていたが、やがて、進貢船の護衛兵となって明国に行くようになる。何度も行っているうちに、明国の言葉を覚えて、兵から従者となった。 サムレー大将は クーチは垣花按司の次男で、妻はウミンター(サミガー大主)の三女だった。 進貢船と一緒に旧港の船も出帆した。ササたちはシーハイイェン(施海燕)とツァイシーヤオ(蔡希瑶)に涙の別れをしていた。短い時間だったが仲よくなりすぎて、別れは辛かった。 「来年もまた来るわ」とシーハイイェンは言った。 「必ずよ。必ず、来てね」とササは言って、「あたしたちもいつか必ず、旧港に行くわ」と約束した。 ササはシーハイイェンのために横笛を吹いた。哀愁の漂う笛の調べは、見送りに来た人たちの涙を誘ったという。 龍天閣から進貢船と旧港の船を見送ったサハチは、 苗代大親はサムレーたちの名簿を見ながら、組替えをやっていた。一番組と二番組の者たちは進貢船に乗れないので、毎年、組替えをしなければならなかった。組替えといっても、すべての組を変えるわけではない。 「大変ですねえ」とサハチは言ってから、「毎年、変えなくてもいいんじゃないですか」と言った。 苗代大親は顔を上げてサハチを見た。 「一番組と二番組の連中がうるさいんじゃよ」 「今年は三回、明国に行く予定です。ヤマトゥにも行くので四回です。今、八番組が行きましたから、次には九番組、三番組、四番組が船に乗る事になります。来年もまた四回行きたいと思っています。九番組の次に一番組の連中を三番組の大将に率いさせて船に乗せたらどうでしょう。次には二番組の連中を四番組の大将に率いさせるのです」 「組替えではなく、頭だけを変えるのか」 「サムレーたちも一年毎に入れ替わっていたら団結できないと思います。同じ釜の飯を食べた仲ですからね。組替えするとしても五年置きくらいでいいと思いますが」 「成程な。その方がわしも楽じゃ。あとで兄貴と相談してみよう。ところで、何かあったのか」 「 「わしも気になっていたんじゃ。今は交替で五十人の兵が守っている。百人に増やした方がいいかもしれんな」 「上間に按司を置いて守らせようと思うのですが」とサハチが言うと、「按司はいらんじゃろう」と苗代大親は首を振った。 「上間グスクは首里グスクの出城に過ぎん。あそこの 確かに叔父の言う通りだった。佐敷に按司を置いていないのに、上間に按司は置けなかった。 「誰かを上間大親に任命して、百人の兵を預ければいい」 サハチはうなづいて、「誰か適任者はいませんか」と苗代大親に聞いた。 「そうじゃのう」と苗代大親は少し考えたあと、「 サハチは嘉数之子を知らなかった。 「嘉数大親の倅でな、もともとはサムレーで、大将になれる器だったんじゃが、親父に呼ばれて、今は 「どうして、戻らないのです?」 「奴は次男でな。長男は浦添グスクで戦死している。やがては父親を継ぐべき男だったそうじゃ。ウニタキに聞いたら、刃向かってくる者以外は斬らなかったというから、そいつは武寧の倅を助けようとして斬られたのかもしれんな。嘉数之子は北の御殿での政務は自分には向いていないとわかっているんじゃが、親父には逆らえんようじゃ。奴なら充分に上間グスクを守る事ができるじゃろう。サムレーたちも嘉数之子が戻ってくれれば喜ぶはずじゃ」 「嘉数大親を説得できますか」 「難しいが、 「わかりました。嘉数之子を任命しましょう」 三日後、嘉数之子は上間大親となり、家族を連れて上間グスクに向かった。キラマから百人の兵が到着次第、今いる五十人は首里に返して、常設の兵となり、上間で暮らす事になる。父親の嘉数大親も諦めたようだった。自分の跡を継がせるよりも、グスクの主に治まった方が、あいつにはふさわしいのかもしれないと考えを改めていた。 サハチはウニタキと一緒に上間グスクを見に行った。小高い丘の上にある小さいグスクだった。石垣に囲まれた 物見櫓があったので登ってみた。いい眺めだった。川を二つ挟んだ向こうに長嶺グスクがよく見えた。北の方には首里グスク、東を見れば与那原グスクのある 「あの辺りにもグスクを築いた方がいいかもしれんな」とウニタキが指さした。 長嶺グスクと川を挟んで向き合っているあたりにある小高い山だった。 「グスクを築く事もなかろう。簡単な砦を造って見張りを置けば大丈夫だろう」 「そうだな」とウニタキはうなづき、「イーカチはチニンチルーと一緒になるそうだ」と言った。 「やはり、 「いや、三星党のまま、絵師になるんだ」 「そうか。屋敷を用意しなけりゃならんな」 「重臣の屋敷か」 「王様のお抱え絵師だからな。重臣の屋敷だろう」 「空いている屋敷はあるのか」 「ファイチの屋敷が空いている」 「そうか。ファイチは島添大里に移ったんだったな」 「お前の家族に会いたいって移ったんだ。島添大里にいた時、チルーがよく面倒を見てくれたんだろう」 「チルーとヂャンウェイ(張唯)は仲がいいよ。子供たちも仲がいい」 「ファイチの屋敷で、婚礼のお祝いをするか。女子サムレーたちも集まって来るだろう」 「そうだな。三星党の奴らは顔を出せんが、首里グスクにいる侍女たち、『まるずや』の連中、それにシズは顔を出せるだろう」 「婚礼が終わったら、栄泉坊と一緒にどんどん絵を描いてもらおう」 「高橋殿の屋敷にあった 「綺麗な 「屏風で思い出したが、ササの護衛はチュージに頼んだ。以前、馬天ヌルの護衛でヤンバルに行っているから心配はいらん」 「ササの護衛とは何の事だ」とサハチは聞いた。 「ヤンバルに行っただろう?」 「何だと、ササがヤンバルに行ったのか」 「知らなかったのか。お前の許可は得たと言っていたぞ」 「そんな事は初耳だ」 「お前にも頼まれているから、スサノオの神様の足跡を探しに行くと言って、シンシンとナナを連れて出掛けて行ったぞ」 「何と無茶な‥‥‥」と言って、 「いつ行ったんだ?」 「浮島でシーハイイェンたちを見送って、そのまま出掛けたようだ」 「まったく、ササにも困ったものだ。母親に似て言い出したら止められん」 「神様の足跡探しだから危険な所には行くまい。ササはヂャン師匠と一緒に一度、ヤンバルに行っている。 サハチはうなづき、「すまんな。ササのわがままにチュージを使って」と謝った。 「なに、最近、敵の動きもあまりないからな。若い者たちをヤンバルまで行かせるのも、丁度いい修行になる」 「ところで、どうして屏風でササを思い出したんだ?」 「宝島で金屏風の前に座らされていただろう」 サハチは思い出して笑った。 突然、黒い雲が流れてきた。 サハチとウニタキは物見櫓から降りた。しばらくして雨が勢いよく降ってきた。 屋敷の軒下から雨を眺めながら、サハチはササたちの無事を祈り、首里のお祭りが終わったら 「 |
上間グスク